21第2章 インターネット・ゲーム・SNS依存 の診断・治療と再発防止プログラムト依存とは境を接するばかりか,その範疇は重なり合っており,クロスアディクションを形成しやすいと考えられる.本章では基本的に「インターネット・ゲーム・SNS依存」の語を用いてこれらの行為依存を一括して示している.年主な出来事1947世界初のコンピュータゲームの構想「Cathode-Ray Tube Amusement Device」(Fairchild)が設計される1952ケンブリッジ大学の学生Douglasによって三目並べのコンピュータゲーム「Noughts and Crosses(OXO)」が開発される1958ブルックヘブン国立研究所のHiginbothamによって弾道計算用のアナログコンピュータとオシロスコープを用いた「Tennis for Two」が制作される1961マサチューセッツ工科大学の学生グループTMRCによって初めて汎用コンピュータで動作するゲーム「スペースウォー!」が開発される1967アメリカでインターネットの基となったARPANETの研究が始まる1969ARPANETの運用開始1972世界初となる据置型家庭用ゲーム機「Magnavox Odyssey」(100米ドル,Magnavox)発売アーケードゲーム筐体「PONG」(Atari)発売.類似品が多数発売される1973国内でも「PONG」クローンのアーケードゲーム筐体「エレポン」(タイトー)発売1975Atari初となる据置型家庭用ゲーム機「Home PONG(Tele-Games)」(98.95米ドル/24,800円,Atari)発売.類似品が「Telester」(50米ドル,Coreco)をはじめ数十社から発売される国内でも「テレビテニス」(19,500円,エポック社)などが発売1976据置型家庭用ゲーム機「Fairchild Channel F」(169.95米ドル/128,000円,Fairchild Semiconductor International)発売.ハードウェア(機器本体)とソフトウェア(カセット)が分離される.同商品は国内でも輸入販売されている世界初となる携帯型電子ゲーム機「Mattel Auto Race」(24.99米ドル,Mattel)発売.ただし,ハードとソフトが一体の非交換式のものであった
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