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書籍詳細

実戦式ファイナルチェック!
言語聴覚士国家試験 受験対策実戦講座診断と治療社 | 書籍詳細:言語聴覚士国家試験 受験対策実戦講座
2015~16年版

赤坂山王クリニック院長

梅田 悦生(うめだ よしお) 著

武蔵野学院大学・大学院教授

梅田 紘子(うめだ ひろこ) 著

東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科言語聴覚学専攻准教授

神山 政恵(かみやま まさえ) 著

東京大学保健・健康推進本部内科助教

亀山(梅田) 祐美(かめやま(うめだ) ゆみ) 著

初版 B5判  216頁 2014年10月14日発行

ISBN9784787821065

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定価:本体3,200円+税
  

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第I編「総復習編」では,参考書として知識を整理できる.第II編「過去問題編」では,言語聴覚士国家試験の第15回(2013)と第16回(2014)の過去問400題を収載.第III編「弱点克服問題編」では,過去4年分の国試の中から,受験生の弱点克服のため,分野別(聴覚,音声学系,言語学,言語発達系・心理学系)に,143題をピックアップして収載している.採点に便利な解答一覧つき.

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目次

著者紹介      
はじめに      
本書の概要・特長  
本書の使い方    

第Ⅰ編 ファイナルチェック! 総復習編
1 聞こえ
Ⅰ.聴覚系の構造と機能      
Ⅱ.聴覚の生理      
Ⅲ.聴覚検査      
Ⅳ.聴覚心理学
Ⅴ.聴覚障害疾患学  
Ⅵ.聴覚障害学
Ⅶ.補聴器・人工内耳

2 話 す
Ⅰ.発声と構音のための構造と機能
Ⅱ.喉頭の検査
Ⅲ.音声障害
Ⅳ.構音障害
Ⅴ.形成外科学・臨床歯科医学・口腔外科学
Ⅵ.言語発達障害
Ⅶ.失語症
Ⅷ.吃音(stutter)

3 音響音声学
Ⅰ.音響学
Ⅱ.音声学

4 言語学

5 嚥下障害

6 知的障害

7 心の領域
Ⅰ.精神医学
Ⅱ.臨床心理学
Ⅲ.生涯発達心理学
Ⅳ.学習・認知心理学
Ⅴ.心理測定法
Ⅵ.言語心理学

8 中枢神経系
Ⅰ.臨床神経学
Ⅱ.認知症
Ⅲ.高次脳機能障害

9 リハビリテーション,その他
Ⅰ.リハビリテーション医学
Ⅱ.社会福祉・教育
Ⅲ.その他

10 資 料


第Ⅱ編 チャレンジ! 過去問題編
●第 16 回 (2014) 過去問題
□ 問題 (午前)
□ 問題 (午後)
□ 解答・解説 (午前)
□ 解答・解説 (午後)

●第 15 回 (2013) 過去問題
□ 問題 (午前)
□ 問題 (午後)
□ 解答・解説 (午前)
□ 解答・解説 (午後)


第Ⅲ編 集中チャレンジ! 弱点克服問題編
●A 聴 覚  45問
●B 音声学系  13問
●C 言語学  25問
●D 言語発達系・心理学系  32問
●E 領域が複数に及んでいる問題  28問

