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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

抜群の読みやすさオール2色刷り.一目でキーポイントがわかるレイアウト.

充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2014年 Vol.81 No.12 2014-11-18

よくわかるホルモン補充療法 Q&A

定価:本体2,700円+税

冊 

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掲載論文

企画 若槻明彦

Q1.HRTのこれまでの歴史やこれからの展望について教えて下さい /平光史朗・他
Q2.わが国の女性がHRTについてどのように考えているか教えて下さい /三羽良枝
Q3.HRTで使用できるエストロゲンの種類と特徴について教えて下さい /安井敏之
Q4.エストロゲンのベネフィットやリスクは,経口投与と経皮投与とで異なりますか? /寺内公一 
Q5.黄体ホルモンはすべての女性に必要ですか? /倉林 工
Q6.黄体ホルモンはどの種類も同じですか? /牧田和也
Q7.HRTを行うときに検査は必要ですか? /望月善子
Q8.HRTは何歳まで使用可能ですか? /樋口 毅
Q9.高コレステロール血症でHRTは適応ですか? /山谷日鶴・他
Q10.骨粗鬆症でHRTは適応ですか? /茶木 修
Q11.HRTの際,静脈血栓塞栓症を予防するにはどうしたらよいですか? /岡野浩哉
Q12.婦人科悪性腫瘍治療後のHRTは可能ですか? /髙松 潔・他

連載
産婦人科教室 私たちの教室紹介 
東京慈恵会医科大学産婦人科学講座 /永吉陽子・他

若手の最新研究紹介コーナー /平光史朗

Essay 外界事情 
米国で家庭にとどまる母親は2000年以来,増加傾向に /矢沢珪二郎

Essay 青い血のカルテ 
プリニウスとヴェスヴィウス火山 /早川 智

総説
ベトナムにおける不妊の医療化と生殖ビジネス /日比野由利

症例
囊胞性子宮腺筋症の1例 /加藤慶子・他

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ねらい

 ホルモン補充療法(HRT)は更年期障害以外にも,骨量増加からの骨折予防,脂質代謝や血管機能改善効果からの動脈硬化性疾患発症予防など多くの副次的効果を有する.一方,乳癌や静脈血栓症などの有害事象も有するためかわが国女性のHRT使用頻度は先進国のなかで極めて低率である.このため,HRTのリスク・ベネフィットや使用方法を明確にする目的で,日本産科婦人科学会と日本女性医学学会(旧日本更年期医学会)が共同して2009年にHRTガイドラインを作成した.さらに新たな項目として,「HRTが糖代謝に与える影響」,「HRTが大腸癌・結腸癌に与える影響」,「HRTの口腔における効果」や「悪性腫瘍治療後のHRTと再発リスク」などを追加して2012年に改訂版を発刊した.しかしその後も,明らかなHRT使用頻度の上昇はみられていない.この理由の一つに,HRTの有害事象を危惧して使用を敬遠することがまずあげられる.また,現在の医学部では女性医学の教育が不十分なため,ホルモン剤の種類や使用方法についての知識が乏しく,若手医師がホルモン剤使用を躊躇するのも大きな問題である.本特集では,実地臨床の場でのHRTに関する基本的な質問内容をQ & A方式でまとめてみた.
 最初にHRTの歴史とこれからの展望について解説いただき,次にわが国の女性がHRTにどのような考えをもっているかについて患者アンケート調査を中心に紹介していただいた.また,エストロゲン薬剤の種類と特徴,投与経路での効果の違い,黄体ホルモン併用の必要性や種類での効果の違い,HRTの適応や投与方法と投与量について,HRTの際の検査の必要性についても解説いただいた.さらにはHRTの継続可能年齢,高コレステロール血症や骨粗鬆症でのHRT適応の有無,静脈血栓症などの有害事象を回避する方法,婦人科悪性腫瘍治療後のHRTの可否などについて解説いただいた.
 本特集が若手医師の参考になり,閉経後女性のQOL向上につながることを期待したい.
(愛知医科大学産婦人科学講座 若槻明彦)

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2017年 Vol.84
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