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診断と治療社 | 雑誌詳細:小児科診療

小児科診療

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2024年 Vol.87 No.12 2024-11-13

学校における医療行為と医療的ケア

定価:3,190円(本体価格2,900円+税)

冊 

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次号予告

2025年 Vol.88 No.1 2024年12月発売予定
特集/正しく怖がれ,小児救急1人対応!


今後の特集(予定)

Vol.88 No.2 特集/小児医療の中でこそみよう こどもの心の診療

Vol.88 No.3 特集/小児耳鼻咽喉科疾患のファーストタッチから専門診療へ

Vol.88 No.4 特集/新生児マススクリーニングのこれまでとこれから

Vol.88 No.春増刊号 特集/これからのガイドラインの読み方,使い方

Vol.88 No.5 特集/小児の下痢をもっと知ろう!

Vol.88 No.6 特集/小児の出血・凝固異常の診断と治療

Vol.88 No.7 特集/発生から考えてみよう!早産児の疾患

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掲載論文

序 文  /岡崎 伸 

Ⅰ.総 論

小児科医に求められること  /石垣景子 
学校における医療行為と対象疾患  /岡崎 伸 
特別支援学校と小中学校における医療行為の特徴  /丹羽 登 
学校で行う医療行為の現在地(地域差を含む)  /丹羽 登 

Ⅱ.各論Ⅰ(主要な医療行為や医療的ケアについて)

医療的ケアの実際  /岡崎 伸 
医療的ケアへのサポート  /末吉 亮 
アナフィラキシーへの対応(エピペン®使用を含む)  /今井孝成 
糖尿病がある子どもへの対応  /須永紋奈・他 
けいれん発作への救急対応  /九鬼一郎
一般小中学校における学校生活・校外学習のケア  /木内昌子 

Ⅲ.各論Ⅱ(それぞれの立場から捉える)

教員の立場から  /能勢由美 
養護教諭の立場から  /飯野順子 
学校の看護師の立場から  /勝田仁美・他 
育療連携の立場から  /南 晃二 
生徒であった筆者の経験から  /濱谷美綺 
家族の立場から  /宮副和歩 

小児科診療/第87巻(2024年)総目次  

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ねらい

岡崎 伸  /大阪市立総合医療センター小児脳神経・言語療法内科

 このたび,小児科診療の特集号「学校における医療行為と医療的ケア」を石垣景子先生と私で編者を務めさせていただきました.
 近年,医療の進歩に伴い,在宅や地域で暮らすために,毎日の医療行為や医療的ケアを行う子どもが増加しています.これに伴い,学校現場で医療行為や医療的ケアを行うことの重要性もより高まっています.そのようななか,令和3年9月18日には,「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が施行され,ちょうど3年が経ちました.医療的ケア推進のため,われわれ小児科医はもちろんのこと,看護師,病院関係者,在宅医療関係者など多くの立場の方が,各地で日夜努力してこられていると思います.また,小中学校や特別支援学校などの学校では,多くの子どもが学校に行けるように,以前から長年受け入れを工夫し,努力してこられていると思いますが,上記法律により,合理的配慮の意識のもと,より一層日本各地で推進のため努力や工夫をされていることと思います.
 子どもと家族中心のケア(children & family centered care)という言葉をよくききますが,学校における医療行為と医療的ケアにおいてもこのモデルが重要だと思います.つまり,子どもと家族の声に耳を傾け,その意向を中心に据えて,多職種(特に医療者と学校関係者)が力を合わせることで,多くの子どもが学校に通えるようになると考えております.そこで本特集では,医師,看護師,養護教諭,教員,そして当事者家族にも執筆いただき,現場での経験に基づいた視点から,学校における医療行為や医療的ケアについての実践的な情報を書いていただいております.読者の先生方には,「学校における医療行為と医療的ケア」にかかわる様々な立場からの視点を知っていただき,それが交わることで,よりよい連携が生まれ,医療行為と医療的ケアが必要な子どもたちがより充実した学校生活を送れるようになることを期待しています.
 本特集が,多くの読者の先生方にとって有益な資料となり,今後の発展につながることを願っております.
 最後になりましたが,ご多忙ななか,快く執筆依頼に応じてくださった先生方をはじめ,多くの関係者の皆様に,この場を借りて心から感謝申し上げます.

