HOME > 雑誌詳細

雑誌詳細

診断と治療社 | 雑誌詳細:診断と治療

診断と治療

最新の医学情報を最高の執筆陣でお届けする内科総合雑誌のパイオニア!

わが国の内科総合誌のパイオニアで,数ある総合誌のなかでも抜群の安定性と評価を誇る.

新進気鋭の編集委員を迎え,最新情報を盛り込み読みごたえ満点.

連載 「症例を俯瞰する総合診療医の眼」 「人気の診療科紹介」 「注目の新薬」.

増刊号も毎回シャープな切り口と実際的な内容が大好評.

2色刷のビジュアルな誌面.

2016年 Vol.104 No.4 2016-04-07

あの病態ってもしや…? ダイジェスト"IgG4関連

定価:本体2,500円+税

冊 

ページの先頭へ戻る

掲載論文

focal point――特集のねらい /岡崎和一
◆総論
疾患概念と病態生理・疫学 /内田一茂,他
IgG4関連疾患包括診断基準 /梅原久範
IgG4関連疾患の治療の最前線 /神澤輝実,他
◆各論
(漏斗)下垂体病変 /島津 章
神経内科疾患(肥厚性硬膜炎など) /河内 泉,他
Mikulicz病 /高橋裕樹,他
IgG4関連甲状腺疾患 /赤水尚史
IgG4関連心血管病変 /笠島里美
自己免疫性膵炎(AIP) /川 茂幸
IgG4関連硬化性胆管炎・肝病変 /中沢貴宏,他
腎病変・泌尿器病変(前立腺病変など) /水島伊知郎,他
呼吸器病変 /松井祥子
後腹膜線維症 病態・病理・検査,診断,予後,治療 /石坂信和
◆連載
◎症例を俯瞰する総合診療医の眼
右背部から肩関節までの痛みが震えに進展した62歳男性 /泉 学
◎人気の診療科紹介
国立病院機構京都医療センター内分泌・代謝内科 /田上哲也
◎注目の新薬
プラケニル®(ヒドロキシクロロキン硫酸塩) /池田高治
◆臨床例
20 kg以上の減量治療に成功した,軽度知的障害の一例 /長﨑かず子,他

ページの先頭へ戻る

ねらい

 IgG4関連疾患(IgG4-related disease:IgG4-RD)は,2001年のHamanoらによる自己免疫性膵炎(autoimmune pancreatitis:AIP)での高IgG4 血症の報告(N Eng J Med)を契機として,わが国より発信された疾患概念である.2011年に厚生労働省難治性疾患克服事業による本疾患に関する2つの研究班(岡崎班,梅原班)より疾患概念と診断基準が提案され,さらにボストンでの1st International Symposium on IgG4-related diseaseを経て国際的にも新規疾患としての概念が確立された.その後,2つの研究班を統合した千葉班により研究が引き継がれ,2015年7月には厚生労働省の特定疾患(難病)として指定され,新たな時代を迎えた.
 本疾患は,種々の免疫異常や血中IgG4高値に加え,膵,肝胆,唾液腺・涙腺,後腹膜腔など,諸臓器に線維化とIgG4形質細胞浸潤,閉塞性静脈炎などを認める特異な疾患群と考えられている.病態におけるIgG4自体の意義は不明であるが,臨床像は臓器ごとに異なり,自己免疫性膵炎,硬化性胆管炎,後腹膜線維症などでは,著しい線維化による臓器障害が臨床上問題となる一方,リンパ節や涙腺腫大病変では,線維化はほとんど認めらない.ステロイドが有効であることが多いが,病因や長期予後は不明であり,治療法もいまだ確立されていない.一方,疾患概念の普及につれて本症と診断される症例が増加するなかで,本症の特徴でもある高IgG4血症やIgG4陽性形質細胞浸潤は,必ずしも疾患特異的でないこともあり,類似所見を呈する他疾患が本症と誤診される例も増加している.
 以上を背景に,本企画は本疾患をより深く理解していただくために,各臓器病変のスペシャリストの先生方にそれぞれの領域における最新の知見について解説いただいた.
 読者の皆様の明日からの診療の一助となれば幸いである.

