HOME > 雑誌詳細

雑誌詳細

診断と治療社 | 雑誌詳細:小児科診療

小児科診療

最新の情報からベーシックな知識までわかりやすくお届けします!

読者の要望にお応えすべくup-to-dateな特集を提供.内容の充実とわかりやすい解説に腐心しました.

一目で要点をとらえ,本文へ読みすすみやすいレイアウト.

「増刊号」・「特大号」を年各1冊発行.読者の厚い信頼に応える内容で日常診療に不可欠な情報満載.

連載「Photo Quiz」ではビジュアルに画像診断のポイントを解説.

2015年 Vol.78 No.10 2015-09-11

より良いプライマリ・ケアのための最新「かぜ」情報

定価:本体2,600円+税

冊 

ページの先頭へ戻る

掲載論文

序 文  /成相昭吉
 
Ⅰ プライマリ・ケアに役立つ「かぜ」の総論
「かぜ」診療に必要なポリシー  /西村龍夫
乳幼児の生理的な鼻汁と鼻漏  /工藤典代
乳幼児の生理的な咳嗽  /岡田賢司
呼吸器ウイルス感染症に関する総論:疫学情報を中心に  /奥野英雄

Ⅱ 「かぜ」を引き起こす代表的なウイルス感染症
ライノウイルス感染症  /木須友子・他
RSウイルス感染症  /堤 裕幸・他
ヒトメタニューモウイルス感染症  /菊田英明
エンテロウイルス感染症  /川崎幸彦
アデノウイルス感染症  /堀越裕歩

Ⅲ 「かぜ」の続発症と併発症
急性中耳炎  /林 達哉
細菌性肺炎  /星野 直
細菌性副鼻腔炎  /成相昭吉
気管支喘息発作  /宮地裕美子

Ⅳ 「かぜ」への標準的な治療とは?
「かぜ」への適切な対症療法を考える  /田中敏博
解熱薬の是非を考える  /吉田 均
「かぜ」診療における抗菌薬の適正使用  /佐藤公則・他
「かぜ」の漢方治療  /森 蘭子

論 説
子どもの安全考  /勝沼俊雄

原 著
乳児期以降に排便困難を呈して発見される直腸肛門奇形:anorectal stenosisの3例  /音田泰裕・他

ページの先頭へ戻る

ねらい

成相昭吉  /‌横浜南共済病院小児科

 毎日の外来診療や一次救急,すなわちプライマリ・ケアにおいて,私たち小児科医の臨床診断は,「かぜ」が最も多いのではないでしょうか.
 「かぜ」は呼吸器ウイルス感染症で,その症状は自然に「起承転結」をたどり改善するはずです.しかし,実は私たち小児科医の多くが「かぜ」について理解が不十分で,養育者への説明が適切でないため互いに不安を払拭できず,結果として不要な治療の提供,特に必要のない抗菌薬療法を行ってしまう,という状況に陥っていることが少なくないように感じていました.そこで今回,改めて「かぜ」について最新の知見をまとめ,整理してみようと考え,本特集を企画しました.
 まず,「かぜ」のお子さんとその養育者に適切な対応を実践するために必要な理念を述べていただきました.次いで,「病的」な症状と判別する必要がある生理的な呼吸器症状について解説していただきました.そして近年,ウイルスの遺伝子検査の進歩により,呼吸器ウイルス感染症の疫学と臨床像がより明確になってきましたので,最新の呼吸器ウイルス感染症に関する知見をご解説いただきました.続いて,「かぜ」に続発する細菌感染症と呼吸器ウイルス感染症が増悪因子となる気管支喘息について解説していただきました.前者では,細菌ワクチン導入による変化にも言及していただきました.最後に,「かぜ」への対症療法や解熱薬の功罪に加え,不適切な抗菌薬を処方しないための基本的な考え方と実践的な漢方薬の処方についてもご解説いただきました.
 ご執筆いただいたのは,第一人者の先生方,臨床の第一線でご活躍の経験が豊富な先生方,学会でのオピニオンリーダーの先生方とともに将来が期待される若い先生方です.精読してみますと,いずれの原稿も熱い情熱をもってご執筆くださったことを実感しました.読者の先生方の日常診療,プライマリ・ケアに必ず役立つものと確信しています.
 本特集の情報が,小児のプライマリ・ケアを担う多くの臨床家の先生方とともに,一次救急を担う若い先生方にとって有益なものとなり,「かぜ」の臨床診断と養育者への十分な説明に役立ち,適切な治療を提供する際の一助になることを願っています.

