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診断と治療

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連載 「症例を俯瞰する総合診療医の眼」 「人気の診療科紹介」 「注目の新薬」.

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2色刷のビジュアルな誌面.

2015年 Vol.103 No.10 2015-10-06

睡眠障害診療の進歩

定価:本体2,500円+税

冊 

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掲載論文

focal point――特集のねらい /松浦雅人
◆睡眠障害の診断関連の最近の進歩について
睡眠と関連した問題を訴える患者の問診・診断 /田ヶ谷浩邦,他
睡眠障害を訴える患者に実施すべき検査 /笹井妙子
睡眠障害国際分類第3版(ICSD-3)改訂のポイント(全般) /山城義広
概日リズム睡眠障害の臨床と病態 /三島和夫
運動疾患/パラソムニア/睡眠時運動障害の鑑別 /鈴木圭輔,他
◆メディカル・トピックス
ナルコレプシーは自己免疫疾患か /本多 真
特殊な睡眠障害 松浦雅人
◆睡眠障害の治療関連の最近の進歩について
睡眠呼吸障害診療の進歩 /名嘉村 博,他
睡眠薬の使い分け /碓氷 章
睡眠障害と漢方薬 /山寺博史
うつ病および時間生物学的治療――薬剤抵抗性症例への応用 /鈴木正泰,他
シフトワークによる睡眠障害の問題点と対処法 /内田 直
認知症にみられる睡眠障害とその治療 /小鳥居 望,他
◆社会情勢と睡眠障害の関連
子どもの夜更かし,朝寝坊 /福水道郎
ブルーライトと睡眠障害 /西多昌規
過労・眠気と自動車事故 /高橋正也
睡眠薬と運転免許 /一杉正仁
◆連載
◎症例を俯瞰する総合診療医の眼
 発熱,頸部痛で受診した69歳女性 /本郷舞依,他
◎人気の診療科紹介
 近森病院循環器内科 /山本哲史
◎注目の新薬
 タイサブリ®(ナタリズマブ) /中原 仁,他
◆原著
Lewy小体型認知症の神経心理学的検討 /岡田和悟,他

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ねらい

 現在の日本は高齢化,夜型化,ストレス社会,シフトワークの常態化などで,睡眠障害のリスクはますます高くなっている.最近の疫学調査では睡眠薬の処方数も投与量も多剤併用傾向も増加しているという.2013年6月には,厚生労働省の研究班と日本睡眠学会のワーキンググループが「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」を策定した.睡眠薬に対する正しい知識を提供し,適切に使用して睡眠薬の恩恵を受ける道筋を明確にすることを目的としている.
 また,2014年3月に,厚生労働省の研究班は健康づくりのための睡眠指針を11年ぶりに見直し,新しい睡眠12か条を公表した.そこでは,若年世代,働く世代,高齢世代といった,ライフステージごとの睡眠指針を提案している.睡眠時間は個体差が大きく,必要とされる睡眠時間は年齢とともに減少し,25歳では平均7時間だが,65歳では6時間となる.睡眠に関する正しい知識をもち,自分にあった睡眠をみつけることが重要であるとしている.
 さらに,2014年の診療報酬改定では,1回の処方において睡眠薬を3剤以上投与した場合に,精神科継続外来支援・指導料を算定できなくなり,睡眠薬は多くても2剤までにとどめるのが原則となった.睡眠薬はこれまで抑制性神経伝達物質であるGABAの働きを増強する鎮静系睡眠薬が主体であったが,2010年には睡眠覚醒リズムを整えるメラトニンの働きを強める睡眠薬が市販された.そして,2014年には脳の覚醒系を賦活するオレキシン受容体を阻害する非鎮静系睡眠薬が市販された.これにより,ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系の2種類の鎮静系睡眠薬,メラトニン作動薬とオレキシン受容体拮抗薬の2種類の非鎮静系睡眠薬が出そろったことになり,新たな睡眠薬の時代を迎えた.
 本号はかかりつけ医の先生方を対象に,睡眠障害の診断と治療をめぐる最近の進歩を特集した.まずは診断の進歩について,続いて治療の進歩について,そして最後に社会と睡眠障害のかかわりについて,それぞれの専門家に解説していただいた.2014年には改正道路交通法と新しい特別刑法が施行され,睡眠障害と運転免許や自動車事故についても解説していただいた.それぞれのテーマが明日からの睡眠障害診療に役立つものと確信している.

