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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

抜群の読みやすさオール2色刷り.一目でキーポイントがわかるレイアウト.

充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2017年 Vol.84 No.1 2016-12-16

産科領域における遺伝診療の最前線

定価:本体2,700円+税

冊 

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掲載論文

企画 田中 守

1.出生前診断における倫理 ― 日本の現状,欧米との比較…平原史樹・他 
2.着床前診断/スクリーニング検査…末岡 浩・他 
3.NIPT:母体血胎児染色体検査の現状と課題…関沢明彦 
4.出生前診断の遺伝カウンセリング…赤石理奈・他 
5.胎児骨系統疾患の遺伝診療…室月 淳 
6.不育症と染色体・遺伝子異常…小澤伸晃・他 
7.周産期疾患と遺伝子解析・診断…右田王介・他 
8.染色体異常発生のメカニズム…宮﨑 純・他 
9.疾患ゲノム解析…鈴木敏史・他 
10.インプリンティング疾患の解析と診断…濱田裕貴・他 
11.わが国における遺伝カウンセリング…三宅秀彦 

連載
若手の最新研究紹介コーナー
分娩とその異常におけるプロゲステロン受容体の機能解析…藤田知子 
来たれ!私たちの産婦人科 第1回 新連載
聖路加国際病院 女性総合診療部…百枝幹雄 
Essay外界事情 
妊娠24週以前のステロイド療法は有効か?…矢沢珪二郎 
Essay青い血のカルテ 
高いワインの脳科学…早川 智 

原著
腹腔鏡下手術時のセプラフィルム®挿入の工夫
— T—バッグ法…宮﨑順秀・他 

症例
妊娠中のCNS lupusによる痙攣発作が原因の
 新生児低酸素性虚血性脳症の1例…中西沙由理・他 
尿路系症状により疑われ,腹腔鏡下手術にて治療し得た,
 深部子宮内膜症の2症例…大歳愛由子・他 
婦人科がん治療後のリンパ浮腫および放射線皮膚炎に
 発生した蜂窩織炎の4症例…東矢俊光・他 

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次号予告

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ねらい

 遺伝診療の広がりは,次世代シークエンサー(next generation sequencer:NGS)などの日進月歩の新しい技術開発・発展とともに進んできており,産科領域においても次々に新しい疾患原因遺伝子が特定され,新しい出生前診断の方法が開発されてきた.一方,そのような技術革新により,たとえばNIPT(non−invasive prenatal test)検査のように,母体からの採血だけで胎児の染色体の数的な異常がわかるようになり,さらに一塩基多型(single nucleotide polymorphisms)のような新しいNIPTの手法を使用すると,染色体部分欠失や父親判定などができるようになってきている.遺伝子解析技術の進歩のスピードを考慮すると,詳細な胎児の遺伝情報のみならず,母親や父親の遺伝情報もわかるようになり,母体の採血のみで,究極の個人情報といわれる胎児と両親のすべての遺伝情報が明らかとなる日は遠くないものと思われる.個人のすべての遺伝情報を収集することが安易かつ安価に可能な時代になってくると,その遺伝情報の取り扱いとともに,実際に検査を受ける前の十分なカウンセリングや倫理的配慮が必要となってきている.
 このような時代に診療を行っている産婦人科医は,最先端の遺伝診療技術に関する最新知見および,現在の日本における倫理的な判断について理解して診療を行う必要がある.そこで今回は,最先端の産婦人科遺伝診療に携わり,日本における遺伝診療,遺伝子診断の分野で活躍されているトップランナーの方にそれぞれの分野での最新知見の解説をお願いするとともに,日本と欧米における倫理的な判断の違いを解説していただくこととした.本特集が,日本の将来における遺伝診療の方向性についても見通せるものとなれば幸甚である.
 カウンセリングや倫理というと一歩引いてしまう産婦人科医も多いと思われるが,本特集を読んで最先端の遺伝診療に理解を深めるとともに,明日からの日常臨床に活かしてもらうことを期待している.
(慶應義塾大学医学部産婦人科 田中 守)

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当社発行の雑誌は発行から1年後に論文単位でPDFファイルの
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2017年 Vol.84
No.7 特集/産婦人科領域における難病を考える
―新たに成立した難病法の視点から
最新号
No.6 特集/他科エキスパートが教える 婦人科医のための合併症管理
No.5 特集/産科出血に立ち向かう
―どこまでできる? 診療所から大学病院まで
No.増刊号 特集/知らなきゃ困る 産婦人科小手術
No.4 特集/骨粗鬆症ベストプラクティス
No.3 特集/Non–ART の不妊症診療—体外受精なしでここまでできる
No.2 特集/ここが知りたい 産婦人科周術期管理
No.1 特集/産科領域における遺伝診療の最前線
2016年 Vol.83
No.12 特集/月経前症候群・月経前不快気分障害の最新知見
No.11 特集/子宮筋腫の最前線
No.10 特集/産婦人科臨床研究最前線
No.9 特集/妊娠と感染症―外来で聞かれてどう説明する?
No.8 特集/骨盤臓器脱と排尿障害Up to Date
No.7 特集/ART最前線
No.6 特集/婦人科がんの診断・治療の最適化を目指して
No.5 特集/不育症 Up to Date
No.増刊号 特集/産婦人科処方実践マニュアル
No.4 特集/中高年女性に多くみられる症候とその対策
No.3 特集/生殖医療における倫理的問題を考える
No.2 特集/OC・LEPガイドライン ポイントの解説
No.1 特集/婦人科がん治療の新機軸
2015年 Vol.82
No.12 特集/分娩管理の新機軸
No.11 特集/婦人科腹腔鏡手術の最前線
No.10 特集/婦人科悪性腫瘍治療に対するドラッグリポジショニングの幕開け―既存薬に秘められた新たな可能性
No.9 特集/胎盤のバイオマーカー
No.8 特集/PIH既往女性の生活習慣病リスクとヘルスケア
No.7 特集/黄体ホルモンの基礎から臨床まで
No.6 特集/遺伝性乳癌卵巣癌のマネージメント
No.5 特集/無痛分娩Up to Date
No.増刊号 特集/よくわかる検査と診断
No.4 特集/OC・LEPの静脈血栓塞栓症リスク Q&A
No.3 特集/女性アスリートを診る ―産婦人科的問題とその対策
No.2 特集/血管新生を標的とした婦人科癌治療
No.1 特集/ワンランク上の妊婦健診
2014年 Vol.81
No.12 特集/よくわかるホルモン補充療法 Q&A
No.11 特集/産婦人科における漢方の理論と実践
No.10 特集/がん・生殖医療の現状と展望
No.9 特集/女性のうつ
No.8 特集/女性と静脈血栓塞栓症
No.7 特集/多囊胞性卵巣症候群(PCOS) Up to Date
No.6 特集/オミックスデータからみた婦人科疾患と遺伝情報の解釈  -システム生物学の理解と通した婦人科腫瘍学の新展開
No.5 特集/妊産婦と脳血管疾患
No.増刊号 特集/産婦人科手術 Up to Date
No.4 特集/女性と感染症Up to Date
No.3 特集/幹細胞と生殖医学
No.2 特集/がん免疫療法の最前線
No.1 特集/新たな早産予防戦略
2013年 Vol.80
No.増刊号 特集/ホルモン療法実践マニュアル