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心エコー法テクニカルガイド診断と治療社 | 書籍詳細:心エコー法テクニカルガイド

樅山 幸彦(もみやま ゆきひこ) 著

神野 雅史(かんの まさし) 著

初版 A5判 並製 144頁 2010年12月15日発行

ISBN9784787818362

定価:本体3,800円+税

心エコーを学ぶ原点として定評ある「心エコー法マスターガイド」をリニューアル.総頁を約40頁増加して画像をさらに収載し,初学者に大切な用語や知識をKey Pointsとしてまとめ整理しやすくなった.

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目次

1 断層法・Mモード法の基本
   A.心エコー図法とは
   B.基本的記録法
   C.断層法の基本的断面像
   D.Mモード法の基本的記録
   E.左室機能(収縮能)の評価
 
2 ドプラ法の基本
   A.ドプラ法とは
   B.ドプラ法の種類
   C.パルスドプラ法・連続波ドプラ法の正常血流速波形
   D.圧較差(Pressure Gradient:ΔP)
   E.心拍出量の算出
   F.左室拡張能の評価
   G.組織ドプラ法の僧帽弁輪部移動速度
   H.TEI index
3 弁膜症(Valvular Heart Disease:VHD)
   A.僧帽弁狭窄症(Mitral Stenosis:MS)
   B.僧帽弁閉鎖不全症(Mitral Regurgitation:MR)
   C.僧帽弁逸脱症(Mitral Valve Prolapse:MVP)
   D.僧帽弁輪部石灰化(Calcified Mitral Annulus)
   E.大動脈弁狭窄症(Aortic Stenosis:AS)
   F.大動脈弁閉鎖不全症(Aortic Regurgitation:AR)
   G.右室負荷(Right Ventricular Overload)
   H.三尖弁閉鎖不全症(Tricuspid Regurgitation:TR)
   I.肺動脈弁閉鎖不全症(Pulmonary Regurgitation:PR)
   J.感染性心内膜炎(Infective Endocarditis:IE)
   K.人工弁機能不全(Prosthetic Valve Dysfunction)
4 冠動脈疾患(Coronary Artery Disease:CAD)
   A.壁運動異常
   B.冠動脈の支配領域
   C.心筋梗塞(Myocardial Infarction:MI)
   D.狭心症(Angina Pectoris)
   E.冠動脈の描出
5 心筋症(Cardiomyopathies)
   A.肥大型心筋症(Hypertrophic Cardiomyopathy:HCM)
   B.拡張型心筋症(Dilated Cardiomyopathy:DCM)
   C.拘束型心筋症(Restrictive Cardiomyopathy:RCM)
   D.たこつぼ型心筋症(Takotsubo Cardiomyopathy)
 
6 心膜疾患(Pericardial Disease)
   A.心嚢液貯留(Pericardial Effusion)
   B.心タンポナーデ(Cardiac Tamponade)
   C.収縮性心膜炎(Constrictive Pericarditis)
   D.急性心膜炎・心筋炎(Acute Pericarditis/Myocarditis)
7 心臓腫瘍(Cardiac Tumors)
   A.Normal Variants
   B.原発性腫瘍(Primary Cardiac Tumor)
   C.転移性腫瘍(Metastatic Cardiac Tumor)
8 大動脈疾患(Diseases of the Aorta)
   A.大動脈解離(Aortic Dissection)
9 先天性心疾患(Congenital Heart Disease:CHD)
   A.心房,心室,大血管の位置決定
   B.心房中隔欠損症(Atrial Septal Defect:ASD)
   C.心室中隔欠損症(Ventricular Septal Defect:VSD)
   D.動脈管開存症(Patent Ductus Arteriosus:PDA)
   E.エプスタイン奇形(Ebstein's Anomaly)
   F.三心房心(Cor Triatriatum)

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序文

初版「心エコー法テクニカルガイド」を1992年に出版してから早いものでもう18年になる.1998年に「心エコー法マスターガイド」として装いを新たにし,今回「newLearners' 心エコー法テクニカルガイド」として再出発することになった.筆者自身はこの間に一般病院→英国の病院→大学病院→一般病院と勤務先が移り,心エコー検査に従事する多くの医師,検査技師と出会ってきた.病院によって検査手順など多少異なるが覚えておくべき心エコーの基本は同じであり,心エコー検査を速く学ぶには簡単な本で必要最低限な知識を得た上で数多くの検査を経験していくことが一番の近道と確信している.まずは画面に映し出される心臓の動きを実際に見ることが一番の教科書になり,心エコーさらには循環器疾患への興味をそそるのである.
今回の改訂でも従来の姿勢どおり,あくまで心エコーを学びたいと思っている若手医師や検査技師に適した実践的入門書になることを目指した.本書を読みながらまずは実際に心エコー検査を行い,心エコーの面白さを実感した上でわからない点は成書を読んでいただければと思う.心エコーは患者の病態を親切に教えてくれる心強いパートナーであるがすべてを教えてくれるわけではなく,問診や聴診,心電図も大事であり,心エコーを通じて循環器診療全般に一層興味をもっていただければと思う.
「著者序文より」