症*1などを起こす. •グラム染色にて連鎖状の陽性球菌が検出される.Part 外来で押さえておくべき病原微生物3 4 3B.B群溶血性レンサ球菌(Streptococcus agalactiae) •直腸や腟の常在菌であるが,おもに母子感染により新生児敗血症・髄膜炎p.237 を起こすことがある. •迅速検査はなく(A群溶血性レンサ球菌の迅速検査キットでは検出されず),培養検査による検出である. •ペニシリン感受性を有し,ペニシリンを使用するが,感染性心内膜炎やGBSによる髄膜炎では,アミノグリコシドの併用が必要なこともある.2751.レンサ球菌属(Streptococcus~):肺炎球菌,A群β溶血性レンサ球菌を除く〔大石智洋〕検査治療薬(薬剤感受性)
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