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GUIDELINE膠原病・リウマチ改訂第2版診断と治療社 | 書籍詳細:GUIDELINE膠原病・リウマチ改訂第2版

北海道大学大学院医学研究科内科学講座・第二内科教授

小池 隆夫(こいけ たかお) 編集

筑波大学大学院人間総合科学研究科疾患制御医学専攻臨床免疫学教授

住田 孝之(すみだ たかゆき) 

改訂第2版 B5判 並製 240頁 2010年08月30日発行

ISBN9784787817938

定価:本体5,700円+税
  

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膠原病・リウマチおよび副腎皮質ステロイド合併症としてみられる病態に関する最新治療ガイドラインの読み方や注意点、実際の処方例など、臨床にすぐに役立つ解説。

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目次

GUIDELINE 膠原病・リウマチ 改訂第2版
─治療ガイドラインをどう読むか─

A.膠原病・リウマチ

1.関節リウマチ
  ………………………………………山本一彦 
2.全身性エリテマトーデス
  ………………………………………宮坂信之 
3.抗リン脂質抗体症候群
  ………………………………………大友耕太郎/小池隆夫 
4.Sjögren症候群 
  ………………………………………住田孝之 
5.IgG4関連疾患 
  ………………………………………高橋裕樹/山本元久 
6.全身性硬化症(強皮症) 
  ………………………………………武田菜穂/三森経世 
7.多発性筋炎/皮膚筋炎 
  ………………………………………亀田秀人/竹内 勤 
8.混合性結合組織病 
  ………………………………………髙崎芳成 
9.血管炎症候群 
  ………………………………………岡崎貴裕/尾崎承一   
10.Behçet病 
  ………………………………………廣畑俊成 
11.成人発症Still病 
  ………………………………………田中良哉 
12.リウマチ性多発筋痛症 
  ………………………………………古谷武文/山中 寿   
13.脊椎関節炎(HLA—B27関連脊椎関節疾患)
  ………………………………………小林茂人 
14.再発性多発軟骨炎 
  ………………………………………松本 功 
15.線維筋痛症 
  ………………………………………後藤大輔 
16.小児膠原病   
  1)若年性特発性関節炎
  ………………………………………横田俊平/森 雅亮/武井修治 
  2)小児全身性エリテマトーデス 
  ………………………………………武井修治/横田俊平/森 雅亮 
  3)若年性皮膚筋炎/多発性筋炎 
  ………………………………………森 雅亮/武井修治/横田俊平   

B.副腎皮質ステロイド合併症としてみられる病態

1.高血圧 
  ………………………………………酒井 俊/河野 了/青沼和隆 
2.高脂血症 
  ………………………………………間山貴文/龍野一郎/横手幸太郎 
3.糖尿病 
  ………………………………………耒海公彦/吉岡成人 
4.胃潰瘍 
  ………………………………………加藤元嗣/浅香正博   
5.肥満 
  ………………………………………石垣直美/島野 仁 
6.骨粗鬆症 
  ………………………………………伊藤 聡 
7.感染症 
  ………………………………………遠藤知之/佐藤典宏 
8.白内障,緑内障 
  ………………………………………大鹿哲郎   

索引(和文・欧文) 


※本書掲載の表は,現時点で公的なガイドラインあるいはそれに準ずるものについては朱色,私案/試案についてはグレー,それ以外は色づけなしとして,それぞれを区別した.

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序文

改訂第2版序文

 本書の初版発刊は2005年である.1998年に生物学的製剤であるTNF阻害薬が欧米で導入された.そして,アメリカリウマチ学会(ACR)が2003年に「関節リウマチの治療ガイドライン」を発表した.日本では,2003年に生物学的製剤が認可され,その流れで,新しいリウマチ治療の夜明けに「治療ガイドライン」として本書(初版)を発刊した.

 しかし,この5年間の治療の進歩は目覚ましく,IL-1阻害薬,IL-6阻害薬,B細胞標的治療,T細胞阻害薬など数多くの新しい生物学的製剤が開発されてきた.さらに,生物学的製剤の10年間の使用経験から,効果,安全性,使い方に関してエビデンスが蓄積されてきた.その結果,2008年にACRは2003年のガイドラインを基に新しい生物学的製剤も加えて「治療のrecommendation」を発表した.日本においても,3剤のTNF阻害薬,1剤のIL-6阻害薬,そして2010年,T細胞阻害薬が加わり,リウマチ診療で使える生物学的製剤が5種類となる予定である.日本リウマチ学会,厚労省科学研究班により,これらの薬剤の使用方法に関する日本独自の「治療ガイドライン」が作成され,また,関節リウマチだけではなく他の膠原病においてもガイドラインの改訂が進められてきた.そこで,世界および日本の最新の治療ガイドラインをタイムリーに紹介するために,初版の内容を改訂し,ここに改訂版の発刊に至った.

 改訂版も,初版と同様に膠原病・リウマチ医療においてEBM(evidence-based-medicine)に基づく最新治療ガイドラインの紹介を目的として企画されている.本書の前半に膠原病・リウマチの治療ガイドライン,後半に副腎皮質ステロイドにより誘発される病態に対する治療ガイドラインを取り上げている.

 執筆はそれぞれのエキスパート諸氏にお願いし,治療ガイドラインの読み方や,注意点,さらに実際の処方例など詳細に記していただいた.執筆の時点で公的な治療ガイドラインとして明確にされていない部分については,諸氏の私案を紹介していただいた.本改訂により,次代を先取りしたエッセンシャルな書となったことと自負している.

 最後に,ご多忙の中ご執筆いただいた諸氏のご尽力をたたえ,診断と治療社の坂上昭子氏,小岡明裕氏に深謝する次第である.

2010年7月
小池隆夫/住田孝之