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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

抜群の読みやすさオール2色刷り.一目でキーポイントがわかるレイアウト.

充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2016年 Vol.83 No.5 2016-04-19

不育症 Up to Date

定価:本体2,700円+税

冊 

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掲載論文

企画 金山尚裕

1.不育症総論 /齋藤 滋
2.染色体異常 /伊熊慎一郎・他
3.黄体機能不全 /浅田裕美・他
4.高プロラクチン血症 /和泉俊一郎・他
5.甲状腺機能異常 /俵 史子
6.先天性血液凝固線溶異常 /朝比奈俊彦
7.プロテインS欠乏症 /藤田太輔・他
8.抗リン脂質抗体症候群 /山本樹生・他
9.血液凝固異常-XII因子を中心に /佐藤善啓・他
10.免疫学的異常と免疫グロブリン療法 /山田秀人・他
11.子宮形態異常 /竹下俊行
12.頸管無力症(習慣流産を中心に) /大槻克文・他
13.慢性子宮内膜炎 /北宅弘太郎
14.ストレス /三木有希・他

連載
若手の最新研究紹介コーナー
子宮内膜症由来の卵巣癌発癌進展過程におけるlipocalin2の発現と機能の解析 /山田 靖

Essay外界事情 
帝切の増加でCPは減少したのだろうか? /矢沢珪二郎

Essay青い血のカルテ 
瀉血万能の名医? 佐久間象山 /早川 智

原著
癌胎児性フィブロネクチン迅速定性試薬「ラピッドチップ® fFN」の基礎的検討 /金山尚裕・他
当院における妊娠時の子宮頸部細胞診異常の取り扱いについての検討 /桃野友太・他

症例
インフルエンザ桿菌による子宮内感染により生後3時間で新生児死亡に至った1例 /葉 宜慧・他
長期間ペッサリー装着により生じた膀胱腟瘻の1例 /村川裕希・他
止血困難な子宮摘出後の大量出血に対する腹腔・骨盤内ガーゼパッキング /大塚伊佐夫・他

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ねらい

 反復して妊娠はするが,その妊娠を完遂できず,流産や早産,死産などで健常な生児に恵まれない状態を不育症とよぶが,その不育症が近年増加している.不育症は少子化の一つの原因になっているという指摘もある.
 不育症の原因は遺伝的因子,解剖学的因子,内分泌因子,血液凝固因子,免疫学的因子など多岐にわたる.遺伝的因子には両親の染色体異常が原因となることがあり,解剖学的因子として子宮奇形や子宮筋腫などがある.内分泌的因子は黄体機能不全や甲状腺異常等があり,血栓素因は先天的なものと後天的なものがある.抗リン脂質抗体症候群は頻度が比較的多く,後天的血栓素因の代表的なものである.免疫学的因子も不育症に密接に関係する.子宮内に浸潤する絨毛細胞に母体免疫系が過剰に反応し攻撃してしまい流産に至る例もある.慢性の生殖器の感染症やストレスなども不育症の原因になるといわれている.
 治療に関してもそれぞれに対応した治療法が確立されつつある.ある種の子宮の形態異常については手術療法が,黄体機能不全や甲状腺異常ではそれぞれのホルモン補充が有効であることが報告されている.TSH高値の女性の不育症は甲状腺ホルモン投与で改善される.抗リン脂質抗体症候群による不育症はヘパリンによる抗凝固療法により生児を得られる確率が高い.近年ヘパリンの自己注射も普及し患者の治療の負担も軽減している.
 最近の厚生労働省の班研究(富山大学 齋藤 滋委員長)では不育症は適切な治療を行うことにより85%以上が改善されることが報告されている.これを受けて全国に不育症相談窓口が設置されつつある.相談窓口では一般市民からの問い合わせが増加していると聞く.
 少子化時代において不育症を的確に診断し対応することが産婦人科医に求められている.本特集は各テーマのエキスパートに執筆いただいた.読者の不育症の診断,治療に貢献できれば幸いである.
(浜松医科大学産婦人科 金山尚裕)

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2017年 Vol.84
No.7 特集/産婦人科領域における難病を考える
―新たに成立した難病法の視点から
最新号
No.6 特集/他科エキスパートが教える 婦人科医のための合併症管理
No.5 特集/産科出血に立ち向かう
―どこまでできる? 診療所から大学病院まで
No.増刊号 特集/知らなきゃ困る 産婦人科小手術
No.4 特集/骨粗鬆症ベストプラクティス
No.3 特集/Non–ART の不妊症診療—体外受精なしでここまでできる
No.2 特集/ここが知りたい 産婦人科周術期管理
No.1 特集/産科領域における遺伝診療の最前線
2016年 Vol.83
No.12 特集/月経前症候群・月経前不快気分障害の最新知見
No.11 特集/子宮筋腫の最前線
No.10 特集/産婦人科臨床研究最前線
No.9 特集/妊娠と感染症―外来で聞かれてどう説明する?
No.8 特集/骨盤臓器脱と排尿障害Up to Date
No.7 特集/ART最前線
No.6 特集/婦人科がんの診断・治療の最適化を目指して
No.5 特集/不育症 Up to Date
No.増刊号 特集/産婦人科処方実践マニュアル
No.4 特集/中高年女性に多くみられる症候とその対策
No.3 特集/生殖医療における倫理的問題を考える
No.2 特集/OC・LEPガイドライン ポイントの解説
No.1 特集/婦人科がん治療の新機軸
2015年 Vol.82
No.12 特集/分娩管理の新機軸
No.11 特集/婦人科腹腔鏡手術の最前線
No.10 特集/婦人科悪性腫瘍治療に対するドラッグリポジショニングの幕開け―既存薬に秘められた新たな可能性
No.9 特集/胎盤のバイオマーカー
No.8 特集/PIH既往女性の生活習慣病リスクとヘルスケア
No.7 特集/黄体ホルモンの基礎から臨床まで
No.6 特集/遺伝性乳癌卵巣癌のマネージメント
No.5 特集/無痛分娩Up to Date
No.増刊号 特集/よくわかる検査と診断
No.4 特集/OC・LEPの静脈血栓塞栓症リスク Q&A
No.3 特集/女性アスリートを診る ―産婦人科的問題とその対策
No.2 特集/血管新生を標的とした婦人科癌治療
No.1 特集/ワンランク上の妊婦健診
2014年 Vol.81
No.12 特集/よくわかるホルモン補充療法 Q&A
No.11 特集/産婦人科における漢方の理論と実践
No.10 特集/がん・生殖医療の現状と展望
No.9 特集/女性のうつ
No.8 特集/女性と静脈血栓塞栓症
No.7 特集/多囊胞性卵巣症候群(PCOS) Up to Date
No.6 特集/オミックスデータからみた婦人科疾患と遺伝情報の解釈  -システム生物学の理解と通した婦人科腫瘍学の新展開
No.5 特集/妊産婦と脳血管疾患
No.増刊号 特集/産婦人科手術 Up to Date
No.4 特集/女性と感染症Up to Date
No.3 特集/幹細胞と生殖医学
No.2 特集/がん免疫療法の最前線
No.1 特集/新たな早産予防戦略
2013年 Vol.80
No.増刊号 特集/ホルモン療法実践マニュアル