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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

抜群の読みやすさオール2色刷り.一目でキーポイントがわかるレイアウト.

充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2018年 Vol.85 No.3 2018-02-19

生殖医療−知っておきたい最新トピックス

定価:本体2,800円+税

冊 

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掲載論文

企画 大須賀 穣

1.自然周期小卵胞採卵 / 長田尚夫・他
2.GnRH agonistによる排卵誘発 / 久慈直昭・他
3.ランダムスタート卵巣刺激 / 京野廣一・他 
4.卵子,胚および卵巣組織の凍結保存 / 江副賢二・他
5.ミトコンドリア移植 / 森本義晴・他
6.着床前スクリーニング(PGS) / 佐藤 剛
7.着床前診断(PGD)―ゲノム医療時代と背負う新たな柱 / 末岡 浩・他
8.G-CSFと不妊治療への応用 / 富澤英樹
9.子宮内膜胚受容能診断 / 久須美真紀・他
10.子宮内膜スクラッチによる着床促進 / 大石 元
11.Embryo Glueによる着床促進効果 / 竹内一浩・他
12.子宮移植 / 木須伊織・他
13.子宮再生 / 平岡毅大・他 
14.人工卵管(卵管型微小環境媒精法)を用いる高効率媒精 / 兼子 智・他 

特別掲載
生殖補助医療の黄体補充に関するエキスパートミーティングを開催して / 吉村泰典・他 

連載
医療裁判の現場から 第6回
羊水検査結果を見誤ってダウン症ではないと
 説明していたが,出生した児は同症であり,
 かつ同症の合併症によって死亡した事例につき,
 検査結果の誤報告と,児の出生や死亡との因果関係は
 否定したが,両親の慰謝料については認めた裁判例 / 笹山桂一 

若手の最新研究紹介コーナー
体幹機能不全に関する治療法の確立 / 太田 恵 
エストロゲンによる脂肪細胞の褐色化を介した
 代謝恒常性維持機構の解明 / 上田和孝 

来たれ!私たちの産婦人科 第15回
豊橋市民病院 産婦人科 / 岡田真由美 

Essay外界事情
ハワイの給食事情 / 矢沢珪二郎 

Essay青い血のカルテ
笑顔の卒業写真は長生きの秘訣 / 早川 智 

症例
慢性C型肝炎合併の高齢者に対する婦人科手術後,
 肝機能障害が顕在化して治療に難渋した1例 / 川上 穣・他 
抗血小板薬の服用を中止せずに施行した
 婦人科手術の2例 / 佐藤賢一郎・他 

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ねらい

 生殖医療は日進月歩である.テクノロジーの進化,医学の進化の両者に影響を受け,新たな生殖技術が次から次へと現れる.なかには,当初は期待が先行するものの,実際に行うと臨床上の有用性がはっきりせず,廃れていく技術もある.一方で,着実に有用性が認められ,ルーティーンとして臨床に取り入れられていく技術もある.
 本企画においては,生殖補助医療に関連する最新の技術を中心として,知っておくべきトピックスを取り上げた.これらは科学の進歩を反映しているため,実際に生殖補助医療を行わない先生にも有意義な情報を与えると考える.本企画で取り上げた内容は卵胞発育,排卵,受精,着床,妊娠維持のすべてにかかわっており,現代の技術では克服されていない多くの問題点を解決するための診断法・治療法などである.
 はじめに,排卵誘発に関連する最近の話題である自然周期採卵,ランダムスタート採卵を取り上げ,次いで,卵の保存と質の改善といった観点から,凍結保存とミトコンドリア移植を取り上げた.胚の診断法としてPGSとPGDの最先端を解説いただいた.さらに,排卵,着床に効果が注目されているG−CSFの臨床応用についても触れた.一方,着床に関しても近年,様々な技術が登場している.子宮内膜が十分な胚受容能を有しているかを正確に診断し,何らかの障害があればそれを改善することは重要である.これに関して,本特集では子宮内膜の胚受容能診断ならびに胚の着床を改善・促進するスクラッチやEmbryo Glueといった技術を解説いただいた.最後に,今後の課題として重要な子宮の障害に対する技術について取り上げた.子宮移植はすでに海外で試験的に行われているが,今後日本にも導入される可能性があり,理解を深めておくことは有意義である.また,近未来的な技術として子宮の再生技術を最後に解説いただいた.
 今回取り上げた技術は生殖補助医療を実践していない医師にとっては,一見日々の臨床とは無関係に思えるかもしれないが,いずれも生殖生理・病理と密接に関係している.本特集をお読みいただいた先生方の日々の診療に深みが増し,質の向上につながることを編集委員として期待し,願っている.
(東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座 大須賀 穣)

