2548血液検査×総合診療
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ixくの種類,形態があり,このような出版物では明らかに不十分で,血液専門医でも診断に苦慮する場合も多いためあえて掲載せず,赤血球と血小板の標本のみを「できれば,これくらい……」という期待を込めて,掲載しました.これまでに多くの「非血液専門医」の先生方に血液疾患の患者さんをご紹介いただき,こちらからも外来・入院によるフォローをお願いして対応していただいてきました.Part Dには,その際の経験が強く反映されています.かなり無理な依頼もあったかと思いますが,ご快諾いただいた先生方にこの場を借りて深謝いたします.この本は,これまでに共著にて上梓した『レジデントのための血液診療の鉄則』(医学書院,2014年)と『診療所/一般病院の血液診療Do & Don’t』(日本医事新報社,2018年)を総合診療的なアプローチで補完するような内容になっています.前2作の編集を行っていただいた岡田定先生には,聖路加国際病院でレジデントとして歩みはじめたときから始まり,血液内科医としてスタートした昭和大学藤が丘病院内科(血液),さらに聖路加国際病院血液内科と,長年にわたりいろいろなシチュエーションでご指導いただき,今回の企画にも当初からお世話になりました.改めて御礼申し上げます.また,獨協医科大学埼玉医療センター臨床検査部の星孝夫主任には,Practiceのプレゼンテーションにご協力いただき深謝いたします.最後になりましたが,刊行にあたり大変お世話になった診断と治療社の渡邉和教さまをはじめとする編集部の皆様,そして企画から刊行まで迅速かつ熱心にサポートしていただいた企画部の小室裕太郎さまに深く感謝いたします.2022年2月 立春に獨協医科大学埼玉医療センター輸血部 部長 樋口敬和

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