関西医科大学内科学第三講座
岡崎和一

ページの先頭へ戻る

当社発行の雑誌は発行から1年後に論文単位でPDFファイルの
ダウンロード購入が可能です.詳細はメディカルオンラインへ

2018年 Vol.106
No.12 特集/内科医のためのスポーツ医学最新号
No.11 特集/一般臨床医のための渡航医学講座
No.10 特集/嚥下障害と誤嚥性肺炎
No.9 特集/コモンディジーズとしての内分泌疾患と電解質異常
No.8 特集/がん診療における心血管合併症:onco-cardi
No.7 特集/便秘と下痢の最前線―診断と治療のパラダ
No.6 特集/サルコペニアと高齢者疾患(仮)
No.5 特集/職場のメンタルヘルス
No.4 特集/腎疾患診療の未来 最新知見のエッセンシ
No.増刊号 特集/イラスト神経診察−OSCEから難病診断そし
No.3 特集/糖尿病診療アップデート 2018
No.2 特集/血管の炎症を俯瞰する
No.1 特集/先制医療 予防医療の最前線
2017年 Vol.105
No.12 特集/内科救急と画像診断・IVR〜検査から治療法
No.11 特集/肺がんアップデート〜基礎から最新トピック
No.10 特集/妊婦さんへの内科治療―リスクと安全を考え
No.9 特集/脂質管理を一歩深める
No.8 特集/不整脈診療 初期対応から先端治療まで
No.7 特集/一般臨床医に必要なてんかんの基礎知識と
No.6 特集/プライマリケアで知っておきたい漢方診療の
No.5 特集/急増中! 大人の食物アレルギー
No.4 特集/内科系医師のための災害医療エッセンシャル
No.増刊号 特集/これ一冊でわかる 消化器 診断基準と分類
No.3 特集/そのお腹、大丈夫? 肥満症のトピックス
No.2 特集/心電図 実践診療で役立つコツ
No.1 特集/実践! 神経救急(neurocritical care)
2016年 Vol.104
No.12 特集/知っておきたい関節リウマチの診断から治療
No.11 特集/痛み治療の「いま」に迫る メカニズムか
No.10 特集/よくわかる,臨床で使える「骨粗鬆症」アッ
No.9 特集/カテーテルを使った最新の治療
No.8 特集/浮腫−そのむくみ 放っておいて大丈夫?−
No.7 特集/頭痛診療が得意になる 基礎から最新トピッ
No.6 特集/いま知っておきたい、感染症診療最新の動向
No.5 特集/「抗血栓療法の今」を語る
No.4 特集/あの病態ってもしや…? ダイジェスト"IgG4関連
No.増刊号 特集/糖尿病治療の現在と未来
No.3 特集/高血圧 予後、臓器・血管保護を見据えた治
No.2 特集/腸内細菌叢からみた臨床の最前線―ベール
No.1 特集/めまい診療の最先端
2015年 Vol.103
No.12 特集/知っておくべき総合診療の現在(いま)
No.11 特集/成人の予防接種はどうあるべきか?
No.10 特集/睡眠障害診療の進歩
No.9 特集/内科が使う自己注射薬
No.8 特集/機能性消化管障害
No.7 特集/ここが知りたい認知症診療
No.6 特集/肺高血圧・肺血栓塞栓症 見逃すことなく最
No.5 特集/アレルギー疾患の診療のpitfalls 好酸球の臨床
No.4 特集/COPDの診断と最新の治療
No.増刊号 特集/心不全のすべて
No.3 特集/時代とともに広がる「糖尿病合併症」の概念
No.2 特集/ここまで変わった 実地診療の食道がん・胃
No.1 特集/知っておくべき脳卒中最新治療
2014年 Vol.102
No.増刊号 特集/内科救急のファーストタッチ