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小児科当直医マニュアル 改訂第14版診断と治療社 | 書籍詳細:小児科当直医マニュアル 改訂第14版

神奈川県立こども医療センター小児内科・小児外科 編集

改訂第14版 A6変型判 上製 560頁 2016年04月30日発行

ISBN9784787821966

定価:本体2,800円+税
  

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医学的根拠に裏打ちされながらも,小児科の臨床現場で培われ,そして選び抜かれた知識を盛り込んだ,実戦重視の小児科当直医マニュアル最新版.使いやすく,探しやすく,読みやすい箇条書きの表記で、初版から41年目となる今改訂では,記載内容を最新情報にアップデートするのはもちろんのこと,コンサルトすべき事項についても盛り込んだ.日常遭遇する機会の多い疾患,救急処置の必要な疾患についても具体的に記載した.

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目次

A 救急・緊急時の対応・手技
1 蘇生  林 拓也
2 急性呼吸不全  林 拓也
3 けいれん,意識障害  後藤知英
 3-1 けいれん
 3-2 意識障害
 3-3 急性脳炎,急性脳症
4 頭痛,頭部外傷  伊藤 進
 4-1 頭痛
 4-2 頭部外傷
5 ショック,心不全,心筋炎  林 拓也
 5-1 ショック
 5-2 心不全
 5-3 心筋炎
6 脱水,輸液  永渕弘之
7 栄養  高増哲也
8 腹痛,嘔吐,下血・吐血  北河徳彦
 8-1 腹痛
 8-2 嘔吐
 8-3 下血・吐血
9 紫斑・出血傾向  塩味正栄
 9-1 血友病
 9-2 von Willebrand病(VWD)
 9-3 その他の血液凝固因子異常症(血友病類縁疾患)
 9-4 先天性血栓性素因
 9-5 播種性血管内凝固症候群(DIC)
 9-6 血小板異常症(ITP,先天性血小板異常症など)
10 輸血  浜之上聡
11 中毒,誤嚥  田上幸治
 11-1 中毒
 11-2 誤飲・誤嚥
12 熱傷  小林眞司

B 重篤な症状をもたらす疾患とその治療
13 不整脈  柳 貞光
14 肝不全  新開真人
15 急性腎障害  高橋英彦
16 急性副腎不全  安達昌功
17 低血糖  安達昌功
18 糖尿病性ケトアシドーシス  室谷浩二
19 高アンモニア血症  室谷浩二
20 気管支喘息(対症療法)  栗原和幸
21 クループ症候群  栗原和幸
22 アナフィラキシ  栗原和幸
23 川崎病  今川智之
24 食中毒・腸管感染症 鹿間芳明
25 oncologic emergencies  後藤裕明
26 チアノ-ゼをきたす先天性心疾患の救急対応  上田秀明
27 児童虐待・ネグレクト  田上幸治
28 早産低出生体重児・新生児  豊島勝昭

C 他科領域
29 耳鼻咽喉科:鼻出血・急性中耳炎・異物  井上真規
30 眼科:簡単な点眼薬の使用法  藤田剛史
31 皮膚科:簡単な皮膚外用薬の使用法  馬場直子
32 外科:腸重積症・外鼠径ヘルニア嵌頓の徒手整復,イレウス  北河徳彦
 32-1 腸重積症・外鼠径ヘルニア嵌頓の徒手整復
 32-2 イレウス(腸閉塞)
33 整形外科:化膿性関節炎・化膿性骨髄炎  町田治郎
34 精神科:緊急時の向精神薬(不眠,興奮などに対して)  新井 卓
35 静脈栄養  北河徳彦
36 疼痛緩和  岩﨑史記

D 薬剤
37 常用処方・薬剤  黒澤健司
38 抗菌薬  鹿間芳明
 38-1 各種感染症における抗菌薬の選択
 38-2 手術部位感染症の予防的抗菌薬
39 抗菌・抗真菌・抗ウイルス・インタ-フェロン・G-CSF薬剤一覧  今川智之
40 免疫グロブリン製剤  鹿間芳明
41 ICU汎用薬,緊急薬  林 拓也
 41-1 ICU汎用薬
 41-2 緊急薬早見表
 41-3 使用薬剤の微量点滴静注用溶液作成法
42 血管外漏出により組織傷害を起こす薬剤(抗悪性腫瘍薬を除く) 鹿間芳明

付録
 付1 標準身長,体重,頭囲  安達昌功
 付2 体表面積表  安達昌功
 付3 隔離を必要とする小児感染性疾患早見表  鹿間芳明

索引

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序文

改訂第14版 序

 小児科当直医マニュアル改訂第14版をお届けする.
 このマニュアルは3年ごとに改訂しており,初版から数えると41年目を迎える.常に最新の小児医学・医療の知識を反映できるように努めている.
 今回の改訂14版においては,目次改訂ワーキンググループを組織し,研修医も参加し臨床現場の意見を取り入れ,大幅な見直しを行った.特に,「A.救急・緊急時の対応・手技」の部分においては項目の整理と改編を行い,実際に即した症候学およびその対応をまとめ,新たに,「頭痛・頭部外傷」「栄養」を加えた.全面改稿項目は,「3.けいれん・意識障害」「6.脱水・輸液」がある.また,「B.重篤な症状をもたらす疾患とその治療」の部分でも,疾病学の最新の知見を加え改めた.「早産低出生体重児・新生児」の項も一新した.
 さらに今回の特徴でもあるが,各項目に「コンサルト」の見出しを設けて上級医の判断を要する基準を示した.
 本マニュアルは,元来,神奈川県立こども医療センターの小児科医たちが当直業務を行うにあたって,できるだけ共通の基盤と方針と水準で診療が行えるように作成されたものである.執筆はそれぞれの専門家によるが,網羅的に記載するのではなく,実際に当センターで行われていることを記載している.医学的根拠に裏打ちされながらも,臨床の場で選び抜かれた知識を盛り込むという,実戦重視を編集上のコンセプトとした.この編集方針は今回も変わっていない.なかでも日常遭遇する機会の多い疾患,救急処置の必要な小児疾患について具体的に記載している.小児科医のみならず,小児を診る機会のある内科医,外科医にも臨床の場で直ちに役立つ内容と考えている.
 ポケットサイズにするため,内容と記載は簡潔を旨とした.詳細なエビデンス等については,成書を参照されたい.今後とも皆様の白衣のポケットの書として,ご活用いただきたい.
 今回より,英文表記を「Essential Manual for Pediatric Emergency」と定め,表紙に記載した.この名称を含めて診療の友としていただきたい.

2016年3月

編集 
山下純正
康井制洋
栗原和幸