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2024年 Vol.87
No.12 特集/学校における医療行為と医療的ケア最新号
No.11 特集/遺伝学的検査 Up to Date
No.秋増刊号 特集/臓器別に斬る小児の感染症
No.10 特集/つながる内分泌学
No.9 特集/消化器関連検査を極める!
No.8 特集/公費補助制度を使いこなす!
No.7 特集/「食べる」ことをめぐる問題
No.6 特集/紹介医に伝えたい「腎炎・ネフローゼ症候群」
No.5 特集/それってほんとにITP?
No.春増刊号 特集/子どもの皮膚診療を極めるために
No.4 特集/新生児・乳児の感覚に寄り添う
No.3 特集/小児コロナウイルス感染症の現在地と小児医療に与えたインパクト
No.2 特集/米国の小児医療・卒後教育の現状と臨床留学への手引き
No.1 特集/小児疾患におけるアフェレシス
2023年 Vol.86
No.12 特集/微量元素とビタミンが子どもにとってなぜ必要か
No.11 特集/成長曲線を書こう
No.秋増刊号 特集/アレルギー疾患 最新治療と生活からの視点
No.10 特集/古くて新しい予防接種〜この10年で何が変わったか〜
No.9 特集/トリソミーのすべて:NIPTの時代に
No.8 特集/小児・AYA世代がん診療の現在と未来
No.7 特集/ポストコロナ,少子化時代:30年後の小児医療と人材育成
No.6 特集/小児の敗血症診療up to date
No.5 特集/研修医として今知りたい新生児の診療に必要な手技
No.春増刊号 特集/小児の治療指針
No.4 特集/知っておきたい小児炎症性腸疾患(IBD)
No.3 特集/これでよくわかる自己炎症性疾患
No.2 特集/全身をみて,腎・尿路疾患に気づく
No.1 特集/子どもと家族への心のケア
2022年 Vol.85
No.12 特集/医療情報の利活用 現在と未来
No.11 特集/感染症診療における迅速検査を知る
No.秋増刊号 特集/今考える,移行期医療
No.10 特集/食物アレルギー
No.9 特集/くわしく知ろう小児の機能性消化管疾患
No.8 特集/小児在宅医療をすすめるために
No.7 特集/血液・腫瘍疾患,急ぐべきときは「今」
No.6 特集/小児神経検査マニュアル
No.5 特集/研修医・専攻医・指導医のための小児科研修指南
No.春増刊号 特集/小児画像診断のコツ
No.4 特集/サイトカインストームと小児疾患
No.3 特集/症例から考える小児泌尿器疾患小児病院での私のみかた
No.2 特集/子どもの事故(傷害)いかに防ぐか
No.1 特集/基礎理論に基づいた小児漢方診療
2021年 Vol.84
No.12 特集/治療可能な先天代謝異常症を診断しよう!
No.11 特集/小児遺伝子疾患事典
No.10 特集/頭痛診療の基本から最新の知見まで
No.9 特集/おさえたい川崎病ガイドラインのツボ
No.8 特集/発生学から考えてみよう!小児の先天疾患
No.7 特集/小児栄養 UP to DATE
No.6 特集/統計的分析手法と研究デザイン
No.5 特集/乳幼児健診実践ガイド
No.増刊号 特集/〜エキスパートの経験に学ぶ〜小児科 Decision Making
No.4 特集/小児科医の疑問に答える!子どもと新型コロナウイルス
No.3 特集/災害時の小児医療〜災害の経験を今後に活かす〜
No.2 特集/新ガイドラインの理解を深める 新生児マススクリーニング
No.1 特集/学童期の神経疾患のファーストタッチから専門診療へ
2020年 Vol.83
No.増刊号 特集/症候・疾患からみる小児の検査
2019年 Vol.82
No.増刊号 特集/小児の診療手技