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診断と治療社 | 雑誌詳細:小児科診療

小児科診療

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2017年 Vol.80 No.1 2016-12-12

小児循環器のファーストタッチから専門診療へ

定価:本体2,700円+税

冊 

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掲載論文

序 文  /山岸敬幸 

Ⅰ.主要症候に対するファーストタッチ
チアノーゼ  /中川直美 
体重増加不良  /前田 潤 
心音の異常・心雑音  /深澤隆治・他 
胸 痛  /土橋隆俊 
失 神  /増谷 聡 
ショック・CPA  /安田 幹 

Ⅱ.主要疾患に対するファーストタッチ
心臓構造異常  /田中靖彦 
不整脈  /岩本眞理 
心筋疾患  /小垣滋豊 
特発性(遺伝性)肺動脈性肺高血圧症  /福島裕之 
川崎病  /宮田功一・他 

Ⅲ.主要疾患に対する専門診療
心臓構造異常  /坂本喜三郎 
不整脈  /住友直方 
心筋疾患・重症心不全  /清水美妃子 
肺動脈性肺高血圧症  /佐地 勉・他 
川崎病  /山村健一郎 

症例報告
乳児期に発症した頻拍誘発性心筋症の1例  /山田浩之・他 

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ねらい

山岸敬幸  /慶應義塾大学医学部小児科

 昨今,小児科医は「子どもの総合診療医」であることが求められています.ファーストタッチの診療を総合的に担う「小児総合診療科」が開設され,初期および後期臨床研修医の必修研修の場にもなっています.また,地元の開業医,医療施設の先生方は,従来から小児のファーストタッチを担い,地域の小児医療を支えています.その一方で,高次医療施設における小児専門医療の進歩により,多くの重篤な疾患の小児が救命され,QOLの向上がもたらされる機会も増えています.このような時代背景の中,ファーストタッチにおける鑑別診断と適切なトリアージ,すなわち「ファーストタッチから専門診療へ」の円滑な連携の重要性が増しています.そこで,ファーストタッチを担当する医療者と,専門診療を担当する医療者が,お互いの連携の中でそれぞれのポイントについて理解を深めることができるような特集を考えました.本号は,命に直結する機会が多く,ファーストタッチから専門診療への連携が特に重要と思われる小児循環器領域の企画になりました.
 本号の構成にあたっては,まず小児循環器領域の主要症候として,チアノーゼ,体重増加不良,心音の異常・心雑音,胸痛,失神,ショックの6つを取り上げました.いずれも循環器疾患を疑わせる重要な症候ですが,実際の診療現場でのファーストタッチでは,性急に循環器疾患と決めつけず,適切に鑑別診断する必要があります.そこで,特に臨床医として経験豊富な先生方に,小児疾患の広い範囲での鑑別診断について概説していただくのと同時に,循環器疾患を特に疑う所見や病状の特徴について掘り下げてご執筆いただきました.さらに,小児循環器疾患を疑った場合に専門医に連携する適切なタイミング・ポイントについて,詳しく解説していただきました.ショックではファーストタッチそのものが特に重要な初期対応ですので,AEDを含めた一次救命処置,PALSを含めた二次救命処置について解説していただきました.
 第Ⅱ部以降では,小児循環器領域の主要疾患として,心臓構造異常(先天性心疾患),不整脈,心筋疾患,肺高血圧症,川崎病の5つを取り上げました.専門診療に熟知された先生方に,ファーストタッチのポイントとして,これら主要疾患を初診時に疑うコツを中心にご執筆いただきました.そして,診断および初期治療のプロセス,専門診療医に連携するタイミング・ポイントを,図・フローチャートを用いて説明していただいています.さらに第Ⅲ部では,各主要疾患を専門的に治療・管理されている第一線の専門医の先生方に,最先端の専門診療の実際について,ファーストタッチを担う臨床研修医,勤務医,開業医,一般小児科医の先生方に向けてご執筆いただきました.専門医療施設に紹介された子どもたちが,どのような治療・管理を受けるのか,理解していただければ幸いです.そして,この1冊が地域の小児医療から専門施設へ,小児総合診療科から専門科へ,研修医から専門医へ,などの連携をより円滑にし,多くの子どもたちが救われることにお役に立てば,企画編集担当者として誠に嬉しく思う次第です.

