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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

抜群の読みやすさオール2色刷り.一目でキーポイントがわかるレイアウト.

充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2020年 Vol.87 No.12 2020-11-18

女性のうつに強くなる

定価:本体2,900円+税

冊 
次号予告

2021年 Vol.88 No.1 2020年12月発売予定
特集/最新産婦人科遺伝診療ABC


今後の特集(予定)

Vol.88 No.2 特集/これでわかる 婦人科稀少腫瘍

Vol.88 No.3 特集/QOLを考える

Vol.88 No.4 特集/産婦人科医も知っておきたい歯科の知識

Vol.88 No.増刊号 特集/画像!エキスパート直伝 産婦人科画像診断

Vol.88 No.5 特集/OC・LEPガイドライン2020年度版を読み解く

Vol.88 No.6 特集/胎児モニタリング with Corona

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掲載論文

企画 髙松 潔

1.「うつ」とは? / 桑原優仁・他
2.女性ホルモンと気分変化 / 根本崇宏
3.脳科学研究からみたうつ病 / 板井江梨・他
4.プライマリ・ケアにおける面接 / 平島奈津子
5.うつの診断に用いられる問診票とその特徴 / 平出麻衣子
6.うつの治療―1)向精神薬の種類とその使い方・やめ方 / 松本泰幸・他
7.うつの治療―2)漢方療法 / 大澤 稔
8.うつの治療―3)心理療法 / 竹内武昭・他
9.月経前症候群(PMS)/月経前不快気分障害(PMDD) / 大坪天平
10.不妊とうつ / 各務真紀・他
11.妊娠中のうつ / 佐藤昌司
12.がんサバイバーのうつ / 市倉加奈子・他
13.更年期のうつ / 小川真里子・他
14.老年期のうつ / 下田健吾

連載
若手の最新研究紹介コーナー
Small—molecule inhibition of Wee1 kinase by AZD1775 selectively sensitizes human papilloma virus(HPV)—associated cervical cancer to DNA—damaging therapies / 小林 理

来たれ! 私たちの産婦人科 第48回
防衛医科大学校病院産科婦人科 / 高野政志

原著
スマートフォンを用いた子宮頸がん検診アプリの開発と利用効果 / 松浦祐介・他

症例
子宮頸部細胞診ASC—USでハイリスクHPV検査が偽陽性を示した1例 / 髙﨑和樹・他
腹腔内に多発した卵殻状石灰化像を伴う播種性卵巣囊胞性成熟奇形腫の1例 / 服部早苗・他

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ねらい

 「21世紀はこころの時代」といわれて久しいですが,近年の社会状況の変化もあいまって,精神疾患は増加しています.特に,うつ病は女性が男性の2倍多いことが知られており,一生のうちに5人に1人が一度は罹患する病気といわれています.うつ病とまでいかなくとも,女性では月経前症候群や月経前不快気分障害,周産期うつ,更年期の抑うつなどホルモン変化に伴ってうつを発症しやすい時期があります.
 しばしば,「うつはこころの風邪」などといわれますが,早期における適切な対応が欠けると症状が遷延し,治療に難渋することが知られています.特に,身体的症状がメインの病態では見過ごされることも少なくないため,プライマリ・ケアの場面ではうつを疑ってみる姿勢は重要です.また,うつ病患者の初診受診科は産婦人科が内科に次いで多いという報告もあるため,産婦人科はうつをピックアップするための重要な診療科の1つです.さらに近年,不妊女性,がんサバイバーや老年期のうつも大きな問題となっています.しかし,メンタルに関連することは避けて通りたいという産婦人科医も少なくないのではないでしょうか.
 一方,治療としては,従来の三環系抗うつ薬などとは異なり,現在では選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)のように産婦人科医でも処方しやすい薬剤も臨床に導入されています.しかし,実際には処方経験がないと使いにくく,いわゆる抗不安薬に頼っているという話もよく耳にします.また,いわゆる抗不安薬は依存や認知症リスクの問題があることも知られています.さらに,心療内科や精神科へ紹介するにしても,どのような場合にお願いすればよいのか,迷うことも多いのではないでしょうか?
 このように,産婦人科医もうつを含めて,こころの問題を避けては通れない,というよりも積極的に取り組む必要があるにもかかわらず,系統的にこの分野を学ぶ機会が少なく,対応に難渋することが多いように思われます.そこで本特集号では,女性のうつに関する基礎知識,診断や各種治療法の実際,さらに,各ライフステージや病態ごとのうつへの対応法についてエキスパートの先生方に解説いただきました.女性のうつに対する明日からの診療における座右の書となれば幸いです.

