26084つの視点でまるわかり!遺糞症・便失禁AtoZ
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診療の実際小児消化器科医 十河  剛 児童精神科医角田智哉252十河 まず,ぼくたちが診ていると,全体的に便秘の子供が圧倒的に多いんですけど,単純に便秘ってだけじゃなくて,特に遺糞症になっちゃう子は発達障害の便失禁(遺糞症)は,患者数が多いにもかかわらず,その認知度は夜尿症のようには高くありません.便失禁を伴う便秘は重度であり,適切な診断および治療が求められていますが,その診断への基礎的な知識も十分に広まっていないという現状があります.また,症例によって消化器科・外科・神経科・児童精神科との連携が必要になりますが,一般小児科医にとっては,いつ・どこに紹介すればよいのか,どのように治療すればよいのかが分からないという問題もあります.今回,便失禁(遺糞症)の啓蒙に取り組むべく,小児消化器科医の視点と児童精神科医の視点から,診療の実際と連携の実践,今後について熱く語っていただきました.小児消化器科医と 児童精神科医の対談Dialogue

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