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診断と治療社 | 雑誌詳細:小児科診療

小児科診療

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2020年 Vol.83 No.7 2020-06-12

研修医と指導医に贈る 小児科学研究・論文のススメ

定価:本体2,800円+税

冊 

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掲載論文

序 文  /山岸敬幸

Ⅰ.研修医に贈る 研究の仕方・論文の書き方
臨床の現場における研究・論文作成の意義と楽しさ  /香坂 俊
医学論文の文章構成  /小枝達也
症例報告の書き方  /古庄知己
臨床研究の実際  /森川和彦
生物統計学の基礎  /大庭真梨
臨床研究論文の書き方  /小林 徹

Ⅱ.指導医に贈る 研究・論文指導の方法
研修医と指導医に贈る 科学論文のススメ  /山岸敬幸
症例報告を指導する  /長谷川奉延
臨床研究論文を指導する  /三浦 大

Ⅲ.活躍する小児科physician-scientistsの研究:大学院生編
大学院での研究生活  /山下 基
あなたは大学院に入るべきか?  /渡邉健太郎

Ⅳ.活躍する小児科physician-scientistsの研究:開業医編
開業医でもここまでできる臨床研究  /牟田広実
小児プライマリ・ケアにおけるリサーチマインド  /杉村 徹

Ⅴ.活躍する小児科physician-scientistsの研究:勤務医編
医者は死して何を残す?  /鳴海覚志
physician-scientistsの研究:小児腎臓病  /野津寛大
小児循環器の臨床につなげる発生学・再生医学研究  /古道一樹
小児がんにおけるbedとbenchをつなぐ橋渡し研究  /滝田順子

症例報告
Basedow病と免疫性血小板減少性紫斑病を合併し,治療経過中にSjogren症候群に気づかれた多腺性自己免疫症候群3型の1例  /多賀谷 翠・他
抗NMDA受容体脳炎女児例における早期診断のポイント  /沼田 遥・他

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ねらい

山岸敬幸  /慶應義塾大学医学部小児科

 日本小児科学会・小児科専門医試験において,2017年から研究・論文執筆経験が受験資格として導入されました.学会が指定する医学誌への,原著論文(症例報告を含む)の掲載が必要条件となりました.しかし,小児科研修医の実態は,厳しいものではないでしょうか.日常臨床に小児特有の経験と技術,そして長時間の労働を求められる小児科においては,臨床と研究の両立は容易でなく,研究をしたくても,また論文を書きたくても機会に恵まれないケースも少なくありません.そして研修医を教える指導医にも,同じような苦悩があると思います.
 そこで今回,研修医だけでなく指導医も対象として,「論文の書き方」と「症例報告および臨床・基礎研究の進め方」をテーマとして,特集を企画させていただきました.前半は研修医向けに,医学研究や科学論文にとても精通され,ご講演など数多くされていらっしゃる先生方に,やさしくわかりやすい解説をいただきました.すべて,指導医にも役立つ内容であり,また,論文を指導するうえでのエッセンスもまとめていただきました.
 昨今,がん個別医療,再生医療,ゲノム解析・編集技術などの発展により,医学研究は大きく変容しています.また,プライマリ・ケア,感染対策(折しも新型コロナウイルス感染症が世界的な脅威となっています)の研究の重要性も増しています.医師として,一度は研究を志したいと考えることもあると思います.そのようなとき,魅力的なロールモデルを見出し,その活動をお手本として学ぶ機会があることは,研究に興味をもつ若手医師だけでなく,指導医にとっても重要です.後半は,忙しい小児科の日常診療に携わりながら,第一線の医学研究を展開されている精力的な先生方に,分野の枠を超えてお集まりいただきました.どのようにしてご自身のテーマをみつけ,追求してきたか,またどのような工夫を積み重ねて研究活動を維持されているのかなど,それぞれ大学院生,開業医,勤務医の立場から語っていただきました.皆さん臨床医として研究を続けるphysician-scientistであり,小児科学研究のやりがい,楽しさ,苦労など,研究成果を得られたご自身の実体験から,将来の医学研究を担う研修医と指導医への熱いメッセージがこもった論文をいただきました.若い大学院生の方々には,大学院を志したきっかけ,実際の研究生活,大学院での研究のススメもいただいています.
 本特集が小児科学研究の活性化とモチベーションの向上につながり,研修医ならびに指導医の先生方の研究の遂行,論文の執筆およびご指導のお役に立てば,誠に幸いです.

