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診断と治療社 | 雑誌詳細:小児科診療

小児科診療

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2018年 Vol.81 No.2 2018-01-12

実践!小児漢方 はじめの一手,次の一手

定価:本体2,700円+税

冊 

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掲載論文

序 文  /大谷俊樹

Ⅰ.日常診療で使える漢方(実践編)
かぜ症候群  /大久保愼一
インフルエンザ  /矢数芳英・他
気管支喘息  /梁 哲成
アレルギー性鼻炎  /金子 達
扁桃炎・扁桃肥大  /木村康子
鼻副鼻腔炎・中耳炎  /丸山裕美子
嘔吐(急性胃腸炎)  /豊川達記
嘔吐(胃食道逆流症)  /宮田潤子・他
下痢・腹痛(急性胃腸炎)  /森 由雄
口内炎・よだれ皮膚炎  /坂口直哉
肛門周囲膿瘍・乳児痔瘻  /村松俊範
慢性便秘  /八木 実・他
痔核・脱肛  /伊藤伸一
食欲不振・体重増加不良  /黒木春郎
頻尿・夜尿症  /岩間正文
夜泣き・夜驚症  /西村 甲
発達障害  /竹内紀子・他
起立性調節障害  /青山重雄
腹痛・下痢(心身医学的)  /奥見裕邦
しもやけ・伝染性軟属腫  /高橋邦明
蕁麻疹  /佐守友仁
アトピー性皮膚炎  /木許 泉
リンパ管奇形  /小川恵子
家に置いておきたい漢方  /森 蘭子

Ⅱ.漢方薬のよりよい選択のために(基礎理論編)
小児診療に役立てる基本コンセプトとしての陰陽五行説  /川嶋浩一郎
気・血・津液(水)の概念と臨床応用  /山口英明
漢方的診察(四診)  /大谷かほり・他
中医学弁証論治:その基礎概念と小児疾患での弁証論治―頻用エキス剤の弁証論治―  /崎山武志

原 著
小児膠原病患者におけるイムノブロット法による抗アミノアシル抗体の検討  /縣 一志・他

第24回川崎病全国調査成績  /屋代真弓・他

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ねらい

大谷俊樹  /かみさぎキッズクリニック

 このたび,本誌のゲストエディターとして漢方の特集を組ませていただくことになりました.編集委員の先生方にご推薦いただき,大変光栄に存じます.
 自分は小児外科医として漢方に接し始めました.外科医として途方にくれていた症例に使用した漢方薬が著効し,その後漢方にのめり込むことになりました.ただ当時は,小児領域で漢方を使用する先生は非常に少なく,日常診療の傍らで漢方を学ぶのは容易ではありませんでした.小児に対する漢方の使い方をわかりやすく説明した本もなかったと思います.それが今日では,小児漢方に関する学会や研究会はどこも非常に盛況で,漢方専門医まで取得される小児科,小児外科医も増えてまいりました.
 今回,漢方に取り組み始めた時に,こんな本が手元にあったらいいなと感じていたことを念頭において企画をさせていただきました.主題はタイトルそのもので,“実践!小児漢方 はじめの一手,次の一手”です.前半の各論においては,日常よく遭遇する疾患に対して,まずどんな処方を考えればよいかを,できるだけ少ない処方から選択できるようにしました.さらに,効果が得られなかった際に,次の一手として何を処方すればよいかを解説いただきました.ここでは,漢方初学者の先生にもわかりやすくするため,なるべく漢方的な説明を省いてあります.そして後半に処方選択の根拠となる漢方医学的考え方について解説いただきました.病名的処方でうまくいかない時,あるいはもっと漢方を知りたいと感じた時にお読みください.これを理解すれば,処方に幅と深みが増します.
 全体を通じて,どの原稿もその道のプロによる素晴らしい内容で,わかりやすく,また奥が深くて大変感銘を受けました.普段使いの漢方の中にもこんな方法もあるんだということがいくつも発見でき,何となくモヤモヤしていたものが,より明解になりました.また,漢方理論はこれまで考えていたよりもずっとシンプルかもしれないと思えるようになりました.多くの先生に,この感覚を味わっていただきたいと願っています.
 今,漢方は難しい局面にきていると感じます.だれでも薬局で買える薬を保険診療として継続が可能か,薬価の安い漢方を製薬メーカーが供給を続けられるか,一部手に入りにくくなっている生薬はどうなるか,などです.これらの問題点を解決していくためにも,広く漢方に対する理解を深め,漢方が医療の中で重要なツールであることを発信していく必要があります.本号がそんな一助になれば大変うれしく思います.最後に,貴重な原稿をご執筆いただいた先生方に,この場をお借りして厚く御礼申し上げます.

