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診断と治療

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2色刷のビジュアルな誌面.

2018年 Vol.106 No.増刊号 2018-03-26

イラスト神経診察−OSCEから難病診断そし

定価:本体7,500円+税

冊 

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掲載論文

カラー口絵
巻頭言/鈴木則宏

Ⅰ 神経診察総論
 1 神経診察とは/吉井文均
 2 神経診察の重要性と特殊性/高嶋修太郎
 3 OSCEにおける神経診察/髙橋愼一
 4 神経学的病巣診断の重要性/荒木信夫
 5 神経診察に必要な診察機器/山脇健盛
 6 神経診察に必要な解剖/野川 茂
 7 神経診察における医療面接(問診)の重要性/山原可奈子,寺山靖夫
 8 神経内科疾患の主訴の多様性/村松和浩

Ⅱ 神経診察各論
A.高次脳機能検査
 1 見当識/吉崎崇仁
 2 失語/吉崎崇仁
 3 失行/伊東大介
 4 失認/佐々木貴浩
B.脳神経の診察
 1 嗅神経/中原 仁
 2 視神経/安富大祐
 3 動眼神経,滑車神経,外転神経/永田栄一郎
 4 三叉神経/岩下達雄,海野佳子
 5 顔面神経/柴田 護
 6 聴神経/小堺有史
 7 舌咽神経・迷走神経/鈴木重明
 8 副神経/小泉健三
 9 舌下神経/佐藤秀樹
C.運動機能の診察
 1 筋萎縮,筋力,麻痺/福岡卓也,高橋一司,山元敏正
 2 筋緊張,不随意運動/長田高志
 3 起立,歩行/長田高志
 4 反射/安部貴人
D.感覚の診察
 1 触覚,痛覚,温度覚/伊澤良兼
E.小脳症状の診察
 1 小脳症状の診察/山口啓二
F.髄膜刺激症状の診察
 1 髄膜刺激症状の診察/清水利彦
G.意識障害患者の神経診察
 1 意識障害患者の神経診察/大木宏一

Ⅲ 神経診察の評価
 1 異常所見から病巣診断へ/伊藤義彰
 2 病巣診断から確定診断へ/髙尾昌樹

索引

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ねらい

 神経内科疾患の診断において,頭部MRIや核医学などの画像検査モダリティーの進歩や生化学的および分子遺伝学的手法の導入は,画期的な進歩をもたらしました.しかし,このような状況にもかかわらず,「神経診察」は神経内科診療において,重要な役割を担い続けています.この理由は,神経診察が,酵素や遺伝子の異常による身体への表現型(phenotype)の変化を,臨床家の手技・技法で的確にとらえることができえる唯一の方法であるからです.
 このため,最近の医学教育においてはOSCE(客観的臨床能力試験)においても神経診察が組み込まれております.しかし,OSCE教育が開始される前からそうでしたが,研修医や一般内科医にとっては神経診察に対する苦手意識は存在しており,多くの臨床現場の先生方もそのような見解をお持ちではないかと推察されます.そこで,本増刊号特集では,神経診察の役割と重要性を十分に理解していただいたうえで,神経診察の実際と解釈についてわかりやく説明することをねらいとしました.しかも,読者の対象として,研修医や一般内科医のみならず,救急外来で神経救急に遭遇する機会の多い救急担当医師,さらにOSCEを受験する医学部学生をも含む広い範囲の医療関係者を考慮しました.そのために,できる限り多くのイラストを用いることにより,診察手技を十分理解し実践できるように工夫しました.したがって,内容をじっくり読む解説書というよりも,外来のデスクの上に置き頻繁に手にとる実践マニュアル的な存在になることを目指しております.
 本書を熟読されることにより,自分自身の神経内科診察により,いかにして患者から重要な情報を得ることができるか,そしてその情報を正しく判断解釈する技術を培うにはどうしたらよいか,さらに得られた所見から神経解剖学の知識を駆使して正確な病巣診断を下すにはどのような修練の方法があるか,等々の課題に対する解答が随所に散りばめられており,神経診察の醍醐味を味わうことができると思います.神経診察からのみ得られる情報の重要さを再認識していただきたいと思います.
 本書の執筆は,私自身がこれまで約40年にわたり神経内科臨床でお世話になった諸先生方,および医学部学生時代から私がゼロから教育し研修医を経て現在神経内科専門医になられて活躍されている新進気鋭の先生方に執筆をお願いしました.執筆者の方々のご協力に満腔の謝意を表します.とりわけ企画からご助言ご協力をいただきました慶應義塾大学医学部神経内科専任講師 清水利彦先生に心から感謝します.
 本書が神経内科医はもちろん,一般内科医,救急担当医,研修医の日々の臨床,さらには医学部学生の役に立つことを祈って巻頭言とさせていただきます.

