2556脳神経小児科診断・治療マニュアル 改訂第4版
11/12

Duchenne型筋ジストロフィー〈DMD〉,Becker型筋ジストロフィー〈BMD〉,Charcot-Marie-Tooth病〈CMT〉1Aなどは,遺伝子検査が優先).〈佐々木征行〉6912 筋力低下I症状から考えること,検査すること表1‒42  近位筋優位の筋力低下をきたすおもな疾患 1 .脊髄性筋萎縮症(I,II,III型) 2 .進行性筋ジストロフィー  ・Duchenne/Becker型筋ジストロフィー(DMD/BMD)  ・肢帯型筋ジストロフィー(LGMD)  ・顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSH) 3 .炎症性筋疾患  ・多発性筋炎  ・皮膚筋炎 4 .代謝性筋疾患  ・糖原病II型(Pompe病)  ・カルニチン欠損症 5 .先天性ミオパチー表1‒43  遠位筋優位の筋力低下をきたすおもな疾患 1 .運動神経疾患  ・若年型筋萎縮性側索硬化症(若年型ALS)  ・脊髄性筋萎縮症(III型) 2 .末梢神経疾患  ・遺伝性運動感覚性ニューロパチー(HMSN)   Charcot-Marie-Tooth病1型,2型など   多発性神経炎,慢性再発性多発神経炎など  ・薬剤誘発性ニューロパチー   イソニアジド,ビンクリスチン,フェニトインなど 3 .筋疾患  ・遠位型ミオパチー  ・筋強直性ジストロフィー  ・Emery-Dreifuss型筋ジストロフィー

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る