2409高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版 ダイジェスト・ポケット版
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本ガイドライン(第3版)の使い方Step1:実際に使用される前に,以下の注意点を読んでください・本ガイドラインは高尿酸血症・痛風の患者さん,高尿酸血症・痛風の非専門医を含む医療従事者の利用を想定しています.・本ガイドラインの推奨は成人の高尿酸血症・痛風が対象です.・ガイドラインは実際の治療を束縛するものではありません.高尿酸血症・痛風に精通した専門医や治療経験が豊富な医師は本ガイドラインの推奨とは異なる治療を行うことがあります.また,本ガイドラインに示されるのは一般的な診療方法であるために,必ずしも個々の患者さんに当てはまるとは限りません.最終的な判断は主治医と患者さんが協議して行わなければならないことをご理解ください.・高尿酸血症・痛風は臓器合併症を伴うため,必要に応じて各領域の専門医にご相談ください.・本ガイドライン(第3版)の推奨は2017年3月31日までのエビデンスを基に作成されました.・本ガイドラインは臨床現場で医師や患者さんが適切な判断や決断を下せるように支援する目的で作成されました.医事紛争や医療裁判の資料としての利用はその目的から逸脱しているので用いないでください.Step2:次の図を参考にして,対象疾患と本書で利用できる部分を確認してください 本ガイドラインのなかで,痛風関節炎の治療とその再発予防と痛風結節の治療ならびに腎障害・高血圧・心不全を合併した高尿酸血症の治療や食事指導に関して診療の場において意見が分かれる,あるいは判断に迷う時に利用できる部分は『第2章』です.上記以外の高尿酸血症・痛風の疫学・診断・病態別治療で利用できる部分は『第3章』です.1図本ガイドライン(第3版)の構成高尿酸血症・痛風第2章 クリニカルクエスチョンと推奨第3章 高尿酸血症・痛風の診療マニュアル第3章 高尿酸血症・痛風の診療マニュアル本書で利用できる部分上記以外の高尿酸血症・痛風の疫学・診断・病態別治療●痛風関節炎の治療と再発予防と痛風結節の治療●腎障害・高血圧・心不全を合併した高尿酸血症の治療●食事指導本治療ガイドラインの対象疾患ガイドラインの使い方ガイドラインの使い方第章12

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