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診断と治療社 | 雑誌詳細:小児科診療

小児科診療

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2015年 Vol.78 No.9 2015-08-10

実地臨床に役立つ食物アレルギーの最新情報

定価:本体2,600円+税

冊 

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掲載論文

序 文  /‌勝沼俊雄
 
Ⅰ 基本情報
最新の疫学情報  /‌今井孝成
抗原感作のメカニズム  /‌海野浩寿
耐性獲得のメカニズム  /‌大嶋勇成
 
Ⅱ 診 断
in vitro検査  /‌木村光明
負荷試験:標準化へ向けた試み  /‌藤澤隆夫
 
Ⅲ 対 応
除去食対応:代替食含む  /‌齋藤秀憲・他
経口免疫療法  /‌長門(伊藤)直香
経皮免疫療法  /‌山口公一
集団生活でのアナフィラキシー対応  /‌赤司賢一・他
 
Ⅳ 食物アレルギー各論
卵  /‌小島博之・他
牛 乳  /‌手塚純一郎
小麦・そば  /‌福田啓伸・他
甲殻・軟体・魚類  /‌中島陽一・他
フルーツ  /‌西田 豊・他
ナッツ類  /‌漢人直之
 
Ⅴ その他の食物アレルギー
新生児—乳児消化管アレルギー  /‌野村伊知郎
食物依存性運動誘発アナフィラキシー(FEIAn)  /‌植田 穣・他
クラス2食物アレルギー  /‌高増哲也

Ⅵ Q & A
外来・実地臨床に役立つQ & A  /‌勝沼俊雄

論 説
答えのない質問  /‌関口進一郎

薬剤の臨床
カルニチン無添加経管栄養剤使用者における2次性カルニチン欠乏症の実態と治療  /‌川添保代・他

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ねらい

勝沼俊雄  /‌‌東京慈恵会医科大学附属第三病院小児科

 食物アレルギーは増加傾向にあります.有病率は乳児期で10%程度(20~30万人),学童期で2%程度(30~40万人)と推定されています.また,食物アレルギーに基づくアナフィラキシーショック既往児は0.1%(2万人)程度存在すると考えられています.
 食物アレルギー患者,特に小児はアナフィラキシー・リスクを有するため,本人・家族の不安には強いものがあるように感じられます.そのためか,一般の小児科外来では,食物アレルギーに関するご相談が,非常に多いようです.
 近年は,食物アレルギーに関する研究が進み,新しい知見が集積されています.食物アレルギーに関する「常識の転換点」ともいえる時期に,今,私たちはいるのかもしれません.例えば,食物アレルギーの発症メカニズムに関しては,従来の胎内感作説に代わって,近年は経皮感作説が提唱されるに至りました.診断に関しても抗原コンポーネントなど新たな方法が注視されています.対応については,その基本が原因食物の除去にあることに変わりはないものの,積極的な治療的介入として免疫療法が注目され標準化の期待が高まっています.このように,食物アレルギーのメカニズム,診断,対応に関し,従来の常識とはベクトルの向きを変えながら,新たな展開が加速的に進んでいるといえます.
 一方で,食物アレルギーを有する小児と家族が,依然として不安や問題を抱えて生活している現実も見逃せません.すなわちアレルギー・アナフィラキシーの誘発に対する不安とともに,集団生活での除去食に伴う患児・家族のストレスやQOLの低下が問題となります.
 本特集は,必ずしもアレルギーがご専門ではない読者の皆様に,お読みいただいたその時から実地臨床にお役立ていただけるよう,企画しました.案外見落としがちな疾患・領域も含めて,幅広いテーマを選択しました.わが国を代表するエキスパートたちに,最新の食物アレルギー情報をわかりやすくご呈示いただいております.
 本特集が,皆さまの食物アレルギー診療の一助となることを心より祈念いたしております.

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