慶應義塾大学医学部神経内科

鈴木則宏

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2018年 Vol.106
No.10 特集/嚥下障害と誤嚥性肺炎最新号
No.9 特集/コモンディジーズとしての内分泌疾患と電解質異常
No.8 特集/がん診療における心血管合併症:onco-cardi
No.7 特集/便秘と下痢の最前線―診断と治療のパラダ
No.6 特集/サルコペニアと高齢者疾患(仮)
No.5 特集/職場のメンタルヘルス
No.4 特集/腎疾患診療の未来 最新知見のエッセンシ
No.増刊号 特集/イラスト神経診察−OSCEから難病診断そし
No.3 特集/糖尿病診療アップデート 2018
No.2 特集/血管の炎症を俯瞰する
No.1 特集/先制医療 予防医療の最前線
2017年 Vol.105
No.12 特集/内科救急と画像診断・IVR〜検査から治療法
No.11 特集/肺がんアップデート〜基礎から最新トピック
No.10 特集/妊婦さんへの内科治療―リスクと安全を考え
No.9 特集/脂質管理を一歩深める
No.8 特集/不整脈診療 初期対応から先端治療まで
No.7 特集/一般臨床医に必要なてんかんの基礎知識と
No.6 特集/プライマリケアで知っておきたい漢方診療の
No.5 特集/急増中! 大人の食物アレルギー
No.4 特集/内科系医師のための災害医療エッセンシャル
No.増刊号 特集/これ一冊でわかる 消化器 診断基準と分類
No.3 特集/そのお腹、大丈夫? 肥満症のトピックス
No.2 特集/心電図 実践診療で役立つコツ
No.1 特集/実践! 神経救急(neurocritical care)
2016年 Vol.104
No.12 特集/知っておきたい関節リウマチの診断から治療
No.11 特集/痛み治療の「いま」に迫る メカニズムか
No.10 特集/よくわかる,臨床で使える「骨粗鬆症」アッ
No.9 特集/カテーテルを使った最新の治療
No.8 特集/浮腫−そのむくみ 放っておいて大丈夫?−
No.7 特集/頭痛診療が得意になる 基礎から最新トピッ
No.6 特集/いま知っておきたい、感染症診療最新の動向
No.5 特集/「抗血栓療法の今」を語る
No.4 特集/あの病態ってもしや…? ダイジェスト"IgG4関連
No.増刊号 特集/糖尿病治療の現在と未来
No.3 特集/高血圧 予後、臓器・血管保護を見据えた治
No.2 特集/腸内細菌叢からみた臨床の最前線―ベール
No.1 特集/めまい診療の最先端
2015年 Vol.103
No.12 特集/知っておくべき総合診療の現在(いま)
No.11 特集/成人の予防接種はどうあるべきか?
No.10 特集/睡眠障害診療の進歩
No.9 特集/内科が使う自己注射薬
No.8 特集/機能性消化管障害
No.7 特集/ここが知りたい認知症診療
No.6 特集/肺高血圧・肺血栓塞栓症 見逃すことなく最
No.5 特集/アレルギー疾患の診療のpitfalls 好酸球の臨床
No.4 特集/COPDの診断と最新の治療
No.増刊号 特集/心不全のすべて
No.3 特集/時代とともに広がる「糖尿病合併症」の概念
No.2 特集/ここまで変わった 実地診療の食道がん・胃
No.1 特集/知っておくべき脳卒中最新治療
2014年 Vol.102
No.増刊号 特集/内科救急のファーストタッチ