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小児科診療

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2021年 Vol.84 No.7 2021-06-11

小児栄養 UP to DATE

定価:3,080円(本体価格2,800円+税)

冊 

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掲載論文

序 文  /原 光彦・位田 忍 


Ⅰ.総 論
成長・発達と栄養  /位田 忍 
日本人の食事摂取基準(2020年版)における小児の基準値  /吉池信男 
小児の栄養状態の評価法とNST  /惠谷ゆり 
胎児の栄養  /東海林宏道 
新生児期から乳児期の栄養,母乳栄養の有用性について  /水野克己 
離乳食のすすめ方-「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版)をもとに-  /堤 ちはる 

Ⅱ.小児栄養に関する最近の話題
子どもの貧困と栄養  /石田裕美 
子どもの疾患と腸内細菌叢  /山本陽子・他 
子どもの経腸栄養・静脈栄養  /曹 英樹 
災害時の子どもの栄養  /濱田真里・他 
世界の子どもたちの栄養障害-COVID-19パンデミック期の子どもの栄養-  /原 光彦 
小児専門管理栄養士制度の実現を目指して  /塚田定信・他 

Ⅲ.症候・疾患と栄養
乳幼児期の体重増加不良  /瀧谷公隆 
肥満・やせ  /花木啓一 
高血圧・脂質異常症  /菊池 透 
食物アレルギー  /伊藤節子 
炎症性腸疾患  /内田恵一・他 
てんかん  /倉橋宏和 
ビタミンD欠乏症  /川井正信 
貧 血  /橘 真紀子・他 

症例報告
小腸小腸型腸重積症により壊死腸管切除を要したPeutz-Jeghers症候群の1小児例  /山口 亮・他 

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ねらい

原 光彦  東京家政学院大学人間栄養学部人間栄養学科
位田 忍  大阪母子医療センター臨床検査科


 小児科医は,命が宿ってから成人に至るまでのライフステージにおける,子どもたちの健やかな成長支援,健康の維持増進,各種疾病の治療のために日夜働いている.さらに,小児科医は様々な社会問題に対する子どもの代弁者としての働きも期待されている.
 小児は,成長発達の過程にあることが成人とは異なる最大の特徴であり,健やかな成長発達のためには,適切な栄養が欠かせない.そして,小児栄養問題は,栄養欠乏症対策が重視されていた時代から栄養過剰症対策の必要性が論じられる時代を経て,最近は,一見すると正常に発育しているかに見える子どもたちのなかの,潜在性の栄養の偏りが問題となってきている(triple burden of malnutrition).
 食の問題は,自然災害や社会経済上の問題の影響を強く受けることが知られている.現在,世界的な気候変動による自然災害が多発しているうえに,新型コロナウイルス感染症(COVID?19)のパンデミックによって,子どもたちにとって適切な栄養を含む食物の調達が難しくなっており,この状況はしばらく続くものと予測されている.
 このたび,小児科診療の特別企画として,小児栄養が取り上げられたことは,実に,時宜にかなった企画であり,UP to Dateの名にふさわしい内容となるよう,それぞれの領域でご活躍中の著名な先生に執筆していただいた.
 わが国の小児栄養に関する教科書的な書籍として,日本小児栄養消化器肝臓病学会(編)「小児臨床栄養学?改定第2版」が発刊されており,小児栄養に関する包括的な内容を扱っている.一方で今回の企画では,I.総論,II.小児栄養に関する最近の話題,III.症候・疾患と栄養の三部構成として,このたび新しくなった,「日本人の食事摂取基準2020年版」や,「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」の解説や,災害やCOVID?19感染症,貧困と子どもの栄養の関係についての解説,新たに動き出そうとしている,「小児専門管理栄養士制度」の現状に加えて,日常臨床で遭遇しやすい,肥満,やせ,貧血,食物アレルギー,ビタミンD欠乏症などの疾患に関する解説などで構成されており,すべての小児科医や小児医療にかかわる,栄養士・管理栄養士,看護師,養護教員などに役立つ内容が満載である.
 本書が,小児にかかわる様々な職種の皆さんにとって,小児の栄養問題に対する知識の整理や子どもたちの栄養問題の解決のために,少しでもお役に立てば望外の喜びである.

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2024年 Vol.87
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No.1 特集/小児疾患におけるアフェレシス
2023年 Vol.86
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No.5 特集/乳幼児健診実践ガイド
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No.2 特集/新ガイドラインの理解を深める 新生児マススクリーニング
No.1 特集/学童期の神経疾患のファーストタッチから専門診療へ
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No.増刊号 特集/症候・疾患からみる小児の検査
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