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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

抜群の読みやすさオール2色刷り.一目でキーポイントがわかるレイアウト.

充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2021年 Vol.88 No.10 2021-09-17

帝王切開−明日からできる工夫と留意点−

定価:3,190円(本体価格2,900円+税)

冊 

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掲載論文

企画 石本人士

Ⅰ.総論―工夫と留意点
1.尿路・腸管損傷の防止 / 小林康祐
2.子宮切開創の縫合―癒合不全と帝王切開瘢痕症候群の予防を目指して― / 片岡宙門
3.創傷治癒,癒着の防止の観点から / 谷垣伸治・他
4.帝王切開の麻酔管理 / 照井克生

Ⅱ.各論―術前に判明している場合
5.前置胎盤 / 最上晴太・他
6.子宮筋腫合併 / 増山 寿・他
7.子宮腺筋症核出術後―妊娠時の子宮破裂は予防できる― / 西田正人
8.嵌頓子宮 / 福原 健・他
9.高度肥満妊婦 / 高橋雅也・他
10.早産・胎児発育不全 / 村越 毅

Ⅲ.各論―術中に遭遇する場面
11.児が娩出できない / 廣瀬明日香・他
12.出血が止まらない / 桑田知之

Ⅳ.各論―特殊な状況
13.超緊急帝王切開 / 石岡伸一
14.腹膜外帝王切開―正中臍索切断によるSupravesical Approach法― / 小辻文和・他
15.産褥子宮全摘術 / 小畑聡一朗・他

連載
若手の最新研究紹介コーナー
Cardiac Function and Fetal echocardiography Derived Hemodynamics in Fetal Sheep Model of Pumpless Mechanical Support:Fetal Cardiovascular Impact of the EXTrauterine Environment for Neonatal Development(EXTEND)system / 小澤克典

症例
頑固な便秘を伴う卵巣甲状腺腫性カルチノイドの1例 / 泉 遼・他
婦人科術後に踵に褥瘡を生じた7症例―チームでの予防の取り組み― / 美坂聡樹・他

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ねらい

 帝王切開術は産科診療の基本として産婦人科医の誰もが必ず習得しなければならない手術であり,ほぼ毎日行う可能性のある非常に頻度の高い手術です.先人の多大な努力により,長い年月をかけて現代の標準的な帝王切開術は確立されました.しかし,施設や術者により微妙に異なる様々なバリエーションがあります.ほかの施設の先生方の術式やその背景を知るにつけ,帝王切開術が決して簡単ではないこと,とても奥の深い手術であることを思い知らされます.
 標準的な術式だけでは対応できない状況も多々存在します.われわれ産婦人科医は,どのような状況でも,母児双方にとって安全に帝王切開を行わなければなりません.これは,キャリアをスタートさせて間もない若手産婦人科医には大きな試練です.また,いくら経験を積んだ産婦人科医でも,すべての起こり得る事態や状況を経験しているわけではありません.
 加えて,近年の帝王切開の増加に伴い,短期的には手術時の臓器損傷,中長期的には前置胎盤,帝王切開瘢痕症候群,腹腔内癒着などが増加傾向にあることが指摘されています.
 そこで本特集号では,遭遇する可能性の高い状況や,まれではあってもどのように対応してよいか判断に困る場合を選び,帝王切開術に精通した専門家に,それぞれの状況における工夫と留意点を解説いただくことにしました.また,子宮切開創や皮膚創の良好な創傷治癒を目指した取り組み,癒着防止,周囲臓器損傷の予防,麻酔時の注意など,手術に伴う合併症や危険の回避の観点からもエキスパートに論じていただきました.
 本特集号が,若手産婦人科医にとって新たな場面に遭遇した場合の対応の「引き出し」となり,また経験を積まれた先生方にとっても新たな気づきの発見につながり,明日からの帝王切開のお役に立てることを期待しております.

(東海大学医学部専門診療学系産婦人科 石本人士)

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2021年 Vol.88
No.11 特集/変わる婦人科がん薬物治療最新号
No.10 特集/帝王切開−明日からできる工夫と留意点−
No.9 特集/骨盤臓器脱(POP)のすべて−診断と治療の最前線
No.8 特集/卵巣 Up to Date
No.7 特集/婦人科がん機能温存治療のすべて
No.6 特集/OC・LEPガイドライン2020年度版を読み解く
No.5 特集/胎児モニタリング with Corona
No.増刊号 特集/画像!−エキスパート直伝 産婦人科画像診断−
No.4 特集/産婦人科医も知っておきたい歯科の知識
No.3 特集/QOLを考える
No.2 特集/これでわかる 婦人科稀少腫瘍
No.1 特集/最新産婦人科遺伝診療ABC
2020年 Vol.87
No.12 特集/女性のうつに強くなる
No.11 特集/着床を考える
No.10 特集/分子標的薬を極める−基礎から臨床まで−
No.9 特集/もう胎児付属物とはいわせない!−胎盤,臍帯,羊水−
No.8 特集/プレコンセプションケアってなに?
No.7 特集/異所性妊娠の最新診療
No.6 特集/婦人科がん臨床研究のトレンドを知る
No.5 特集/妊娠糖尿病の理解を深めよう
No.増刊号 特集/やさしくわかる 産科婦人科検査マスターブック
No.4 特集/産婦人科医も知っておきたい旅行医学関連の諸問題
No.3 特集/婦人科ロボット支援手術コンパクトマニュアル
No.2 特集/一から学びなおす 婦人科がん化学療法有害事象の管理
No.1 特集/早産!
2019年 Vol.86
No.12 特集/オフィスギネコロジーにおける脂質管理
No.11 特集/新時代の子宮鏡診療
No.10 特集/どうする 再発婦人科がん
No.9 特集/エキスパートに聞く 産婦人科超音波ABC
No.8 特集/漢方の今,これから
No.7 特集/広がる子宮内膜症の世界
No.6 特集/腹式広汎子宮全摘術のすべて
No.5 特集/無痛分娩・産科麻酔Update
No.増刊号 特集/新時代のホルモン療法マニュアル
No.4 特集/新時代に入ったがん・生殖医療
No.3 特集/どうする?妊娠合併婦人科腫瘍の管理
No.2 特集/妊娠高血圧症候群_PIHからHDFへ
No.1 特集/産婦人科医が押さえておくべき法・指針・医療体制
2018年 Vol.85
No.12 特集/思春期にまつわる最近の話題
No.11 特集/月経を診る―患者満足の外来診療のために
No.10 特集/よくわかる腫瘍随伴症候群
No.9 特集/ここまで進んだ胎児治療
No.8 特集/感染症に強くなる
No.7 特集/産婦人科関連ホルモンの基礎を学びなおす
No.6 特集/婦人科医が注意すべき悪性腫瘍関連疾患
No.5 特集/エキスパートに聞く合併症妊娠のすべて
No.増刊号 特集/産婦人科関連 専門医・認定医ガイド
No.4 特集/女性アスリートのヘルスケア
No.3 特集/生殖医療−知っておきたい最新トピックス
No.2 特集/臨床スキルアップのために−画像診断・病理診断・麻酔
No.1 特集/胎児心臓をみる−診断から治療へ