子どもは家族の食べる様子を見て,自分が食べるべきもの,食べる量をだんだん調整できるようになる能力を持っている.家族が,バランスよく健康的な食べ物を心から楽しんでいる様子を見せることが,偏食予防に最適.食卓での安心安全を担保し,ストレスのない状況で.・食べることを強制しない.・食べる,食べない,食べる量は子ども自ら決める.・してほしくない行動には「知らんぷり」.ネガティブな行動やあそび食べには注目しないこと.・してほしい行動が始まったら直ちに「ニコ」「いいね」.大袈裟に褒めない(褒めしろがなくなり効果がなくなる,もともと遊びたい子どもはハイテンションになって食べなくなる).・評価する言葉を避ける.たとえ褒め言葉でも「じょうず」「えらい」「お利口ね」などの評価語は具体性がないのでわかりにくく,もともと遊びたい子どもはテンションが上がり食べなくなったり,効果がなくなったりする.・叱るのは逆効果:叱る場合はネガティブな行動に対してなので,叱るとかえって注目を浴びたと思い,その行動を助長する.・発達年齢別食卓での話題:食べ物を主語に(人や動物に見立てる)「〇〇さんがおててに乗ったね.あれ,おしくらまんじゅうしてるね」,「ギーギー」「ガリガリ」「サクサク」などの擬音語を使って.ixWhy:なぜHow:どうやって
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