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小児感染症治療ハンドブック2015-2016診断と治療社 | 書籍詳細:小児感染症治療ハンドブック2015-2016

北里大学感染制御研究機構

砂川 慶介 (すなかわ けいすけ) 編著

川崎医科大学小児科学講座

尾内 一信(おうち かずのぶ) 編著

第4版 B6変形判 並製 274頁 2015年10月15日発行

ISBN9784787821973

定価:本体3,600円+税
  

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好評書の2015-2016版.抗微生物薬選択の基本,小児の特殊性,薬剤耐性のメカニズムを解説. 感染臓器別・疾患別治療,新生児感染症治療の実際を網羅,主な微生物別推奨薬,感染症予防の制度,感染症予防・治療薬一覧も充実.今版では最新のガイドラインおよび薬剤情報アップデートの他,新たに PK/PD,付録の資料を追加.小児を診療するすべての医師が手元に置いて使える1冊.

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目次

執筆者一覧
2015-2016版の序
2013-2014版の序
2011-2012版の序
初版の序
凡例
抗微生物薬略語一覧
微生物略語一覧

1.総論
■抗微生物薬選択の基本
■小児の特殊性
■薬剤耐性のメカニズム
■PK/PD(Pharmacokinetics and Pharmacodynamics)

2.感染臓器別・疾患別治療
■全身感染症
■感覚器系感染症
■呼吸器感染症
■骨・関節感染症
■神経系感染症
■消化器系感染症
■循環器系感染症
■皮膚・軟部組織感染症
■泌尿・生殖器感染症
■性感染症
■その他

3.新生児感染症の治療
■新生児感染症原因微生物別治療
■新生児への抗菌薬投与の用法・用量(日本)
■新生児への抗菌薬投与の用法・用量(米国)

4.主な微生物別推奨薬
■細菌
■ウイルス
■真菌
■寄生虫

5.抗微生物薬の予防的投与

6.抗微生物薬の使用法
■免疫正常者における標準的抗微生物薬使用期間
■副作用
■薬剤相互作用
■腎不全時の投与法(主に腎排泄型の薬剤)
■小児科領域でTDMが必要となる薬剤
■抗菌薬の減感作療法プロトコール

7.感染症予防の制度
■予防接種
■感染期間と登校基準
■院内感染対策
■届出が必要な疾患

8.感染症予防ならびに治療薬一覧
■ペニシリン系薬
■セフェム系薬(経口薬)
■セフェム系薬(注射薬)
■その他のβ-ラクタム系薬
■アミノグリコシド系薬
■マクロライド系薬
■リンコマイシン系薬
■キノロン系薬
■抗MRSA薬
■その他の抗菌薬
■抗真菌薬
■抗寄生虫薬
■ウイルス性肝炎治療薬
■抗ウイルス薬
■抗HIV薬
■血液製剤
■予防接種用薬

9.付録
■付録1:関連情報(URL,書籍など)
■付録2:日本の定期/任意予防接種スケジュール
■付録3:日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール
■付録4:感染可能期間と潜伏期間
■付録5:麻疹・風疹・流行性耳下腺炎・水痘ワクチン接種のフローチャート
■付録6:抗体価の考え方
■付録7:血清抗体価の評価法
■付録8:抗菌スペクトル一覧表

索引
 疾患索引
 微生物索引
 薬剤索引

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序文

2015-2016版の序

小児感染症治療ハンドブックの初版が2008年に出版され,その後2010年,2012年に改訂を行い,今回おかげさまで3回目の改訂を無事に終えることができた.
今回の改訂においても初版から引き続き改訂作業に積極的に参加していただいた小児感染症各領域のエキスパートの先生方には,日常診療ばかりでなく教育や研究にご多忙の中を貴重な時間を割いていただき,最新のエビデンスを基づき最良の改訂をしていただいたことを感謝している.
近年の医療環境から小児の診療においても常に標準的治療を実践することを求められる状況である.本書は,読者が忙しい日常診療の中で容易に小児感染症治療の標準的治療を選択できること目指し,できるだけ日本の医療背景をも配慮し日本のデータに基づいて編集されている.日本ばかりでなく世界の最新のガイドラインを参考として,初期研修医でも標準治療薬の選択,投与量,投与法の決定,標準治療期間の把握,予防薬の選択,抗菌薬の副反応や相互作用,感染症法の届け出要領,院内感染対策上必要な各種感染症の感染期間や感染予防抗体レベル,学校保健安全法に基づく出校停止期間,目的別の抗体価測定法の選択など,小児の診療に必要な様々な項目を容易に把握,実践できるように構成している.
本書は,臨床の場において小児を診療する医師が使いやすい最良のハンドブックを目指している.今後も定期的な改訂を予定しており,臨床現場の皆様方のご意見を踏まえて最良の改訂を続けたいと考えている.是非とも本書の内容に関して忌憚のないご意見をいただければ幸甚である.
今回も診断と治療社編集部の方々の多大なご支援により本改訂版を発行することができた.この場を借りて深謝したい.

