Duchenne型筋ジストロフィー〈DMD〉,Becker型筋ジストロフィー〈BMD〉,Charcot-Marie-Tooth病〈CMT〉1Aなどは,遺伝子検査が優先).〈佐々木征行〉6912 筋力低下I症状から考えること,検査すること表1‒42 近位筋優位の筋力低下をきたすおもな疾患 1 .脊髄性筋萎縮症(I,II,III型) 2 .進行性筋ジストロフィー ・Duchenne/Becker型筋ジストロフィー(DMD/BMD) ・肢帯型筋ジストロフィー(LGMD) ・顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSH) 3 .炎症性筋疾患 ・多発性筋炎 ・皮膚筋炎 4 .代謝性筋疾患 ・糖原病II型(Pompe病) ・カルニチン欠損症 5 .先天性ミオパチー表1‒43 遠位筋優位の筋力低下をきたすおもな疾患 1 .運動神経疾患 ・若年型筋萎縮性側索硬化症(若年型ALS) ・脊髄性筋萎縮症(III型) 2 .末梢神経疾患 ・遺伝性運動感覚性ニューロパチー(HMSN) Charcot-Marie-Tooth病1型,2型など 多発性神経炎,慢性再発性多発神経炎など ・薬剤誘発性ニューロパチー イソニアジド,ビンクリスチン,フェニトインなど 3 .筋疾患 ・遠位型ミオパチー ・筋強直性ジストロフィー ・Emery-Dreifuss型筋ジストロフィー
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