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書籍詳細

即戦力

循環器疾患診療実践ガイド診断と治療社 | 書籍詳細:循環器疾患診療実践ガイド

国立病院機構東京医療センター循環器科医長

樅山 幸彦(もみやま ゆきひこ) 

初版 A5判 並製 160頁 2013年11月07日発行

ISBN9784787820631

定価:本体4,500円+税

循環器診療に必要かつ最低限の知識を手早く身につけるための速習手引書.最新のガイドラインのポイントをおさえた実践的編集によってその日から即戦力として信頼される医師を育成する.マスターガイドシリーズから実践ガイドシリーズに拡大して内容はさらに充実した.

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目次

1 急性冠症候群(Acute Coronary Syndrome:ACS)
A. 急性冠症候群の概念と分類
B. ST上昇型急性心筋梗塞(ST Elevation Myocardial Infarction:STEMI)
C. 不安定狭心症(Unstable Angina:UA)
/非ST上昇型急性心筋梗塞(NSTEMI)

2 狭心症(Angina Pectoris)
A. 安定労作性狭心症(Stable Effort Angina)
B. 異型狭心症 (Variant Angina)

3 心不全(Heart Failure:HF)
A. 急性心不全(Acute Heart Failure:AHF)
B. 心不全の慢性期治療

4 不整脈(Arrhythmia)
A. 頻脈性不整脈
B. 徐脈性不整脈

5 弁膜症(Valvular Heart Disease:VHD)
A. 大動脈弁狭窄症(Aortic Stenosis:AS)
B. 大動脈弁閉鎖不全症(Aortic Regurgitation:AR)
C. 僧帽弁狭窄症(Mitral Stenosis:MS)
D. 僧帽弁閉鎖不全症(Mitral Regurgitation:MR)
E. 感染性心内膜炎(Infective Endocarditis:IE)

6 心筋症(Cardiomyopathies)
A. 肥大型心筋症(Hypertrophic Cardiomyopathy:HCM)
B. 拡張型心筋症(Dilated Cardiomyopathy:DCM)
C. 拘束型心筋症(Restrictive Cardiomyopathy:RCM)
D. たこつぼ型心筋症(Takotsubo Cardiomyopathy)

7 心膜疾患(Pericardial Diseases)
A. 急性心膜炎・心筋炎(Acute Pericarditis/Myocarditis)
B. 収縮性心膜炎(Constrictive Pericarditis)
C. 心タンポナーデ(Cardiac Tamponade)

8 肺血管疾患(Pulmonary Artery Diseases)
A. 肺塞栓症(Pulmonary Embolism:PE)
B. 肺高血圧症(Pulmonary Hypertension)

9 大動脈疾患(Aortic Diseases)
A. 大動脈解離(Aortic Dissection)
B. 大動脈瘤(Aortic Aneurysm)

参考文献

索 引

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序文

東京医療センター循環器科ではスタッフ医師6名と後期研修医6名,これに初期研修医(循環器科を6週間研修する)数名を加えて日常診療にあたっている。治療方針は日本循環器学会とAHA(米国心臓協会)のガイドラインに基づいているが,研修医にとってすべてのガイドラインに目を通すことは時間がかかる上,これを読んだだけでは実際に診療することは難しく,何が日常診療で重要かもわかりにくいようである。
5年前,こうした研修医が目の前の患者さんを実際に診断し治療できるようになるための手引きとして,当科医師の力を結集して「循環器疾患診療マスターガイド」を出版した。以来,循環器疾患の治療法は大きく進歩し,ガイドラインの多くも改訂された。また読者の方々から,さらなる内容の充実を要望されたこともあり,日常臨床の合間を縫って少しずつ改訂作業を進めてきた。そして今回,最新のガイドラインを参考に大幅改訂し,「即戦力 循環器疾患診療実践ガイド」として再出発することになった。
本書では,循環器診療に必要かつ最低限の知識が得られるように,新たに4章(狭心症,弁膜症,心筋症,心膜疾患)を追加したうえで不要な部分は削除した。なお薬剤投与法は当科で実際に用いているものであり,参考になればと思う。この小さな本を足がかりに,さらに詳しい内容や根拠となったevidenceについてはぜひ成書を読んでいただきたい。
眼前に緑の駒沢オリンピック公園,遠くに美しい富士の姿を望む当東京医療センター循環器科には毎年2名の後期研修医が着任するとともに2名が巣立っていく。執筆者一覧に反映されるように,わずか5年の間にもメンバーは目まぐるしく入れ替わっている。そんな中で,改訂作業が無事完了できたことは喜ばしい限りである。また,今後も当科のレベルアップとともにこの本をより良いものにしていきたいと念じている。