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COLOR ATLAS 膠原病・リウマチ 改訂第3版診断と治療社 | 書籍詳細:COLOR ATLAS 膠原病・リウマチ 改訂第3版

筑波大学医学医療系内科(膠原病・リウマチ・アレルギー)教授

住田 孝之(すみだ たかゆき) 編集

改訂第3版 B5判 フルカラー 208頁 2016年12月27日発行

ISBN9784787822703

定価:本体7,500円+税
  

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近年,診断・治療法の発展が飛躍的に進む「膠原病・リウマチ」をビジュアルで把握し,理解することを目的としたカラーアトラスの改訂版.難解さや不明瞭さが伴う全身性の自己免疫疾患の診断において,外せない着眼点を収録し,最新のエビデンスと情報を網羅した.写真とそのポイントを簡潔に記した解説を見開きにすることで,疾患の理解が深めやすくなっている.リウマチ・膠原病の診療の参考となる一冊.

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目次

改訂第3版序文 住田孝之
改訂第2版序文 住田孝之
初版序文 住田孝之
執筆者一覧

1 関節リウマチ 住田孝之
2 悪性関節リウマチ 杉原誠人/村田秀行
3 全身性エリテマトーデス 伊藤 聡/堤 明人
4 抗リン脂質抗体症候群 林 太智/堤 明人
5 Sjgren症候群 坪井洋人/住田孝之
6 IgG4関連疾患 坪井洋人
7 全身性硬化症(強皮症) 後藤大輔/村田秀行
8 多発性筋炎/皮膚筋炎 松本 功
9 混合性結合組織病 近藤裕也/鈴木英二/後藤大輔
10 全身性血管炎 後藤大輔
11 Behet病 堀越正信/高橋令子
12 成人発症Still病 後藤大輔
13 脊椎関節炎 千野裕介
14 再発性多発軟骨炎 林 太智
15 線維筋痛症 梅田直人/鈴木英二
16 その他のリウマチ性疾患 鈴木 豪/堤 明人
17 日和見感染 後藤大輔/村田秀行/鈴木英二

索引(和文・欧文)

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序文

改訂第3版序文



 初版「COLOR ATLAS膠原病・リウマチ」を発刊したのは,関節リウマチの治療として日本に生物学的製剤が最初に登場した2003年10月であった.その後,関節リウマチの治療は大きく前進し,早期診断,早期治療が極めて重要となり,MRI画像や関節超音波画像の有用性に関してもエビデンスが蓄積されてきた.画像診断などの所見を加えて「COLOR ATLAS膠原病・リウマチ 改訂第2版」を2010年6月に続刊した.その後,日本で使用可能な関節リウマチに対する生物学的製剤は7種類となり,分子標的治療薬であるJAK阻害薬も認可されるに至った.

 2010年に関節リウマチの早期診断に役立つ鑑別基準としてACR/EULAR基準が,2016年にはEULAR recommendation 2016としてガイドライン改訂案が発表された.

 一方,日本の膠原病治療においては,ANCA関連血管炎に対する抗CD20抗体が使用可能となり,全身性エリテマトーデスに対して,ミコフェニール酸モフェチル(MMF)やヒドロクロロキン硫酸塩(HCQ)が保険適応となったことがホットな話題となった.また,多発性筋炎・皮膚筋炎や一部の血管炎に免疫グロブリン大量静注療法(IVIG)が保険適応となった.さらに,膠原病に伴う肺高血圧症に対してもエンドセリン阻害薬,PDE-5阻害薬,PGI2阻害薬と多くの経路を標的とした薬剤が使用可能となってきた.

 このように,関節リウマチ,膠原病の診断と治療が飛躍的に発展する時代となり,多彩な症状や所見を呈する膠原病・関節リウマチの診断において視覚的に把握し理解することを目的としたのが本書である.難解さや不明瞭さが伴う診断において,外せない着眼点を収録し,ここに最新のエビデンスと情報を網羅した「COLOR ATLAS 膠原病・リウマチ 改訂第3版」を発刊する.

 姉妹書「EXPERT 膠原病・リウマチ 改訂第3版」「GUIDELINE 膠原病・リウマチ 改訂第2版」と共に,医療の現場において,膠原病・関節リウマチ診療と治療の一助となることを望みたい.



2016年12月
筑波大学医学医療系内科(膠原病・リウマチ・アレルギー)
教授 住田孝之