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2017年 Vol.80
No.7 特集/新・発達障害支援~小児科医へのメッセージ最新号
No.6 特集/そうだったのか! 今すぐ役立つ小児内分泌のコツ
No.5 特集/研修医が知っておくべき境界領域疾患
No.増刊号 特集/小児科ケースカンファレンス
No.4 特集/今ここでステロイドを再考する
-common diseaseから専門領域まで-
No.3 特集/乳幼児期発症神経疾患のファーストタッチから専門診療へ
No.2 特集/抗菌薬療法UP-TO-DATE
No.1 特集/小児循環器のファーストタッチから専門診療へ
2016年 Vol.79
No.12 特集/先天異常症候群の新しい展開
No.11 特集/特大号/学校保健パーフェクトガイド
No.10 特集/日本発アレルギー研究最新情報
No.9 特集/ベテラン小児科医が伝授する入院管理・診療のコツ
No.8 特集/小児救急で求められる単純X線写真
No.7 特集/小児循環器治療の最前線-クスリとデバイス
No.6 特集/先天代謝異常症-エキスパートによる最新情報-
No.増刊号 特集/小児の症候群
No.5 特集/研修医のための乳幼児健診のすすめ
No.4 特集/これからどうなる!? 日本の予防接種
No.3 特集/症例から学ぶ小児心身症
No.2 特集/小児在宅医療のエッセンス
-必要な知識・技術から緩和ケアまで-
No.1 特集/子どもの外傷~小児科医でもできること,
小児科医だからこそできること~
2015年 Vol.78
No.12 特集/小児血液・腫瘍性疾患の診断と治療のトピックス
No.11 特集/特大号/見てわかる小児の皮膚疾患
No.10 特集/より良いプライマリ・ケアのための最新「かぜ」情報
No.9 特集/実地臨床に役立つ食物アレルギーの最新情報
No.8 特集/小児リウマチ性疾患の最新治療
No.7 特集/小児呼吸器疾患をあなどるな!
No.6 特集/小児の輸液・栄養管理の基礎と実践
No.5 特集/よくわかる 小児感染症の基礎知識
No.増刊号 特集/疾患からみる画像診断の進め方・読み方
No.4 特集/日常診療で役立つ小児整形外科の知識
No.3 特集/症例から学ぶ川崎病の診断・治療・管理のエッセンス
No.2 特集/けいれん性疾患の最新の治療
No.1 特集/新生児室のルーチンとトピックス
2014年 Vol.77
No.12 特集/発達障害の臨床-子どもの心の診療として
No.11 特集/特大号/保護者への説明マニュアル
No.10 特集/アレルギー疾患におけるアレルゲン再考
No.9 特集/知っておきたい小児保健のエッセンス
No.8 特集/日常診療に活かす小児の漢方
No.7 特集/小児科医の疑問に答える-耳鼻咽喉科の知識
No.6 特集/日常診療で遭遇する小児腎泌尿器疾患とトピックス
No.5 特集/若手小児科医のための臨床研究入門
No.増刊号 特集/小児の治療指針
No.4 特集/感染症ケースカンファレンス
No.3 特集/一般小児科医のための新生児対応パーフェクトガイド
No.2 特集/ベテラン小児科医が伝授する外来診療のコツ
No.1 特集/災害医学とpreparedness-子どもたちを護るために
2013年 Vol.76
No.11 特集/特大号/わかる心電図-病態に迫る判読のコツ
No.増刊号 特集/理解して出そう小児の検査―オーダー・手技・解釈
2012年 Vol.75
No.増刊号 特集/小児の診療手技100
2011年 Vol.74
No.増刊号 特集/子どもの臨床検査―症候から診断・治療へ
2008年 Vol.71
No.増刊号 特集/増刊号/目で見る最新の超音波診断
2007年 Vol.70
No.増刊号 特集/増刊号/症候からみた小児の診断学