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2018年 Vol.85
No.7 特集/最新号
No.6 特集/婦人科医が注意すべき悪性腫瘍関連疾患
No.5 特集/エキスパートに聞く合併症妊娠のすべて
No.増刊号 特集/産婦人科関連 専門医・認定医ガイド
No.4 特集/女性アスリートのヘルスケア
No.3 特集/生殖医療−知っておきたい最新トピックス
No.2 特集/臨床スキルアップのために−画像診断・病
No.1 特集/胎児心臓をみる−診断から治療へ
2017年 Vol.84
No.12 特集/HRTガイドライン2017年度版 改訂の要点と
No.11 特集/子宮腺筋症と稀少部位子宮内膜症の最新の
No.10 特集/次世代への予防医療―DOHaDを活かす
No.9 特集/今日からできる最新の産婦人科ケア
No.8 特集/女性の将来の健康のために―疾患・病態相互
No.7 特集/産婦人科領域における難病を考える
No.6 特集/他科エキスパートが教える 婦人科医のため
No.5 特集/産科出血に立ち向かう―どこまでできる?
No.増刊号 特集/知らなきゃ困る 産婦人科小手術
No.4 特集/骨粗鬆症ベストプラクティス
No.3 特集/Non-ARTの不妊症診療
No.2 特集/ここが知りたい 産婦人科周術期管理
No.1 特集/産科領域における遺伝診療の最前線
2016年 Vol.83
No.12 特集/月経前症候群・月経前不快気分障害の最新知
No.11 特集/子宮筋腫の最前線
No.10 特集/産婦人科臨床研究最前線
No.9 特集/妊娠と感染症 ―外来で聞かれてどう説明す
No.8 特集/骨盤臓器脱と下部尿路機能障害Up to Date
No.7 特集/ART最前線
No.6 特集/婦人科がんの診断・治療の最適化を目指して
No.5 特集/不育症 Up to Date
No.増刊号 特集/産婦人科処方実践マニュアル
No.4 特集/中高年女性に多くみられる症候とその対策
No.3 特集/生殖医療における倫理的問題を考える
No.2 特集/OC/LEPガイドライン ポイントの解説
No.1 特集/婦人科がん治療の新機軸
2015年 Vol.82
No.12 特集/分娩管理の新機軸
No.11 特集/婦人科腹腔鏡手術の最前線
No.10 特集/婦人科悪性腫瘍治療に対するドラッグリポジショニ
No.9 特集/胎盤のバイオマーカー
No.8 特集/PIH既往女性の生活習慣病リスクとヘルスケア
No.7 特集/黄体ホルモンの基礎から臨床まで
No.6 特集/遺伝性乳癌卵巣癌のマネージメント
No.5 特集/無痛分娩Up to Date
No.増刊号 特集/よくわかる検査と診断
No.4 特集/OC・LEPの静脈血栓症リスク Q&A
No.3 特集/女性アスリートを診る−産婦人科的問題とそ
No.2 特集/血管新生を標的とした婦人科癌治療
No.1 特集/ワンランク上の妊婦健診
2014年 Vol.81
No.増刊号 特集/産婦人科手術 Up to Date
2013年 Vol.80
No.増刊号 特集/ホルモン療法実践マニュアル