■2 診断編 section 2:障害臓器から考える色混濁黄透明紫赤166図1 尿の色表1 尿の色とおもな原因病的原因食物・薬剤などaaaa:正常,黄色で透明,検尿カップの底にあるマークが見える.b:血尿,血液による赤色,底のマークは見える.c:血尿,血液による黒い色を呈している,底のマークは見えない.d:紫蓄尿バック症候群.e:プロポフォールによる緑色の尿➡口絵7(志水英明:尿で何がわかるの?.鈴木利彦 監,坂井正弘 編:「型」が身につく蛋白尿・血尿の診かた・考えかた.日本医事新報社,2021:62-66を基に作成)ddリン酸尿,膿尿,乳び尿,脂肪尿,高シュウ酸尿胆汁色素,ミオグロビン茶色茶〜黒胆汁色素,メラ二ン(アルカプトン尿症・悪性黒色腫など),メトヘモグロビン緑膿菌感染症,ビリベルジン,Hartnup病緑もしくは青紫色蓄尿バッグ症候群オレンジ胆汁色素血尿,ヘモグロビン尿,ミオグロビン尿,ポルフィリア濃縮尿(腎前性腎不全)希釈尿(水中毒,血清ナトリウム急速上昇の徴候)bbbeee高プリン食(高尿酸尿)ソラマメ(G6PD欠損症),レボドパ,メトロニダゾール,nitrofurantoin,抗マラリア薬の一部カスカラ,レボドパ,センナアミトリプチリン,インジゴカルミン,シメチジン(静注),プロメタジン(静注),メチレンブルー,トリアムテレン,プロポフォール,リステリン®フェノチアジン,phenazopyridineビーツ,ブラックベリー,ルバーブ,リファンピシンニンジン,カスカラ利尿薬(静注投与後)ccc
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