2653糖尿病・内分泌疾患ベストプラクティス
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12糖尿病・内分泌内科は外来診療が中心ですので,外来診療のエキスパートなれるかどうかが大切です.そしてそのやり方によって,どのくらい成長できるかどうかが決まります.これから外来を始めようという若い先生のためへのアドバイスを述べます. 1 こちらから挨拶をしよう!患者さん,メディカル・スタッフの方たちにはこちらから明るく挨拶をしましょう.笑顔で挨拶するだけで,仕事のしやすさや人間関係は変わります.また,患者さんが先生の顔を見ると元気になると言ってくれます. 2 予習をしよう!多くの経験を積んだベテラン医師なら不要かもしれませんが,外来前には患者さんの予約リスト,事前検査結果の内容を確認して予習をしましょう.外来初心者の段階で検査結果の評価などを瞬時に行うことは難しいことが多いですし,見落としも生じます.また患者さんの前ではいろいろと調べにくいですが,予習の段階であればゆっくりと調べたり,周りの先生に聞くことができます.このように,きちんと調べて対応する習慣の積み重ねが実力の向上につながります. 3 復習をしよう!外来中にどうしても方針が立てられなかったり,判断できないことがあります.そのような場合は,検査オーダーを出して,次回受診の予約をとっていただくことが多いと思いますが,想定される疾患名や問題点をメモしておいて,その日のうちに復習しましょう.外来が終わると疲れて余裕がないかもしれませんが,ガイドラインだけでも確認するなど復習の習慣を身につけて,記憶が新鮮なうちに確認することで,患者さんの問題解決に結びつくだけではなく,あなたの活きた知識として蓄積していきます. 4 経過をフォローアップしよう!どうしても解決が難しい時,自信がない時には,コンサルトなどをうまく活用しながらフォローアップしましょう.臨床では丁寧にフォローアップしているうちに正解が現れてくることがあります.これらのよい習慣と自らへのフィードバックがあなたの感覚若手の先生たちへ伝えたい4つのヒントこれから外来を始めようという若い先生のためへのアドバイス外来診療の心構え

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