2362褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン2018
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本ガイドラインについてxvii4)文献検索 主にPubMed,医学中央雑誌より2011年4月以降2017年8月の期間に発表された主要な文献,特に,①調査対象数が多い,②発表年度が新しい,③エビデンスレベルが高い,④インパクトファクターが高い,論文を優先した.しかしながら,わが国の診療ガイドラインであること,わが国の保険医療制度の特徴を考慮する必要があることから,適宜,邦文論文も引用可能とした.5)ステートメント作成 各項目のポイントをステートメントとして3~5点を箇条書きで記載した.各ステートメント中,診療行為に関する記述には,総体的なエビデンスの強さとそれに基づく推奨度を付与した.6)個別文献のエビデンスレベルの付与とアウトカム全般のエビデンスの強さ 各文献のエビデンスレベルは「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2007」に準拠し,研究デザインに基づいて決定(表1)後,“文献”に付記した.当初,ステートメントに総合的なエビデンスレベルを記載したが,本ガイドライン作成過程で「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2014」が発表され,診療行為の推奨度決定の根拠となるエビデンスの分類・表示方法が変更となったことから,それを参考とすることとし,表2に示したルールに基づいてアウトカム全般のエビデンスの強さで表示した.表1 研究デザインと個別アウトカムのエビデンスレベル分類研究デザインの分類エビデンスレベルシステマティック・レビュー(SR)Ⅰメタアナリシス(MA)Ⅰ介入研究(IS)ランダム化(RCT)Ⅱ非ランダム化(N-RCT)Ⅲ観察研究(OS)コホート,症例対照研究,横断研究Ⅳ症例集積 ,症例報告Ⅴ専門家の意見(EO)ガイドラインコンセンサス・通常のレビューⅥ表2 推奨決定のための,アウトカム全般のエビデンスの強さ    (Minds2014とMinds2007の比較対応)Minds2014におけるエビデンスの強さ解 説Minds 2007 に基づくエビデンスレベルA(強)効果の推定値に強く確信があるI・IIB(中)効果の推定値に中程度の確信があるⅢ・ⅣC(弱)効果の推定値に対する確信は限定的であるⅣ・ⅤD(とても弱い)効果の推定値がほとんど確信できないⅤ・Ⅵ(本ガイドライン作成委員会による).

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