株式会社 診断と治療社

産科と婦人科 最新号

  • 臨床にすぐに役立つ知識や最新知見を毎号1テーマで特集.
  • エキスパートによる解説が読み応え十分!
  • 増刊号は網羅的な構成で「手元にあると便利な1冊」として毎年好評.
  • 2色刷りのビジュアルな誌面でポイントが一目でわかりやすい.

雑誌「産科と婦人科」2025年 Vol.92 増刊号 イラスト・写真でコツがわかる!産婦人科小手術&低侵襲手術

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掲載論文

【目 次】

第1章 小手術・低侵襲手術の基礎知識
1  縫合糸の種類と選択方法   松浦拓也・他
2  基本的な糸結びの方法   飯田祐基・他
3  形成外科的な観点からの皮膚縫合   土佐泰祥・他
4  パワーソースの基礎知識   松本 貴・他
5  術後創部管理   小川 令
6  腹腔鏡手術のセッティング   藤本晃久
7  ロボット支援下手術のセッティング   宮本雄一郎
8  CVC/PICC挿入,CVポート留置   片山直人・他
9  脊髄幹麻酔挿入   佐伯淳人
10 静脈麻酔・鎮静   本保 晃・他

第2章 小手術の実際とコツ
A. 外陰部の良性疾患
1  バルトリン腺囊胞・膿瘍/摘出術   石川雅子・他
2  バルトリン腺囊胞・膿瘍/造袋術   杉山太朗
3  尖圭コンジローマ/切除術・焼灼術・凍結術   小林浩一 ・他
4  経腟分娩・会陰裂傷/会陰切開術・修復術   岡田知之・他
B. 腟
1  処女膜閉鎖/開放術   藤井絵里子
2  腟中隔/切除術   岩井加奈・他
3  腟壁裂傷・腟壁血腫/修復術・血腫除去術   佐道俊幸・他
C. 子宮頸部
1  筋腫分娩/筋腫捻除・子宮鏡   齊藤寿一郎・他
2  CIN3/LEEP   井上大輔・他
3  CIN3/円錐切除術   中西 透
4  頸管無力症/子宮頸管縫縮術(+抜糸術)   石本人士
5  腹腔鏡下子宮峡部頸管縫縮術   瀬尾晃平
D. 子宮体部
1  子宮体がん・子宮内膜増殖症/子宮内膜組織診・子宮内膜全面掻爬術   坂井健良・他
2  避妊・月経困難症・過多月経/ミレーナ挿入   池田裕美枝
3  マイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA)   山本泰弘
4  人工妊娠中絶・流産・胞状奇胎/子宮内容除去術・手動式真空吸引法   味村和哉
E  卵 管
1  卵管通過障害/卵管鏡   末岡 浩

第3章 低侵襲手術の実際とコツ
A. 腟
1  骨盤臓器脱/中央腟閉鎖術   冨尾賢介
2  子宮筋腫・骨盤臓器脱など/腟式子宮全摘術+腟壁形成術   宮﨑加寿子
B. 子 宮
1  子宮内膜ポリープ・粘膜下筋腫/子宮鏡下内膜ポリープ切除術・粘膜下筋腫摘出手術   本多真澄・他
2  子宮中隔/子宮鏡下中隔切除術   丸岡 寛・他
3  帝王切開瘢痕部症/内視鏡下帝王切開瘢痕部症手術   銘苅桂子
4  子宮筋腫・子宮腺筋症/全腹腔鏡下子宮全摘術(TLH)   別宮若菜・他
5  子宮筋腫/腹腔鏡下子宮筋腫核出術(LM)   中林 稔
6  子宮筋腫・子宮腺筋症・卵巣囊腫/vNOTES   羽田智則・他
7  子宮体がん,子宮頸がん/腹腔鏡下手術・ロボット支援下手術   寺井義人
8  骨盤臓器脱/vNOTES+SHULL   五十嵐敏雄
9  骨盤臓器脱/腹腔鏡下仙骨腟固定術(LSC)&ロボット支援下仙骨腟固定術(RSC)   大木慎也・他
C. 卵 巣
1  卵巣囊腫/腹腔鏡下卵巣囊腫摘出術(LC)・腹腔鏡下付属器摘出術(USO)   熊切 順
2  卵巣囊腫/腹腔鏡補助下卵巣囊腫摘出術(LAC)   上谷真生・他
3  遺伝性乳がん卵巣がん/リスク低減卵管卵巣摘出術   小林佑介

索引

ねらい

 今回の増刊号のテーマは産婦人科小手術&低侵襲手術である.まさに診療現場で多くの産婦人科医師がすぐに活用できる重要な外科的手技の「コツ」がぎっしりと詰まっている.
 第1章「小手術・低侵襲手術の基礎知識」では,診療科を超えた外科手術のテーマを取り上げ,第2章「小手術の実際とコツ」,第3章「低侵襲手術の実際とコツ」では,豊富なイラストや写真・動画とともに実践的な内容を解説する.知識のアップデートとともに,日々の診療に即役に立つと考える.
 本企画の背景には,科学技術の発展に伴う,素材や手術器具などを含む医療機器の進歩や革新的技術革命がある.1本の糸をとってしても,絹糸で結紮の練習をしながら外科医として育った医師にとっては,吸収糸の登場そのものが革命的であった.その後時代とともに,縫合糸の品質は急激な進化を遂げ,術野の状況に応じて多様な吸収糸の使い分けが可能となった.さらに,パワーソースの進化は,縫合糸の進歩とともに腹腔鏡やロボット支援下のいわゆる低侵襲手術の発展に直結している.医療技術の進化による患者への恩恵は計り知れない.また,より安全な医療技術としてのIVH挿入キットの進化,IVHポートやPICCの進化は,外来での化学療法を可能とし,担がん患者のQOL改善に多大なる役割を果たしている.麻酔関連の話題は,万が一過失があると訴訟につながる重要な部分である.そのため,特に自施設で産婦人科医師が麻酔を行っている場合は,安全な麻酔についての学びの機会になれば幸甚である.
 また,各疾患・術式においては,子宮筋腫・子宮腺筋症・卵巣囊腫や骨盤臓器脱に対するvNOTESといった比較的新しい低侵襲手術など幅広く解説している.
 本書でもう一度基本に立ち返りつつ,効率的に手術関連の技術の進歩を享受していただけることを期待して止まない.

「産科と婦人科」編集委員会
横浜市立大学医学部産婦人科学教室 宮城 悦子
帝京大学ちば総合医療センター産婦人科 五十嵐敏雄
東海大学医学部専門診療学系産婦人科 石本 人士
東京科学大学大学院医歯学総合研究科茨城県地域産科婦人科学講座 寺内 公一
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