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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

抜群の読みやすさオール2色刷り.一目でキーポイントがわかるレイアウト.

充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2020年 Vol.87 No.11 2020-10-16

着床を考える

定価:本体2,900円+税

冊 
次号予告

2020年 Vol.87 No.12 2020年11月発売予定
特集/女性のうつに強くなる


今後の特集(予定)

Vol.88 No.1 特集/最新産婦人科遺伝診療ABC

Vol.88 No.2 特集/これでわかる 婦人科稀少腫瘍

Vol.88 No.3 特集/QOLを考える

Vol.88 No.4 特集/産婦人科医も知っておきたい歯科の知識

Vol.88 No.増刊号 特集/画像!エキスパート直伝 産婦人科画像診断

Vol.88 No.5 特集/OC・LEPガイドライン2020年度版を読み解く

Vol.88 No.6 特集/胎児モニタリング with Corona

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掲載論文

企画 大須賀 穣

1.着床の生理 / 藤原 浩・他
2.着床研究の最前線 / 平岡毅大・他
3.子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症と着床障害 / 田中佑輝子・他
4.子宮鏡による着床障害のスクリーニングと治療 / 秋谷 文・他
5.慢性子宮内膜炎と着床障害 / 北宅弘太郎
6.EMMA(子宮内マイクロバイオーム検査)/ALICE(感染性慢性子宮内膜炎検査)と着床障害 / 岩見菜々子・他
7.薄い子宮内膜に対する対応 / 杉野法広
8.脂肪組織由来幹細胞を活用した再生医療による着床改善 / 四元房典・他
9.多血小板血漿(PRP)による着床改善 / 堤 治・他
10.着床改善をめざす漢方の使い方 / 後山尚久
11.鍼による着床改善 / 中村一徳・他
12.低反応レベルレーザー治療(LLLT)による着床改善 / 姫野隆雄・他
13.アシスティッドハッチングによる着床改善 / 向田哲規・他
14.SEET法(子宮内膜刺激胚移植法)と二段階胚移植法による着床改善 / 江夏宜シェン・他
15.タイムラプス撮影法と酸素消費量測定による胚の評価 / 後藤香里・他

連載
医療裁判の現場から 第23回
減胎手術における手技,術式選択,感染症対策等について医師の注意義務違反が否定された事例 / 福原正和・他

若手の最新研究紹介コーナー
拡散尖度画像を用いた産後うつ病の脳内イメージング / 佐々木由梨

来たれ! 私たちの産婦人科 第47回
産業医科大学 産科婦人科学教室 / 櫻木俊秀

症例
Lynch症候群と診断した異時性三重複癌の1例 / 長島 克・他
子宮頸癌に合併した良性卵巣胚細胞腫瘍に対し,根治放射線治療後に腹腔鏡下付属器摘出術を実施した3症例 / 松本有里・他

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ねらい

 現在の不妊治療においては,着床を制する者が,不妊治療を制するといえるのではないであろうか.体外受精・胚移植の進歩により,配偶子と胚が直視下に操作できるようになった結果,配偶子と胚が原因の不妊症については大きく理解が進んだ.良好な配偶子を得る技術,良好な胚を得る技術,さらに,良好な胚を選別する技術が進んだ結果,着床不全が残された大きな課題として注目されるに至った.着床は直視下に観察することができないため,どのような問題が起こっているのかを捉えることが困難である.
 しかしながら,臨床と基礎の両面から多様な技術を駆使して着床障害を研究する努力がなされた結果,近年は少しずつであるものの着床障害のメカニズムが明らかになりつつある.これに伴い,様々な着床改善の方法が開発され,実施されている.これらの方法の中には現時点においては必ずしもエビデンスレベルが高くないものもあるが,これからの症例の蓄積により新たな知見が得られていくものと考えられる.また,胚に関しても新たな評価法や治療法が登場してきており,さらなる着床能の改善が期待されている.
 本特集号では,着床の生理を最初に解説いただき,次いで各種の着床に影響を与える病態とその診断・治療等をご解説いただいた.再生医療に関連する最新の治療法も盛り込まれている.一方で,ホリスティックな治療も見直されており,漢方,鍼,低反応レーザーも取り上げた.本特集号において多様な視座から着床を見つめ直すことにより,よりその本質に迫ることができると考える.着床障害の診療に苦慮されている先生方の一助になれば幸いである.

