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診断と治療社 | 雑誌詳細:小児科診療

小児科診療

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2018年 Vol.81 No.4 2018-03-13

注目すべき国際感染症

定価:本体2,700円+税

冊 

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掲載論文

序 文  /水野泰孝

Ⅰ.国際感染症の背景
 インバウンドとアウトバウンド  /中村安秀
 マスギャザリングと感染症  /福島慎二・他
 検疫体制  /菊池 均

Ⅱ.国際感染症への対応
 渡航前の感染対策(ワクチンを中心に)  /中野貴司
 渡航歴のある患者のプライマリケア  /金川修造

Ⅲ.国際感染症各論
 ウイルス性出血熱  /古宮伸洋
 デング熱・チクングニア熱  /中山絵里・他
 ジカウイルス感染症  /吉村幸浩
 マラリア  /日谷明裕
 腸チフス・パラチフス  /的野多加志
 中東呼吸器症候群(MERS)v加來浩器
 トリインフルエンザ・新型インフルエンザ  /田村大輔・他
 髄膜炎菌感染症  /砂川富正
 黄 熱  /加藤康幸
 結 核  /森 雅亮
 小児寄生虫疾患  /今井一男・他

原 著
 北海道紋別市周辺におけるTest-Negative Designを用いたインフルエンザワクチンの有効性と流行状況の関係  /佐藤祐子・他

症例報告
 家族内感染を契機に発症した乳児の百日咳  /増田卓哉・他

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ねらい

水野泰孝  /東京医科大学病院国際診療部・渡航者医療センター

 グローバル化に伴い,世界的な人々の往来はますます盛んになっています.日本人海外渡航者が増加傾向であることに加え,ここ数年では中国や東南アジアへの査証の条件緩和や,2020年の東京オリンピック開催など,日本への注目度が高まっていることにより,訪日外国人渡航者(インバウンド)の数も急増し,2016年は2,400万人,2017年は2,800万人を超えました.政府は2020年には4,000万人,2030年には6,000万人に増やす目標を決めています.
 したがって今後は日本人海外渡航者だけではなく,訪日する外国人によってもさらに多くの特殊な感染症がもち込まれる可能性が高まることが予想されます.また,大きな国際イベントが開催された場合には,短期間に世界の多くの人々が集結(マスギャザリング)することにより,予期できなかった感染症のアウトブレイク発生も懸念されます.
 最近注目された国際感染症としては,2014年に70年ぶりに国内で発生したデング熱や,国際的な感染拡大が懸念されたエボラ出血熱,2015年に隣国の韓国で流行を起こした中東呼吸器症候群(MERS),2016年に胎児への影響が深刻な問題となることが判明したジカウイルス感染症などが記憶に新しいところです.
 このような背景から,国内で臨床を行う場合であっても外国人診療は日常的になりつつあり,さらにはこれまでに経験したことのない国際感染症の初期診療を行わなければならないことがあるかもしれません.今回は一般小児科医であっても知っておきたい国際感染症への対応とおもな疾患について,日本人渡航者の視点からだけではなく,インバウンドの視点も含めて特集を組ませていただきました.
 総論では外国人診療の現状と対策をふまえ,インバウンドとアウトバウンド,マスギャザリングの概説とわが国が行うべき検疫体制についてと,日本人渡航者だけではなく在留外国人も含めた渡航前後における感染症対策・プライマリケアについて,各論では実際に遭遇する機会はきわめてまれではあると思われますが,何らかの形で注目された国際感染症について,現状や今後の発生の可能性もふまえて解説をしていただきました.
 実臨床にご活用いただくことは少ないかもしれませんが,知識の整理としてご一読いただければ幸いに存じます.

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2018年 Vol.81
No.8 特集/小児の中枢神経画像update最新号
No.7 特集/おさえたい診療ガイドラインのツボ
No.6 特集/日常診療にひそむ小児リウマチ性疾患
No.5 特集/研修医必携!これだけは知ってほしい薬の使
No.増刊号 特集/小児の治療指針
No.4 特集/注目すべき国際感染症
No.3 特集/退院から生後1か月までの保護者の不安に
No.2 特集/実践!小児漢方 はじめの一手,次の一手
No.1 特集/ここまできた小児神経・筋疾患の診断・治療
2017年 Vol.80
No.12 特集/アレルギー疾患FAQ
No.11 特集/小児科エコー活用術
No.10 特集/日常生活にひそむ小児血液,腫瘍性疾患
No.9 特集/症例から学ぶ感染症診療のコツ
No.8 特集/新しいガイドラインに基づいた最新の夜尿症
No.7 特集/新・発達障害支援〜小児科医へのメッセージ
No.6 特集/そうだったのか!今すぐ役立つ小児内分泌の
No.5 特集/研修医が知っておくべき境界領域疾患
No.増刊号 特集/小児科ケースカンファレンス
No.4 特集/今ここでステロイドを再考する
No.3 特集/乳幼児期発症神経疾患のファーストタッチか
No.2 特集/抗菌薬療法UP-TO-DATE
No.1 特集/小児循環器のファーストタッチから専門診療
2016年 Vol.79
No.12 特集/先天異常症候群の新しい展開
No.11 特集/学校保健パーフェクトガイド−新しい小児科
No.10 特集/日本発アレルギー研究最新情報
No.9 特集/ベテラン小児科医が伝授する入院管理・診療
No.8 特集/小児救急で求められる単純X線写真
No.7 特集/小児循環器治療の最前線−クスリとデバイス
No.6 特集/先天代謝異常症−エキスパートによる最新
No.増刊号 特集/小児の症候群
No.5 特集/研修医のための乳幼児健診のすすめ
No.4 特集/これからどうなる!? 日本の予防接種
No.3 特集/症例から学ぶ小児心身症
No.2 特集/小児在宅医療のエッセンス−必要な知識・技
No.1 特集/子どもの外傷〜小児科医でもできること,小
2015年 Vol.78
No.12 特集/小児血液・腫瘍性疾患のトピックス
No.11 特集/見てわかる小児の皮膚疾患
No.10 特集/より良いプライマリ・ケアのための最新「かぜ」情報
No.9 特集/実地臨床に役立つ食物アレルギーの最新情報
No.8 特集/小児リウマチ性疾患の最新治療
No.7 特集/小児呼吸器疾患をあなどるな!
No.6 特集/小児の輸液・栄養管理の基礎と実践
No.5 特集/よくわかる 小児感染症の基礎知識
No.増刊号 特集/疾患からみる画像診断の進め方・読み方
No.4 特集/日常診療で役立つ小児整形外科の知識
No.3 特集/症例から学ぶ川崎病の診断・治療・管理のエ
No.2 特集/けいれん性疾患の最新の治療
No.1 特集/新生児室のルーチンとトピックス
2014年 Vol.77
No.11 特集/保護者への説明マニュアル
2013年 Vol.76
No.増刊号 特集/理解して出そう小児の検査-オーダー・手技・解釈
2012年 Vol.75
No.増刊号 特集/小児の診療手技100
2011年 Vol.74
No.増刊号 特集/子どもの臨床検査