2318プライマリ・ケアのための新規抗てんかん薬マスターブック 改訂第2版
7/14

がかかる,なども発作型判断の材料になる.てんかん診断のための病歴聴取てんかん発症に関連する病歴を尋ねる際には,一部のてんかんでは発作好発時間帯があること図1てんかんの診断と治療のアウトライン聴取のポイント聴取する内容意義・内容等1.いつ時刻(早朝,夕方,深夜など)状況(睡眠中,寝起き,覚醒中など)誘因(光,入浴,深呼吸,驚愕など)てんかん分類に有用.転倒・外傷リスク評価てんかん分類に有用.転倒・外傷リスク評価てんかん分類に有用.予防策に活かす2.どこが四肢,顔,目,左右ぴくつきの有無,偏倚の方向3.どんな意識,顔色運動(間代,強直,弛緩)感覚気持ちの変化自動症の有無と様子長さ発作中の症状の移り変わり声かけ,簡単な指示を与える,チアノーゼ運動症状が途中で変化する場合があるチクチク,光,音,臭いなど怖い,昔懐かしいなど部位(口元や手足)と様子(激しいか穏やかか)持続時間を時計で測る4.発作後意識回復までの時間体の一部の一時的麻痺発作想起の可否発作後の言葉の回復頭痛,嘔吐,筋肉痛の有無生活復帰のタイミング一次運動野への影響を評価発作中の意識と記憶の評価言語野への影響を評価発作の強さや種類の指標5.反復様式シリーズ,群発,回数てんかん分類診断や予防策に有用表2発作症状の観察ポイント発作症状(表2)病歴,診察,脳波,MRI,採血,合併症などてんかんてんかん以外の疾患(表3)てんかん発作型てんかん類型・症候群てんかんの治療開始てんかん以外の疾患の治療開始治療保留発作消失発作反復問題となる副作用がなければ継続1.てんかんの診断から治療のアウトライン3

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る