(東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座 大須賀 穣)

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当社発行の雑誌は発行から1年後に論文単位でPDFファイルの
ダウンロード購入が可能です.詳細はメディカルオンラインへ

2020年 Vol.87
No.11 特集/着床を考える最新号
No.10 特集/分子標的薬を極める−基礎から臨床まで−
No.9 特集/もう胎児付属物とはいわせない!−胎盤,臍帯,羊水−
No.8 特集/プレコンセプションケアってなに?
No.7 特集/異所性妊娠の最新診療
No.6 特集/婦人科がん臨床研究のトレンドを知る
No.5 特集/妊娠糖尿病の理解を深めよう
No.増刊号 特集/やさしくわかる 産科婦人科検査マスターブック
No.4 特集/産婦人科医も知っておきたい旅行医学関連の諸問題
No.3 特集/婦人科ロボット支援手術コンパクトマニュアル
No.2 特集/一から学びなおす 婦人科がん化学療法有害事象の管理
No.1 特集/早産!
2019年 Vol.86
No.12 特集/オフィスギネコロジーにおける脂質管理
No.11 特集/新時代の子宮鏡診療
No.10 特集/どうする 再発婦人科がん
No.9 特集/エキスパートに聞く 産婦人科超音波ABC
No.8 特集/漢方の今,これから
No.7 特集/広がる子宮内膜症の世界
No.6 特集/腹式広汎子宮全摘術のすべて
No.5 特集/無痛分娩・産科麻酔Update
No.増刊号 特集/新時代のホルモン療法マニュアル
No.4 特集/新時代に入ったがん・生殖医療
No.3 特集/どうする?妊娠合併婦人科腫瘍の管理
No.2 特集/妊娠高血圧症候群_PIHからHDFへ
No.1 特集/産婦人科医が押さえておくべき法・指針・医療体制
2018年 Vol.85
No.12 特集/思春期にまつわる最近の話題
No.11 特集/月経を診る―患者満足の外来診療のために
No.10 特集/よくわかる腫瘍随伴症候群
No.9 特集/ここまで進んだ胎児治療
No.8 特集/感染症に強くなる
No.7 特集/産婦人科関連ホルモンの基礎を学びなおす
No.6 特集/婦人科医が注意すべき悪性腫瘍関連疾患
No.5 特集/エキスパートに聞く合併症妊娠のすべて
No.増刊号 特集/産婦人科関連 専門医・認定医ガイド
No.4 特集/女性アスリートのヘルスケア
No.3 特集/生殖医療−知っておきたい最新トピックス
No.2 特集/臨床スキルアップのために−画像診断・病理診断・麻酔
No.1 特集/胎児心臓をみる−診断から治療へ
2017年 Vol.84
No.12 特集/HRTガイドライン2017年度版 改訂の要点と最近の話題
No.11 特集/子宮腺筋症と稀少部位子宮内膜症の最新の取り扱い
No.10 特集/次世代への予防医療―DOHaDを活かす
No.9 特集/今日からできる最新の産婦人科ケア
No.8 特集/女性の将来の健康のために―疾患・病態相互の関連
No.7 特集/産婦人科領域における難病を考える
No.6 特集/他科エキスパートが教える婦人科医のための合併症管理
No.5 特集/産科出血に立ち向かう
No.増刊号 特集/知らなきゃ困る 産婦人科小手術
No.4 特集/骨粗鬆症ベストプラクティス
No.3 特集/Non-ARTの不妊症診療
No.2 特集/ここが知りたい 産婦人科周術期管理
No.1 特集/産科領域における遺伝診療の最前線
2016年 Vol.83
No.増刊号 特集/産婦人科処方実践マニュアル
2015年 Vol.82
No.増刊号 特集/よくわかる検査と診断
2014年 Vol.81
No.増刊号 特集/産婦人科手術 Up to Date