150解析しにくいデータのまとめ方解析しやすいデータのまとめ方男性，女性などカテゴリーの記載も統一IDは一意になるように整理図1 データ記載の2つの例ディなデータで整理できれば解析時の作業が楽になります．アナリシスレディとはanalysisreadydataのことで，解析作業が実施しやすいデータのかたちということになります．第4章-B．研究のプロセスを支援するもの（p.93）で紹介されているClinicalDataInterchangeStandardsConsortium（CDISC）のStudyDataTabulationModel（SDTM）やAnalysisDataModel（ADaM）はアナリシスレディなデータ構造になっています．CDISCの標準的な概念を取り入れた構造でデータをまとめることができれば素晴らしいですが，臨床研究の経験が少ない頃にCDSICを考慮するのはハードルが高いと思います． ここでは，Excelを利用してデータをまとめる場合を想定し，いくつか解析しやすいデータになるようなコツを記載します．図1の2つの例の違いを参照しながら読んでください．1行目に変数名2行目からデータ日付も記載方法を統一
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