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当社発行の雑誌は発行から1年後に論文単位でPDFファイルの
ダウンロード購入が可能です.詳細はメディカルオンラインへ

2020年 Vol.83
No.8 特集/小児科医の将来を考える最新号
No.7 特集/研修医と指導医に贈る 小児科学研究・論文のススメ
No.6 特集/たかが便秘,されど便秘−小児の便秘を科学する
No.5 特集/研修医必携!心電図判読のコツ
No.増刊号 特集/症候・疾患からみる小児の検査
No.4 特集/小児血液・腫瘍疾患の最前線
No.3 特集/変わりつつある免疫不全症
No.2 特集/知っていますか?小児科領域のスポーツ障害
No.1 特集/神経筋疾患,新たな治療の時代へ
2019年 Vol.82
No.12 特集/子どもの性を多角的に理解しよう
No.11 特集/知っておくべき・知っておきたい小児の皮膚疾患/症状
No.10 特集/子どものこころ診療エッセンス
No.9 特集/小児の食中毒
No.8 特集/子どものあたま、かお、くびの病気〜コンサルのタイミング
No.7 特集/小児循環器領域の生涯包括遺伝医療
No.6 特集/小児感染症のいまを読み解く
No.5 特集/研修医の「そこが知りたい!」小児アレルギーの疑問
No.増刊号 特集/小児の診療手技
No.4 特集/小児科医に知ってほしいミトコンドリア病UPDATE
No.3 特集/小児のインバウンド医療:国境を越えて移動する子ども
No.2 特集/症例からみた小児集中治療
No.1 特集/小児呼吸器疾患のファーストタッチから専門診療へ
2018年 Vol.81
No.12 特集/難しくない 小児腎領域の難病診療
No.11 特集/今さら聞けない? 小児救急の総復習
No.10 特集/生活習慣病と子ども−DOHaDと健康のカギ
No.9 特集/小児感染症の専門医を目指そう!
No.8 特集/小児の中枢神経画像update
No.7 特集/おさえたい診療ガイドラインのツボ
No.6 特集/日常診療にひそむ小児リウマチ性疾患
No.5 特集/研修医必携!これだけは知ってほしい薬の使い方
No.増刊号 特集/小児の治療指針
No.4 特集/注目すべき国際感染症
No.3 特集/退院から生後1か月までの保護者の不安に答える
No.2 特集/実践!小児漢方 はじめの一手,次の一手
No.1 特集/ここまできた小児神経・筋疾患の診断・治療
2017年 Vol.80
No.12 特集/アレルギー疾患FAQ
No.11 特集/小児科エコー活用術
No.10 特集/日常生活にひそむ小児血液,腫瘍性疾患
No.9 特集/症例から学ぶ感染症診療のコツ
No.8 特集/新しいガイドラインに基づいた最新の夜尿症診療
No.7 特集/新・発達障害支援〜小児科医へのメッセージ
No.6 特集/そうだったのか!今すぐ役立つ小児内分泌のコツ
No.5 特集/研修医が知っておくべき境界領域疾患
No.増刊号 特集/小児科ケースカンファレンス
No.4 特集/今ここでステロイドを再考する
No.3 特集/乳幼児期発症神経疾患のファーストタッチから専門診療
No.2 特集/抗菌薬療法UP-TO-DATE
No.1 特集/小児循環器のファーストタッチから専門診療へ
2016年 Vol.79
No.11 特集/学校保健パーフェクトガイド−新しい小児科専門医
No.増刊号 特集/小児の症候群
2015年 Vol.78
No.増刊号 特集/疾患からみる画像診断の進め方・読み方