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周術期感染管理テキスト診断と治療社 | 書籍詳細:周術期感染管理テキスト

日本外科感染症学会 編集

初版 B5判 並製 240頁 2012年11月10日発行

ISBN9784787819079

定価:5,720円(本体価格5,200円+税)
  

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日本外科感染症学会初の公式テキスト.外科医に必要な周術期感染症の知識を「総論」,「手術部位感染(SSI)」,「各種病態の治療」の3部構成で網羅的かつ平易に解説している.海外のガイドラインのみに捉われず,わが国の現状に即した感染対策を行うことが意識されている.執筆には,わが国の外科感染症のオピニオンリーダー達がこの任にあたった.同学会の認定医を目指す医師のみならず,外科医必携の一冊である

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目次

目  次
序                                   /炭山嘉伸
編集・校閲・執筆者一覧                              
目  次                                     

第1章 総  論
 A 外科感染症学の歴史的変遷                      /吉田雅博
 B 外科医のセーフティマネージメントとインフォームドコンセント     /古川清憲
 C 外科感染症の現状                     /草地信也,渡邉 学
 D 術後感染対策の費用対効果                      /樫村暢一
 E 手術侵襲と免疫応答                    /辻本広紀,望月英隆
 F 創傷治癒のメカニズムと創傷管理                   /小山 勇
 G 術後感染のリスク                     /平田公一,水口 徹
 H 治療抗菌薬の使い方                         /三鴨廣繁
 I 院内感染症対策                      /矢永勝彦,石田祐一

第2章 手術部位感染(SSI)
 A 診  断
  1 診断基準                             /森兼啓太
  2 術後感染症サーベイランス                     /小西敏郎
  3 分離菌の経年的変化                   /竹山廣光,谷口正哲
 B 予防抗菌薬
  1 適応,薬剤選択                    /楠 正人,小林美奈子
  2 投与法,投与期間                         /針原 康
 C 各種予防策
  1 周術期栄養管理                          /福島亮治
  2 保菌者対策                       /高橋佳子,竹末芳生
  3 手術室環境                           /大久保 憲
  4 医療器材の消毒,滅菌                       /尾家重治
  5 術野消毒と手術時手指衛生               /小林美奈子,楠 正人
  6 術前管理                        /北原正博,岡 正朗
  7 術中管理                             /大村健二
  8 手術操作                             /久保正二
  9 ドレーン管理                           /清水潤三

第3章 各種病態の治療
 A 救急医療領域感染症総論                       /松田直之
 B 熱  傷                         /田熊清継,大城健一
 C 重症急性膵炎(SAP)                         /真弓俊彦
 D 重症敗血症,敗血症性ショック                    /小野 聡
 E 多臓器不全(MOF)                         /織田成人
 F 移植関連感染症                      /川岸直樹,里見 進
 G 皮膚軟部組織感染症                        /前田耕太郎
 H 心臓血管外科領域感染症                  /柚木靖弘,種本和雄
 I 呼吸器外科領域感染症                   /吉田順一,井上政昭
 J 消化管穿孔                        /星野好則,北川雄光
 K 肝膿瘍,胆道感染                     /水間正道,海野倫明
 L 消化管の縫合不全                     /三宅邦智,亀岡信悟
 M 膵液瘻(漏)と感染                    /今井健一郎,安田秀喜
 N カテーテル関連血流感染(CRBSI)                  /井上善文
 O 抗菌薬関連性腸炎                          /大毛宏喜
 P 治療抵抗性病原微生物の感染症治療
  1 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症      /吉澤定子,金子弘真
  2 多剤耐性グラム陰性菌感染症                    /舘田一博
  3 真菌感染症                            /岡本好司


和文索引                                      
欧文索引                                      
用語解説索引                                    

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序文

 日本外科感染症学会では外科周術期感染管理医認定制度委員会を立ち上げ,認定医制度の検討を行ってまいりましたが,2010年11月の理事会ならびに評議員会で「外科周術期感染管理医認定制度(認定医制度)」の発足が認められ,2011年には第一期生が誕生しました.
 認定医規則第1条では「外科周術期感染管理に関する専門的知識および技術の向上と普及を図るために,本制度を設ける」と掲げ,認定医の資格を「外科系あるいは救急系の基盤学会の専門医であること」と明確化しました.
 また,本制度を実践的で永続性のあるものにするためには,これに向けた指定講演など認定医養成のための教育機会を増やす必要があります.そのためには本学会の外科周術期感染管理医認定制度委員会をはじめ,教育委員会,ガイドライン作成委員会の連携が必要であり,これにより本学会が期待する優れた認定医の育成が可能となります.
 この度,これらの目的を達成すべく,その第一段階として『周術期感染管理テキスト』を上梓する運びとなりました.
 本テキストの項目立ては,上記三委員会の各代表者による合同の編集委員会の議を経て作成しております.また,本テキストでは内容の統一性を保つため,それぞれを担当編集委員が校閲を受け持ち,最終の全体原稿も複数の編集委員が校閲するというシステムをとりました.
 コンテンツは「第1章 総論」,「第2章 手術部位感染(SSI)」,「第3章 各種病態の治療」に分かれ,執筆者は本学会会員であり,わが国の外科感染症のオピニオンリーダー達がこれにあたっています.本学会の認定医を目指す皆さんにとって必ずや役に立つテキストでありますので,しっかり勉強していただきたいと思います.

2012年11月吉日
一般社団法人 日本外科感染症学会 理事長/学校法人 東邦大学 理事長
炭山嘉伸