田崎病院 松浦雅人

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2017年 Vol.105
No.5 特集/急増中!大人の食物アレルギー最新号
No.4 特集/内科系医師のための災害医療エッセンシャル
No.増刊号 特集/これ一冊でわかる 消化器 診断基準と分類法
No.3 特集/そのお腹,大丈夫? 肥満症のトピックス
No.2 特集/Beyond the textbook 心電図 実践診療で役立つコツ
No.1 特集/実践! 神経救急(neurocritical care)
2016年 Vol.104
No.12 特集/知っておきたい関節リウマチの診断から治療まで
No.11 特集/痛み治療の「いま」に迫る メカニズムから評価・治療の最前線
No.10 特集/よくわかる,臨床で使える「骨粗鬆症」アップデート
No.9 特集/カテーテルを使った最新の治療
No.8 特集/浮腫 ―そのむくみ,放っておいて大丈夫?―
No.7 特集/頭痛診療が得意になる 基礎から最新トピックスまで
No.6 特集/いま知っておきたい,感染症診療最新の動向
No.5 特集/「抗血栓療法の今」を語る
No.4 特集/あの病態ってもしや……? ダイジェスト“IgG4関連疾患”
No.増刊号 特集/糖尿病治療の現在と未来
No.3 特集/高血圧 予後,臓器・血管保護を見据えた治療戦略
No.2 特集/腸内細菌叢からみた臨床の最前線――ベールを脱いだ体内パートナーの機能
No.1 特集/めまい診療の最先端
2015年 Vol.103
No.12 特集/知っておくべき総合診療の現在(いま) 実戦と教育・研究から未来を展望する
No.11 特集/成人の予防接種はどうあるべきか? ―予防医療推進の観点から―
No.10 特集/睡眠障害診療の進歩
No.9 特集/内科が使う自己注射薬
No.8 特集/機能性消化管障害―気のせいでない科学の裏付けと最新治療―
No.7 特集/ここが知りたい認知症診療
No.6 特集/肺高血圧症・肺血栓塞栓症 見逃すことなく最適の治療へ
No.5 特集/アレルギー疾患の診療のpitfalls 好酸球の臨床
No.4 特集/COPDの診断と最新の治療
No.増刊号 特集/心不全のすべて
No.3 特集/時代とともに広がる「糖尿病合併症」の概念
No.2 特集/ここまで変わった 実地診療の食道がん・胃がん・大腸がん
No.1 特集/知っておくべき脳卒中最新治療
2014年 Vol.102
No.12 特集/病院と地域の診療所をつなぐ在宅医療
No.11 特集/肝臓病診療のアップデート
No.10 特集/移植療法の現況と今後の展望
No.9 特集/糖尿病診療2014
No.8 特集/内科医のための更年期症候群診療
No.7 特集/消化管アップデート
No.6 特集/医療関連感染をめぐる最近のトピックス
No.5 特集/日常診療でできる がん検診・がん予防
No.4 特集/実地医家のための渡航医療
No.増刊号 特集/内科救急のファーストタッチ
No.3 特集/ここまで進んだリハビリテーション
No.2 特集/高齢者医療 そのポイントと最新知見
No.1 特集/臨床検査―ここまで進んだ検査の世界
2013年 Vol.101
No.増刊号 特集/主訴から診断へ―臨床現場の思考経路