2571ウィメンズヘルスケア マスト&ミニマム
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29第1章ピル▲7 低用量ピルの種類と使い分けにも影響を受けます.エストロゲン量が少ないと不正出血は起こりやすく,黄体ホルモンの種類が第1世代より第2・第3世代の方が不正出血が起こりにくい特徴があります(表2).2黄体ホルモンの種類と副作用低用量ピルは,黄体ホルモンの種類によって効果と副作用に違いがあります(表2).黄体ホルモンの種類と開発時期によって世代が決まっており3),女性の指向や希望に合わせて低用量ピルの種類(世代)を選択したり,副作用に応じて別の世代の低用量ピルに変えることが可能です.1つの低用量ピルで合わない方も,世代を変えることで症状が改善し上手く使えるようになることもあります.プロゲスチン活性が高い場合,食欲増表2 ピルの世代と特徴商品名黄体ホルモン特徴コメントアンジュ®トリキュラー®★ラベルフィーユ®レボノルゲストレル(第2世代)3相性OC不正出血が起こりにくいマーベロン®★ファボワール®デソゲストレル(第3世代)1相性OCニキビへの効果高いルナベル®LD★フリウェル®LDノルエチステロン(第1世代)1相性LEP値段が安いオーソM®と同一成分ルナベル®ULD★フリウェル®ULDノルエチステロン(第1世代)1相性LEP 超低用量値段が安いエストロゲンに伴う副作用が少ない避妊効果がやや低い可能性ジェミーナ®レボノルゲストレル(第2世代)1相性LEP 超低用量77日間連続投与が可能PMDDへの効果報告ありヤーズ®/ヤーズフレックス®★ドロエチ®ドロスピレノン(第4世代)1相性 LEP 超低用量120日連続投与可能PMS/PMDDへの効果高いニキビへの効果高い浮腫が起こりにくい★は後発品

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