ページの先頭へ戻る

当社発行の雑誌は発行から1年後に論文単位でPDFファイルの
ダウンロード購入が可能です.詳細はメディカルオンラインへ

2017年 Vol.80
No.9 特集/症例から学ぶ感染症診療のコツ最新号
No.8 特集/新しいガイドラインに基づいた最新の夜尿症診療
No.7 特集/新・発達障害支援~小児科医へのメッセージ
No.6 特集/そうだったのか! 今すぐ役立つ小児内分泌のコツ
No.5 特集/研修医が知っておくべき境界領域疾患
No.増刊号 特集/小児科ケースカンファレンス
No.4 特集/今ここでステロイドを再考する
-common diseaseから専門領域まで-
No.3 特集/乳幼児期発症神経疾患のファーストタッチから専門診療へ
No.2 特集/抗菌薬療法UP-TO-DATE
No.1 特集/小児循環器のファーストタッチから専門診療へ
2016年 Vol.79
No.12 特集/先天異常症候群の新しい展開
No.11 特集/特大号/学校保健パーフェクトガイド
No.10 特集/日本発アレルギー研究最新情報
No.9 特集/ベテラン小児科医が伝授する入院管理・診療のコツ
No.8 特集/小児救急で求められる単純X線写真
No.7 特集/小児循環器治療の最前線-クスリとデバイス
No.6 特集/先天代謝異常症-エキスパートによる最新情報-
No.増刊号 特集/小児の症候群
No.5 特集/研修医のための乳幼児健診のすすめ
No.4 特集/これからどうなる!? 日本の予防接種
No.3 特集/症例から学ぶ小児心身症
No.2 特集/小児在宅医療のエッセンス
-必要な知識・技術から緩和ケアまで-
No.1 特集/子どもの外傷~小児科医でもできること,
小児科医だからこそできること~
2015年 Vol.78
No.12 特集/小児血液・腫瘍性疾患の診断と治療のトピックス
No.11 特集/特大号/見てわかる小児の皮膚疾患
No.10 特集/より良いプライマリ・ケアのための最新「かぜ」情報
No.9 特集/実地臨床に役立つ食物アレルギーの最新情報
No.8 特集/小児リウマチ性疾患の最新治療
No.7 特集/小児呼吸器疾患をあなどるな!
No.6 特集/小児の輸液・栄養管理の基礎と実践
No.5 特集/よくわかる 小児感染症の基礎知識
No.増刊号 特集/疾患からみる画像診断の進め方・読み方
No.4 特集/日常診療で役立つ小児整形外科の知識
No.3 特集/症例から学ぶ川崎病の診断・治療・管理のエッセンス
No.2 特集/けいれん性疾患の最新の治療
No.1 特集/新生児室のルーチンとトピックス
2014年 Vol.77
No.12 特集/発達障害の臨床-子どもの心の診療として
No.11 特集/特大号/保護者への説明マニュアル
No.10 特集/アレルギー疾患におけるアレルゲン再考
No.9 特集/知っておきたい小児保健のエッセンス
No.8 特集/日常診療に活かす小児の漢方
No.7 特集/小児科医の疑問に答える-耳鼻咽喉科の知識
No.6 特集/日常診療で遭遇する小児腎泌尿器疾患とトピックス
No.5 特集/若手小児科医のための臨床研究入門
No.増刊号 特集/小児の治療指針
No.4 特集/感染症ケースカンファレンス
No.3 特集/一般小児科医のための新生児対応パーフェクトガイド
No.2 特集/ベテラン小児科医が伝授する外来診療のコツ
No.1 特集/災害医学とpreparedness-子どもたちを護るために
2013年 Vol.76
No.11 特集/特大号/わかる心電図-病態に迫る判読のコツ
No.増刊号 特集/理解して出そう小児の検査―オーダー・手技・解釈
2012年 Vol.75
No.増刊号 特集/小児の診療手技100
2011年 Vol.74
No.増刊号 特集/子どもの臨床検査―症候から診断・治療へ
2008年 Vol.71
No.増刊号 特集/増刊号/目で見る最新の超音波診断
2007年 Vol.70
No.増刊号 特集/増刊号/症候からみた小児の診断学