(東京歯科大学市川総合病院産婦人科 髙松 潔)

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当社発行の雑誌は発行から1年後に論文単位でPDFファイルの
ダウンロード購入が可能です.詳細はメディカルオンラインへ

2020年 Vol.87
No.12 特集/女性のうつに強くなる最新号
No.11 特集/着床を考える
No.10 特集/分子標的薬を極める−基礎から臨床まで−
No.9 特集/もう胎児付属物とはいわせない!−胎盤,臍帯,羊水−
No.8 特集/プレコンセプションケアってなに?
No.7 特集/異所性妊娠の最新診療
No.6 特集/婦人科がん臨床研究のトレンドを知る
No.5 特集/妊娠糖尿病の理解を深めよう
No.増刊号 特集/やさしくわかる 産科婦人科検査マスターブック
No.4 特集/産婦人科医も知っておきたい旅行医学関連の諸問題
No.3 特集/婦人科ロボット支援手術コンパクトマニュアル
No.2 特集/一から学びなおす 婦人科がん化学療法有害事象の管理
No.1 特集/早産!
2019年 Vol.86
No.12 特集/オフィスギネコロジーにおける脂質管理
No.11 特集/新時代の子宮鏡診療
No.10 特集/どうする 再発婦人科がん
No.9 特集/エキスパートに聞く 産婦人科超音波ABC
No.8 特集/漢方の今,これから
No.7 特集/広がる子宮内膜症の世界
No.6 特集/腹式広汎子宮全摘術のすべて
No.5 特集/無痛分娩・産科麻酔Update
No.増刊号 特集/新時代のホルモン療法マニュアル
No.4 特集/新時代に入ったがん・生殖医療
No.3 特集/どうする?妊娠合併婦人科腫瘍の管理
No.2 特集/妊娠高血圧症候群_PIHからHDFへ
No.1 特集/産婦人科医が押さえておくべき法・指針・医療体制
2018年 Vol.85
No.12 特集/思春期にまつわる最近の話題
No.11 特集/月経を診る―患者満足の外来診療のために
No.10 特集/よくわかる腫瘍随伴症候群
No.9 特集/ここまで進んだ胎児治療
No.8 特集/感染症に強くなる
No.7 特集/産婦人科関連ホルモンの基礎を学びなおす
No.6 特集/婦人科医が注意すべき悪性腫瘍関連疾患
No.5 特集/エキスパートに聞く合併症妊娠のすべて
No.増刊号 特集/産婦人科関連 専門医・認定医ガイド
No.4 特集/女性アスリートのヘルスケア
No.3 特集/生殖医療−知っておきたい最新トピックス
No.2 特集/臨床スキルアップのために−画像診断・病理診断・麻酔
No.1 特集/胎児心臓をみる−診断から治療へ
2017年 Vol.84
No.12 特集/HRTガイドライン2017年度版 改訂の要点と最近の話題
No.11 特集/子宮腺筋症と稀少部位子宮内膜症の最新の取り扱い
No.10 特集/次世代への予防医療―DOHaDを活かす
No.9 特集/今日からできる最新の産婦人科ケア
No.8 特集/女性の将来の健康のために―疾患・病態相互の関連
No.7 特集/産婦人科領域における難病を考える
No.6 特集/他科エキスパートが教える婦人科医のための合併症管理
No.5 特集/産科出血に立ち向かう
No.増刊号 特集/知らなきゃ困る 産婦人科小手術
No.4 特集/骨粗鬆症ベストプラクティス
No.3 特集/Non-ARTの不妊症診療
No.2 特集/ここが知りたい 産婦人科周術期管理
No.1 特集/産科領域における遺伝診療の最前線
2016年 Vol.83
No.増刊号 特集/産婦人科処方実践マニュアル
2015年 Vol.82
No.増刊号 特集/よくわかる検査と診断
2014年 Vol.81
No.増刊号 特集/産婦人科手術 Up to Date