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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

抜群の読みやすさオール2色刷り.一目でキーポイントがわかるレイアウト.

充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2016年 Vol.83 No.1 2015-12-18

婦人科がん治療の新機軸

定価:本体2,700円+税

冊 

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掲載論文

企画 青木大輔

1.全国がん登録の役割と意義 /西野善一・他
2.バイオリソースを用いた研究基盤整備に関する国内外の動き /平沢 晃・他
3.CINの病理診断とバイオマーカー /長峯理子・他
4.子宮頸部腺癌の組織学的分類について /西尾 真
5.子宮頸癌の化学療法と分子標的治療 /馬淵誠士・他
6.子宮体癌の化学療法と分子標的治療薬 /朝野拓史・他
7.子宮肉腫の治療に関する最近の話題 /竹原和宏
8.卵巣癌の組織学的分類と発癌機構 /山本宗平・他
9.次世代シーケンサーを用いたコンパニオン診断,クリニカルシーケンシング /西尾和人
10.分子標的治療薬の長所と短所 /西條 憲・他
11.がん免疫療法開発のあり方について /影山愼一
12.がん幹細胞に関する最近の話題 /吉田祥子・他


連載
若手の最新研究紹介コーナー
クルクミンを用いた子宮筋腫治療法の開発 /築地謙治
母児免疫寛容のメカニズムに着目した新しい婦人科免疫治療の開発 /牧野健一

Essay外界事情 
Multiethnic Study /矢沢珪二郎

Essay青い血のカルテ 
危険な雑煮 /早川 智

症例
皮様囊腫の自然破裂症例―化学性腹膜炎遷延の予防のために /早坂 篤・他
帝王切開術後に卵巣動脈瘤破裂による 後腹膜血腫をきたした1例 /奥野幸一郎・他
発症翌日に死亡した周産期心筋症の1例 /村上淳子・他
子宮内膜細胞診と組織診に腺癌細胞集塊を 認めた卵管癌の2例 /今井一章・他

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ねらい

 われわれ婦人科悪性腫瘍に携わるものは,現状の治療の有効性に決して満足することはなく,常に上を目指し続けている.この姿勢は医療技術進歩の1つの原動力であり次々と新たなアイデアやそれに基づく治療方法を生み出し続ける一方,新たな治療法のすべてが画期的な効果を上げるわけではない.
 そして今日では治療法の開発・検証を,「やみくもに」行うのではなく,効率的に妥当な道筋を通って行うことが求められるようになっている.そこで今回の特集では,婦人科悪性腫瘍の分野において治療の開発に携わるもの,臨床現場で治療を行うものの両者の立場を勘案し,「新たな治療法の開発・評価の背景におくべき基盤」になる情報について共有を図ることを目途とした.
 はじめに「全国がん登録」と「バイオバンク」についてそれぞれの役割と意義について概説していただく.これまでわが国ではがん罹患については全国をカバーするデータをもたずにきたが,2013年12月には「がん登録推進法」が成立し日本全国をカバーする新たな地域がん登録が整備されることになった.悪性腫瘍に向き合うとき,臨床的・疫学的実態とその動向はまさに拠って立つべき情報になる.一方,バイオバンクはがん組織をはじめとする種々のヒト試料の収集である.将来,両者の情報がリンクすることによってがんの特性と転帰について飛躍的な情報収集が可能になるのではないか,と個人的には考えている.
 次いで治療が首尾よく行われるために,診断根拠の一つとすべき病理学的診断について,最近のトピックスを取り上げた.子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)の分子病理学的診断,子宮頸部腺癌の新たな分類,そして卵巣癌の組織学的分類と発癌機構,これらについては今後の新たな治療戦略を構築する上で共通の基盤となるものである.
 一方,実際の治療法としては婦人科悪性腫瘍に対する化学療法・分子標的治療薬の紹介に加え,コンパニオン診断,バイオマーカーの重要性,がん免疫療法,がん幹細胞の視点からの治療など,今実践として行われていなくても,近い将来の新機軸として婦人科腫瘍領域への導入が期待される概念や研究戦略についても解説していただくこととした.
 婦人科悪性腫瘍の新たな治療法の開発戦略には何が重要で,どのように挑むべきか.本書の内容が,こうしたことを議論する際の共通の基盤と最新の情報を共有するための一助になれば望外の幸せである.
(慶應義塾大学医学部産婦人科学教室 青木大輔)

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2017年 Vol.84
No.5 特集/産科出血に立ち向かう―どこまでできる? 診療所から大学病院まで最新号
No.増刊号 特集/知らなきゃ困る 産婦人科小手術
No.4 特集/骨粗鬆症ベストプラクティス
No.3 特集/Non–ART の不妊症診療—体外受精なしでここまでできる
No.2 特集/ここが知りたい 産婦人科周術期管理
No.1 特集/産科領域における遺伝診療の最前線
2016年 Vol.83
No.12 特集/月経前症候群・月経前不快気分障害の最新知見
No.11 特集/子宮筋腫の最前線
No.10 特集/産婦人科臨床研究最前線
No.9 特集/妊娠と感染症―外来で聞かれてどう説明する?
No.8 特集/骨盤臓器脱と排尿障害Up to Date
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No.増刊号 特集/産婦人科処方実践マニュアル
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No.増刊号 特集/よくわかる検査と診断
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2014年 Vol.81
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No.10 特集/がん・生殖医療の現状と展望
No.9 特集/女性のうつ
No.8 特集/女性と静脈血栓塞栓症
No.7 特集/多囊胞性卵巣症候群(PCOS) Up to Date
No.6 特集/オミックスデータからみた婦人科疾患と遺伝情報の解釈  -システム生物学の理解と通した婦人科腫瘍学の新展開
No.5 特集/妊産婦と脳血管疾患
No.増刊号 特集/産婦人科手術 Up to Date
No.4 特集/女性と感染症Up to Date
No.3 特集/幹細胞と生殖医学
No.2 特集/がん免疫療法の最前線
No.1 特集/新たな早産予防戦略
2013年 Vol.80
No.増刊号 特集/ホルモン療法実践マニュアル