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2018年 Vol.81
No.7 特集/おさえたい診療ガイドラインのツボ
     -小児循環器編-
最新号
No.6 特集/日常診療にひそむ小児リウマチ性疾患
No.5 特集/研修医必携!これだけは知ってほしい薬の使い方
No.増刊号 特集/小児の治療指針
No.4 特集/注目すべき国際感染症
No.3 特集/退院から生後1か月までの保護者の不安に答える
No.2 特集/実践!小児漢方 はじめの一手,次の一手
No.1 特集/ここまできた小児神経・筋疾患の診断と治療
2017年 Vol.80
No.12 特集/アレルギー疾患FAQ
No.11 特集/特大号/小児科エコー活用術
No.10 特集/日常生活にひそむ小児血液・腫瘍性疾患
No.9 特集/症例から学ぶ感染症診療のコツ
No.8 特集/新しいガイドラインに基づいた最新の夜尿症診療
No.7 特集/新・発達障害支援~小児科医へのメッセージ
No.6 特集/そうだったのか! 今すぐ役立つ小児内分泌のコツ
No.5 特集/研修医が知っておくべき境界領域疾患
No.増刊号 特集/小児科ケースカンファレンス
No.4 特集/今ここでステロイドを再考する
-common diseaseから専門領域まで-
No.3 特集/乳幼児期発症神経疾患のファーストタッチから専門診療へ
No.2 特集/抗菌薬療法UP-TO-DATE
No.1 特集/小児循環器のファーストタッチから専門診療へ
2016年 Vol.79
No.12 特集/先天異常症候群の新しい展開
No.11 特集/特大号/学校保健パーフェクトガイド
No.10 特集/日本発アレルギー研究最新情報
No.9 特集/ベテラン小児科医が伝授する入院管理・診療のコツ
No.8 特集/小児救急で求められる単純X線写真
No.7 特集/小児循環器治療の最前線-クスリとデバイス
No.6 特集/先天代謝異常症-エキスパートによる最新情報-
No.増刊号 特集/小児の症候群
No.5 特集/研修医のための乳幼児健診のすすめ
No.4 特集/これからどうなる!? 日本の予防接種
No.3 特集/症例から学ぶ小児心身症
No.2 特集/小児在宅医療のエッセンス
-必要な知識・技術から緩和ケアまで-
No.1 特集/子どもの外傷~小児科医でもできること,
小児科医だからこそできること~
2015年 Vol.78
No.12 特集/小児血液・腫瘍性疾患の診断と治療のトピックス
No.11 特集/特大号/見てわかる小児の皮膚疾患
No.10 特集/より良いプライマリ・ケアのための最新「かぜ」情報
No.9 特集/実地臨床に役立つ食物アレルギーの最新情報
No.8 特集/小児リウマチ性疾患の最新治療
No.7 特集/小児呼吸器疾患をあなどるな!
No.6 特集/小児の輸液・栄養管理の基礎と実践
No.5 特集/よくわかる 小児感染症の基礎知識
No.増刊号 特集/疾患からみる画像診断の進め方・読み方
No.4 特集/日常診療で役立つ小児整形外科の知識
No.3 特集/症例から学ぶ川崎病の診断・治療・管理のエッセンス
No.2 特集/けいれん性疾患の最新の治療
No.1 特集/新生児室のルーチンとトピックス
2014年 Vol.77
No.11 特集/特大号/保護者への説明マニュアル
2013年 Vol.76
No.増刊号 特集/理解して出そう小児の検査―オーダー・手技・解釈
2012年 Vol.75
No.増刊号 特集/小児の診療手技100
2011年 Vol.74
No.増刊号 特集/子どもの臨床検査―症候から診断・治療へ