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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

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充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2014年 Vol.81 No.10 2014-09-18

がん・生殖医療の現状と展望

定価:本体2,700円+税

冊 

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掲載論文

企画 青木大輔
1.わが国におけるがん・生殖医療の現状と展望 /吉岡伸人・他
2.女性悪性腫瘍症例に対する配偶子凍結保存の実際 /髙井 泰
3.地域におけるがん・生殖医療ネットワーク /古井辰郎・他
4.がん・生殖医療における倫理的配慮 /己斐秀樹
5.化学療法による卵巣毒性とその対策 /梶山広明
6.化学療法による精巣毒性とその対策 /山本勇人
7.放射線治療による生殖毒性とその対策 /五味弘道・他
8.若年婦人科がん患者へのがん・生殖医療に関する看護カウンセリングの実際 /上澤悦子
9.子宮頸癌の治療と妊孕性温存 /郷久晴朗・他
10.子宮体癌の妊孕性温存療法と不妊治療の実際 /原田美由紀・他
11.卵巣癌の治療と妊孕性温存 /佐藤豊実・他
12.子宮悪性腫瘍患者に対する子宮移植の展望 /木須伊織・他連載

産婦人科教室 私たちの教室紹介 
 宮崎大学医学部産科婦人科学教室 /大西淳仁

若手の最新研究紹介コーナー
 /最上晴太
 /青木早織
 /植田啓一

Essay 外界事情 
 Good Foods and Bad Foods /矢沢珪二郎

Essay 青い血のカルテ 
 ダンテとナルコレプシー /早川 智

症例
 難治性リンパ囊胞に対し腹膜開窓術に加え大網充填を併用し軽快を得た1例 /土井貴之・他
 術前に診断困難であった卵巣Brenner腫瘍の1例 /岡本修平・他

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ねらい

 かつては悪性腫瘍患者の治療といえば,その生命予後をいかに確保するかの一点に尽きていた.やがて診断・治療の進歩により生命を救うことはもとより,よりよいQOLが求められるようになってきた.そして今日では,生殖医療の技術的進歩も相まって,がん患者の妊娠・出産についても様々な選択肢が生まれ,さらに臨床現場においても可能性が広がってきている.
 したがって悪性腫瘍,なかでも婦人科がんの治療に携わるものは,産婦人科医の一員として生殖医療の現状を理解し,いま,自身の患者に何が提供でき,どんな問題があるのかを十分に把握すると同時に原疾患の治療を十分に全うするというバランスが求められている.
 しかしながらこの分野の進歩は日進月歩であり,米国の婦人科腫瘍学会(SGO)ではoncofertilityと称してワークショップやシンポジウムが企画されるなどかなりの注目を集めている.実際の臨床的守備範囲は広く,全貌を個人の努力で把握するにはかなりの努力と時間を費やさねばならないであろう.そこで今回,婦人科がんを中心にがん患者における生殖医療の現状と展望について実際に第一線で取り組んでいる諸氏に端的に示していただくことを企画した.
 まず,がん患者における生殖医療の考え方と現状,展望について今日までの経緯を含めて概説し,婦人科悪性腫瘍自体の診断・治療の時点で知っておくべき事柄についても解説をお願いした.つぎに患者の配偶子の保存方法について,手術と採卵のタイミングなども含めて実際を記していただく一方で,配偶子の凍結保存について知っておくべき倫理的配慮の解説もお願いしている.
 また,各論として,化学療法・放射線療法の生殖毒性とその対策,疾患別には子宮頸癌,子宮体癌,卵巣癌それぞれに対する妊孕性温存の現状についても解説していただく.さらには子宮悪性腫瘍で子宮を失った患者への子宮移植の可能性にもふれ,この1冊で婦人科を中心とした悪性腫瘍患者に対する生殖医療のup to dateの概要と今後の方向性を効率よく把握できることをねらいとした.
(慶應義塾大学医学部産婦人科 青木大輔)

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2017年 Vol.84
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No.1 特集/産科領域における遺伝診療の最前線
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2013年 Vol.80
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