2015年9月
編著者


2013-2014版の序

小児感染症治療ハンドブックも2008年に初版が世に出てから,2010年に1回目の改訂を行い,さらに今回第2回目の改訂を行った.これもひとえに多くの購買者の皆様方のご支援の賜物であり,この場を借りて御礼を申し上げたい.
近年,薬剤耐性微生物が一段と増加し,またその耐性度も増している現状は非常に憂慮すべき事態と考えている.さらに,世界の新規感染症治療薬の開発も先細り状態であり,感染症がさらなる人類の脅威となることが容易に予想される.特に小児領域では著しい状況である.したがって,今までのように新薬に期待することが難しくなっており,現在使用できる薬剤を有効に活用する必要に迫られている.まさに臨床の現場で感染症治療薬の適正使用の意味を理解し,実践することが重要である.
臨床の場では,適切に改定されたガイドラインを活用することが実践的である.今回の改訂では,日本ばかりでなく世界の最新のガイドラインを参考とし,初期研修の医師でも臨床の現場で最適な治療法を容易に選択できるように配慮している.執筆を担当していただいた小児感染症各領域のエキスパートの先生方には,ご多忙の中,限られた時間の中で最新情報を吟味し最良の改訂をしていただいたと感謝している.
本書は,小児を診療する医師が臨床の場で容易に適正使用を実践でき,しかもできるだけ使いやすい最良のハンドブックを目指している.今後も2年ごとの改訂を予定しており,臨床現場の皆様方のご意見を改訂内容に反映していきたい.是非とも本書の内容に関して忌憚のないご意見をいただけると幸甚である.
診断と治療社編集部の方々の多大なご支援により今回も改訂版を発行することができた.この場を借りて深謝したい.

2012年10月
編著者


2011-2012版の序

本書が世に出てから,2年が経過した.たくさんの購読者からあたたかいご声援をいただいた.この場を借りて御礼を申し上げたい.
その後,感染症に関するガイドラインの改訂,小児科領域における新規の抗菌薬・抗ウイルス薬・ワクチンの開発,パンデミックインフルエンザH1N1 2009の流行,病原微生物感受性動向の変化など,本書の内容を更新する必要に迫られた.常に最新の情報を提供し,小児を診療する臨床の現場で最適な治療法を容易に選択できるという本書の主旨を考慮し,昨年末より改訂作業に入った.執筆担当の先生には,ご多忙の中,限られた時間の中で最良の改訂をしていただいたと感謝している.
今後も小児科領域における感染症治療ハンドブックのバイブルを目指して2年ごとに改訂の予定である.小児を診療する臨床医ができるだけ使いやすいハンドブックを目指しているため,本書の内容に関して忌憚のないご意見をいただけると光栄である.

2010年11月
編著者


初版の序

小児科診療の70%以上は感染症に関連するため,小児感染症の抗微生物薬療法は小児を診療する臨床医にとって必要不可欠である.感染症の診療に関しては,たとえばサンフォードガイド「熱病」など,欧米の有名な書物が多数存在する.これらはハンディーであるばかりでなく内容も充実しており,われわれの日常診療には欠かせない存在である.しかし,日本では認可されていない薬も少なからず掲載されていて,汎用に苦慮するケースもしばしば経験した.特に小児科領域では使いにくい場面も多かった.また,抗菌薬の効果を左右する薬剤耐性の問題もあって,日本の現状に則したハンドブックの必要性を常々考えさせられたことも事実である.機会あって,「診断と治療社」編集部の方々にその必要性をお話ししたところ,快く出版を引き受けてくださり本書が世に出ることとなった.
したがって,制作にあたっては日本の現状を配慮し,できうる限り日本のガイドラインに従った.また,小児の特殊性も考慮した.基本的には日本の用法・用量に従ったが,耐性菌の状況により効果が疑問視される時は用法・用量を超えて記載した.
本書は,小児科医のみならず,初期研修の医師,救急医,耳鼻科や内科医師など小児を診療するすべての医師を対象としている.是非とも小児を診療する時にはポケットの中や手元に置いて,この冊子を活用して頂きたい.よりよい選択が容易に得られることを確信している.
当然のことながら,薬剤耐性化や抗菌薬の開発など日進月歩であるため,今後は2?3年ごとに読者のご意見もとり入れつつ改訂を加え,より充実したものを目指して育てていきたいと考えている.
本書の執筆者諸賢は,小児感染症各領域のエキスパートである.ご多忙の中趣旨にご賛同頂き本書の上梓に多大なご協力を頂いた.ここに記して厚く深謝したい.

2008年11月
編著者