□ 問題
□ 解答・解説
 

索  引
解答一覧
解答用紙

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序文

 1999 年 3 月 28 日,長い間待ち望まれていた言語聴覚士の国家試験が,全国一斉に実施されました.欧米先進国に遅れをとったとはいえ,多くの関係者の努力により,わが国にもスピーチ・セラピストの制度が正式に誕生したのです.桜便りがちらほらと聞こえ始めた頃でした.
 国家試験はすでに 16 回行われ,言語聴覚士は確実にその地位を築いています.言語聴覚士の試験では,聴覚・音声・言語障害などは当然としても,内科,小児科,耳鼻咽喉科,口腔外科,形成外科の臨床から心理学,精神医学,リハビリテーションにまで及ぶ,他に類をみないほどの広範囲な知識と経験を要求されます.試験に合格するには,幅広く,しかも専門家であるために深く勉強しなければなりません.
 本書は,このようないささか取り組みにくい受験に対応するために,初版のみならず改訂のたびに何人もの専門家のサポートを得て「実戦」に則した内容で書き上げました.
 今回は,第 15 回(2013)と第 16 回(2014)国家試験問題のほかに,弱点克服問題として,第 11 回(2009)~第 14 回(2012)までの過去問題からピックアップした計 143 題を,分野別(聴覚,音声学系,言語学,言語発達系・心理学系,領域が複数に及んでいる問題)に掲載しました.
 なお,本書ではあまりにも広範囲に及ぶ内科・小児科領域の総論は割愛しました.しかし,過去の出題傾向を綿密に分析し,出題頻度の高い項目に関しては特に解説を加えました.たとえば,認知症,自閉症,パーキンソン病などです.
 言語聴覚士は,今後さらに社会が必要とする職業です.本書によって学ぶことで,一人でも多くの受験生が合格通知を手にし,今以上に充実したスペシャリストであり続けてください.
 上梓に際し,本書の企画の段階からご助力を賜った,診断と治療社の皆様に心からの謝意を表します.


2014年9月 本郷にて

梅田悦生




本書の使い方

 なによりも,まずは国家試験の出題内容を理解することです.そのためには,系統的に学習することが必要です.ですから,「第Ⅰ編 総復習編」の「1.聞こえ」の項の 1 行目,すなわち「外耳」から熟読してください.できれば十分に理解してから先に進むことを勧めます.ただし,なかなか理解できなければそこで足踏みしすぎないで,次の項目に移る見極めも大切です.最後の項目であるリハビリテーションまで熟読した後は,理解できなかった項目に戻って集中的に学び直しましょう.

 そして,いよいよ現在の実力チェックです.まず,「第Ⅱ編 過去問題編」で,第 16 回(2014 年)と第 15 回(2013 年)の過去問題に挑戦です.
 具体的には,実際の試験同様,制限時間(100 問につき 2 時間 30 分)を設定し,時間配分を意識しながら問題を解いてみましょう.時間がかかりすぎていないか,制限時間内に見直しはできるか,など実際の試験を想定して問題を解くことで,一層自身の実力のほどを知ることができるでしょう.
 制限時間がきたら,解答一覧を使って答え合わせをし,自身の得点を合格ラインと比較しましょう.答え合わせの際に,誤った問題のチェックボックスにチェックを入れておくと弱点がわかり,2 度目に解くときに役立つでしょう.
 答え合わせの後は,すべての問題の解答・解説を入念に読んでください.間違った問題については,ことさらじっくり解答・解説を読み,なぜ間違えたのかその理由を正確に理解し,正しい知識を身につけてください.“丁寧に完璧に理解”することが合格への近道です.理解しにくい箇所,あるいは全く知らない単語などがあれば,その箇所に疑問符(?)をつけ,ページに付箋を貼ります.わからないところを残したまま進んではいけません.過去問題を見て,試験合格に必要とされる水準を知りましょう.

 「第Ⅲ編 弱点克服問題編」では,第 11~14 回(2009~2012 年)までの過去問題から,A 聴覚,B 音声学系,C 言語学,D 言語発達系・心理学系,E 領域が複数に及んでいる問題の計 143 題,ピックアップしています.弱点と思われる分野の問題を選んで問題を解いていくことで,集中的に弱点分野を克服していくことができるでしょう.

 索引から本書内の該当箇所を復習し直してもよいでしょう.加えて,他の参考書や資料もみてください.時間の許す限り,自分で調べたほうが身につきます.それでもわからなければ,友人や先輩に尋ねましょう.
 サブノートにポイントをまとめ,そのうえで単語カードを作り“暗記”する態勢を整えます.後は,皆さんがこれまで何度となく受けてきた他の試験と同じです.