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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

抜群の読みやすさオール2色刷り.一目でキーポイントがわかるレイアウト.

充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2017年 Vol.84 No.3 2017-02-17

Non–ART の不妊症診療—体外受精なしでここまでできる

定価:本体2,700円+税

冊 

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掲載論文

企画 大須賀 穣

1.Non–ARTの不妊症診療を考える / 久慈直昭・他 
2.基礎体温,ホルモン検査,超音波検査のコツ / 福田雄介・他
3.子宮卵管造影のコツ / 長島 隆・他
4.精液検査のコツ / 岩本晃明・他
5.頸管粘液検査・Huhner検査のコツ / 五十嵐敏雄
6.子宮鏡検査とポリープ切除術 / 小野修一・他
7.腹腔鏡検査と卵管形成術 / 佐藤健二
8.タイミング指導のコツ / 千石一雄・他 
9.Non–ARTでの卵巣刺激のコツ / 大石 元
10.人工授精のコツ / 祝井麻希・他 
11.子宮筋腫,子宮内膜症,子宮腺筋症合併不妊へのアプローチ / 鈴木達也・他
12.PCOS合併不妊へのアプローチ / 馬場 剛・他
13.高プロラクチン血症合併不妊へのアプローチ / 北原慈和・他
14.甲状腺機能異常合併不妊へのアプローチ / 平岡毅大・他
15.効果的なART施設への紹介 / 城田京子・他 

連載
若手の最新研究紹介コーナー
体外受精が初期胚のゲノム・エピゲノムに与える影響の解析 / 久須美真紀
多価不飽和脂肪酸がヒト卵子の受精・胚発生能に及ぼす影響について / 銘苅桂子
来たれ!私たちの産婦人科 第3回
倉敷成人病センター 産婦人科 / 安藤正明
Essay 外界事情 
望まない妊娠 / 矢沢珪二郎 
Essay 青い血のカルテ 
ヴェニスの商人とシャイロック―ユダヤ人はなぜ頭がよいのか / 早川 智 

症例
先天性血栓性素因を有し術後6日目に肺血栓塞栓症を発症した若年性卵巣癌の1例 / 三澤俊哉・他 
広汎子宮全摘術後に孤立性副腎転移をきたした子宮頸部小細胞癌の1例 / 河合要介・他 
多発性肝膿瘍を合併した卵巣癌肉腫の1例 / 清野朝史・他 

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ねらい

 不妊症はカップルの10~15%程度にみられる,極めて一般的な疾患である.このため,多くの患者はまず近医を受診する.2015年,不妊症の定義において妊娠の成立をみない一定期間が1年と短縮されたため,不妊症患者の受診の増加が予想される.不妊症診療においては生殖補助医療(assisted reproductive technology:ART)が最終的な高度の不妊治療として進歩してきたが,実際にはARTによらずに多くの不妊症患者が妊娠し,生児を得ている.すなわち,不妊症診療の現場においてARTが不要な多くの患者が存在しており,そのような患者をいかに効率よく妊娠させるかが,かかりつけの産婦人科医の腕の見せどころである.
 一見,一般不妊診療は昔と変わっていないように思われるが,実はARTの進歩により判明した多くの知見を取り入れ,一般不妊診療も着実な進歩をみせている.これと並行して,ARTの存在する現在において,一般不妊診療を行う際の心構えや患者への説明も大きく様変わりしてきた.通院頻度が高く,タイミングに合わせて通院が必要となる不妊症診療において,頼れる近医の存在は患者にとって大きな社会的福音でもある.
 本特集では広く不妊症診療を行っている専門家の先生方にNon−ARTの不妊症診療の最新知見,コツ,ピットフォールなどを解説していただくこととした.Non−ARTの不妊症診療は産婦人科医の誰にでもできる一方で,自分の行っている不妊症診療が適切かどうかわかりにくく,漫然と効率の悪い治療を繰り返す危険性もはらんでいる.本特集をご覧いただき,先生方の日常の診療をブラシュアップしていただければ幸甚である.また当然ではあるが,体外受精(in vitro fertilization:IVF),卵細胞質内精子注入法(intracytoplasmic sperm injection:ICSI)への適切なステップアップも不妊症診療において常に考えておかなければならない.自施設でARTが実施できないときに,どのようにART施設に紹介するかのポイントも本特集に含めたので,お役立ていただければありがたい.
(東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座 大須賀 穣)

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2017年 Vol.84
No.7 特集/産婦人科領域における難病を考える
―新たに成立した難病法の視点から
最新号
No.6 特集/他科エキスパートが教える 婦人科医のための合併症管理
No.5 特集/産科出血に立ち向かう
―どこまでできる? 診療所から大学病院まで
No.増刊号 特集/知らなきゃ困る 産婦人科小手術
No.4 特集/骨粗鬆症ベストプラクティス
No.3 特集/Non–ART の不妊症診療—体外受精なしでここまでできる
No.2 特集/ここが知りたい 産婦人科周術期管理
No.1 特集/産科領域における遺伝診療の最前線
2016年 Vol.83
No.12 特集/月経前症候群・月経前不快気分障害の最新知見
No.11 特集/子宮筋腫の最前線
No.10 特集/産婦人科臨床研究最前線
No.9 特集/妊娠と感染症―外来で聞かれてどう説明する?
No.8 特集/骨盤臓器脱と排尿障害Up to Date
No.7 特集/ART最前線
No.6 特集/婦人科がんの診断・治療の最適化を目指して
No.5 特集/不育症 Up to Date
No.増刊号 特集/産婦人科処方実践マニュアル
No.4 特集/中高年女性に多くみられる症候とその対策
No.3 特集/生殖医療における倫理的問題を考える
No.2 特集/OC・LEPガイドライン ポイントの解説
No.1 特集/婦人科がん治療の新機軸
2015年 Vol.82
No.12 特集/分娩管理の新機軸
No.11 特集/婦人科腹腔鏡手術の最前線
No.10 特集/婦人科悪性腫瘍治療に対するドラッグリポジショニングの幕開け―既存薬に秘められた新たな可能性
No.9 特集/胎盤のバイオマーカー
No.8 特集/PIH既往女性の生活習慣病リスクとヘルスケア
No.7 特集/黄体ホルモンの基礎から臨床まで
No.6 特集/遺伝性乳癌卵巣癌のマネージメント
No.5 特集/無痛分娩Up to Date
No.増刊号 特集/よくわかる検査と診断
No.4 特集/OC・LEPの静脈血栓塞栓症リスク Q&A
No.3 特集/女性アスリートを診る ―産婦人科的問題とその対策
No.2 特集/血管新生を標的とした婦人科癌治療
No.1 特集/ワンランク上の妊婦健診
2014年 Vol.81
No.12 特集/よくわかるホルモン補充療法 Q&A
No.11 特集/産婦人科における漢方の理論と実践
No.10 特集/がん・生殖医療の現状と展望
No.9 特集/女性のうつ
No.8 特集/女性と静脈血栓塞栓症
No.7 特集/多囊胞性卵巣症候群(PCOS) Up to Date
No.6 特集/オミックスデータからみた婦人科疾患と遺伝情報の解釈  -システム生物学の理解と通した婦人科腫瘍学の新展開
No.5 特集/妊産婦と脳血管疾患
No.増刊号 特集/産婦人科手術 Up to Date
No.4 特集/女性と感染症Up to Date
No.3 特集/幹細胞と生殖医学
No.2 特集/がん免疫療法の最前線
No.1 特集/新たな早産予防戦略
2013年 Vol.80
No.増刊号 特集/ホルモン療法実践マニュアル